インデックス投資

資産配分はどうする?投資初心者が気をつけること(バランス型投信は万能ではない)

投稿日:01/04/2017 更新日:

資産配分はどうする?投資初心者が気をつけること
投資初心者はバランス投信が万能だと思いがちです。

分散投資という意味では優れていますが、リスクを考えて投資することが大切。

今回は初心者がインデックス投資を始める際の資産配分で気をつけることをお話します。

資産配分とは

インデックス投資

インデックス投資の基本としてまず「生活防衛資金を準備する」こと、
インデックス投資を始める前に生活防衛資金が必要な理由参照)

リスクを軽くするために「分散投資」を行うことの重要性を言ってきました。
インデックス投資に分散投資が大事な理由参照)

ですから、このブログを読んで投資を始めた方の資産は、「預貯金(生活防衛資金)」と「株式(インデックス投資信託)」の2つには最低限資産が配分されているはずですね。

他にもREITとよばれる不動産、外貨等の金融商品がありますが、マネーセンス倶楽部では投資初心者を対象にお話していますので省きます。

あとは債券を組み込むか・・・ぐらいでしょうか。
これは個人の考え方次第なので、入れても入れなくてもいいと思います。

ゼニー簿は以前は個人向け国債にも分散させていました。
しかし現在は低金利のため、現在は債券をポートフォリオから外しています。

(詳しくは、「インデックス投資に分散投資が大事な理由・商品の分散」)

 

インデックス投資信託にも3つ種類(アセットクラス)がある

アセットクラスとは・・・

同じようなリターンやリスクの特性を持つ投資対象となる資産のグループ。

地域の分散インデックス投資信託は「株式」に投資します。
簡単なのに知られていないお金の増やし方(インデックス投資とは)

そして、インデックス投資信託は大きく分けて下記3つ種類(アセットクラス)があります。

この3つ種類の割合をどうするかでポートフォリオに違いがでて、リターンやリスクのも違いがでてくるのです。

先進国株式クラス

日本を除いたアメリカやイギリス、ドイツなど先進国と呼ばれる国々に投資するものです。

殆どの先進国クラスのインデックス投資信託は「MSCI コクサイ インデックス」を基準にしています。先進国の株の比率順ににそれぞれの国で上場している株式の85%以上を組み入れているので、「MSCI コクサイ インデックス」を基準としていれば先進国の株式の比率のまま分散して投資することができるのです。

日本国内株式クラス

日本国内の株式に投資するもので、日経平均(225銘柄)に連動するインデックス投資信託とTOPIX(東証一部の全銘柄約1,700銘柄)に連動するインデックス投資信託があります。

日本国内株式の場合、銘柄数が多いTOPIX連動インデックス投資信託のほうが「分散投資」という意味でオススメです。

 

新興国株式クラス

中国や、マレーシア、フィリピンなど新興国と呼ばれる国々に投資するものです。

「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」を基準にしているものが多く、新興国23ヵ国の株式で構成されています。
期待リターンも大きいがリスクも大きいのでポートフォリオの割合には注意です。

投資初心者はリスクを考えて資産配分を

3つのインデックス投資信託はそれそれ想定リターンとリスクが違います。

期待リターンリスク
国内株6.0018.04
先進国株6.0019.51
新興国株8.0026.99
国内債券1.002.00
外国債券1.0010.00

楽天証券(山﨑元「本音の投資教室」)より抜粋

これから分かることは以下です。

  • 新興国株はリスクが高い
  • 外国債券はリターンが少しなのにリスクが高い

リスクが高すぎるものに資産の割合を高くすると良くないので、インデックス投資といっても「新興国株」のインデックス投資信託の割合は注意して下さい。

また、外国債券はリターンの割にリスクが高いのでゼニー簿はおすすめしません。

バランス型投資信託は、資産配分を確認しよう!

投資信託には、株式や債券、REIT等を組み合わせて決まった資産配分をしている「バランス型」と呼ばれるものがあります。

これらのバランス型投資信託は、「分散投資ができている」という意味ではいい投資信託になりますが、その資産配分の割合は様々です。

新興国株式や新興国債券の割合が高すぎたりする投資信託もあるので注意が必要です。

初心者は「プロが分散投資してくれているのだから安心・・・」と、バランス型が安心なように考える人が多いようですが、リスクの許容範囲は個人によって違います。
Aさんに合うからと言って、Bさんにも合うわけではありません。

どのような種類にどの割合で投資された投資信託なのかをきちんと確認しましょう。

 

インデックス投資家なら外国株インデックスには投資すべし

リスク範囲によって、資産配分をどうするかは個人によって違います。

しかし、あえてインデックス投資家としてアセットアロケーションを考えるなら、
分散投資という基本から「外国株インデックス投資信託」をメインにして購入すべきです。

(分散投資の大切さは、インデックス投資に分散投資が大事な理由・商品の分散参照)

インデックス投資家のアセットアロケーション

「外国株インデックス投資信託」をリスク資産のメインに据えておけば、国内株(新興国株も)の比率はご自由に!とアドバイスさせて頂きます。

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執筆者:


  1. めい より:

    最近、ブログを見つけて読んでます。参考になります。インデックスの積み立てを始めてみたいと思っているのですが、収入を考えると沢山は買えません。ニッセイ インデックスバランスファンド(4資産均等型)というのが、全てが含まれていて一本で良いかと思ったのですが、浅はかでしょうか。10年は続けたいと思ってます。

    • ゼニー簿 より:

      めい様

      お返事遅れました。
      「ニッセイ インデックスバランスファンド(4資産均等型)」がいいのか、悪いのかは人によって違います。

      以前も同じような質問があったのですが、(SBI証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)口座が使いやすくて初心者におすすめ!のコメント欄参照)

      この投信は、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、の4つに
      【均等に】分散されています。
      分散投資という意味ではとてもいいことですし、
      信託報酬も低く抑えられた商品で
      【均等に】投資したい人にはとてもいい商品だといえます。

      ただし、この【均等に】分散させていることが良いのかどうかです。

      資産配分はどうする?投資初心者が気をつけること」の期待リターンとリスクの表をみて下さい。
      この表からわかることは、

      この表からわかることは、以下の2つのことです。

      1.新興国株はリスクが高い
      2.外国債券はリターンが少しなのにリスクが高い

      新興国株、外国債券、新興国債券に投資する割合は少なくすべきだと言えます。

      今回の投信は新興国株、新興国債券はありませんが、「外国債券」が1/4になっていますので、
      初心者が始める投信としてはリスクはそれなりにあります。

      「外国債券」の為替リスクを承知の上で選ばれるのでしたら、信託報酬も年率0.34%(税抜)と安くて良い商品ではないでしょうか。

      • めい より:

        忙しい中、すいません。
        とても分かりやすかったです。
        もっと他の商品も調べてみます。
        ありがとうございます。

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