確定拠出年金

確定拠出年金iDeco「元本保証」のリスクとおすすめ商品

投稿日:21/09/2017 更新日:

確定拠出年金iDeco「元本保証」のリスクとおすすめ商品個人型確定拠出年金iDecoで「元本保証」商品を選ぼうとしている人!必見!

何を選べばよいかわからないから、とりあえず「定期預金」を選んでいませんか?

今回は、個人型確定拠出年金iDecoで「元本保証」を選ぶ際のリスクと、「リスクを取りたくない(投資したくない)」人へのおすすめ商品を紹介します。

約50%が「元本保証」商品を選んでいるけれど・・・

企業年金連合会の「確定拠出年金統計資料(運営管理機関連絡協議会提供)」からのデータです。

預貯金や、保険等のいわゆる「元本保証」商品を選ぶ人は約55%にもなります。

2人に1人が、元本保証型商品を選んでいることになります。

「自分で商品を選びましょう!」と言われても困惑するだけで、結局「投資するのは怖いから」元本保証を選んでいる人がほとんどでしょう。

でも、本当に「元本保証」を選んでおけば、損しないのでしょうか?

確定拠出年金iDeco「元本保証」のリスク

「元本保証」商品にもリスクがあります。

月額167円の運用管理費分、元本は減っていく

どこの証券会社や銀行で個人型確定拠出年金iDecoを運用しても、毎月最低限の運用管理費は差し引かれます。

国民年金基金連合会(1)103円
事務委託先金融機関(資産管理サービス信託銀行)(2)64円
——————————————————————–
(1)+(2)合計 167円

毎月合計167円の運用管理費として差し引かれることになります。

ということは毎月167円以上の利益を出さない商品の場合は、結果的に「元本は減っていく」ことになるのです。

定期預金の0.02%の利率や、生命保険の0.005%の利率では必ず元本が減ることを覚悟する必要があります。

定期預金は銀行が破綻すれば、1000万円までしか保証されない

例えば楽天証券が、元本保証型の商品として扱っている「みずほDC定期預金」は「みずほ銀行」の定期預金です。

もし、みずほ銀行が破綻した場合は、個人型確定拠出年金の商品であっても1000万までしか保証されません。

注意してほしいのは、すでに「みずほ銀行の口座に1000万預金している場合」は個人型確定拠出年金での積立分は破綻した時には保証されないということ。

定期預金を選ぶ際には、その商品を出している銀行に「1000万以上の積立にならないか」確認しておきましょう!

特にみずほ銀行や三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行等の、大手銀行が出している確定拠出年金用の定期預金を選んでいる人は注意を!
実生活で使っている銀行口座で1000万以上預けていると非常にリスクが高いですよ!

年金だから大丈夫・・・と安心していると、実際は「投資信託よりもリスクが高かった」ことにもなりかねません。

保険商品は保険会社がが破綻すれば、元本は保証されない

保険商品も同様のことがいえます。

「元本保証」であるはずの保険商品も、保険会社が倒産した場合は元本は保証されません。

他の保険と同じように、積立金の何割か(保険会社、商品ごとによって違います)しか保証されることはないのです。

倒産リスクという意味では、その企業に投資する「株」と同じようにリスクが有ることを知っておいてください。

保険商品は、途中解約は元本保証されない

保険商品は5年、20年など契約期間が決まっています。

途中で他の商品に乗り換える(スイッチングと言います)場合は、元本は保証されないのです。

「元本保証」のリスクを理解した上で選びましょう!

とはいえ、働いている人には「節税効果」がある分、元本保証商品でも十分得が出来る制度が個人型確定拠出年金iDecoです。

リスクが有ることも承知で元本保証商品を選択することは、悪い選択ではありません。

特に50代の方なら、商品で利益を出すことを諦めて、「節税」だけのために利用するのもおすすめです。
50代が確定拠出年金iDeco(イデコ)加入する時の注意点3つとおすすめ運用法参照)

ただ、「元本保証にもリスクがある」のですから、「リスクが怖い」という考え方を少し変えてみませんか?

リスクは最小限にしたい人には、国内債券投資信託がおすすめ!

「株のようなリスクは取りたくないけど、増えないのも嫌」ならば、低リスクの「国内債券(インデックス型)投資信託」をお勧めします。

「国内債券(インデックス型)投資信託」なら、その80%は国債に投資する投資信託です。

国債というのは「日本国が発行する債券」のことで、簡単に言えば「国にお金を貸して、利子をもらう」権利です。

国内債券(インデックス型)投資信託をすすめる理由

  • 日本という国が相手なので、破綻リスクは銀行や保険会社よりも少ない
  • 運用で損する可能性はあるが、「株」に投資する投資信託よりもリスクは少ない
  • 定期預金よりは増える可能性がある
  • 途中で解約(スイッチング)が可能

リクスを最小限に、個人型確定拠出年金で運用したい人に「国内債券投資信託」はピッタリの商品だといえます。
(どの商品が良いかは、個人型確定拠出年金(iDeco)の運用おすすめ商品【2017年】の国内債券から選ぼう!)

「元本保証」という言葉に惑わされず、商品のリスクをきちんと理解した上で選びましょう!

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