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所得と学力は比例する!低所得の親が子供の学力向上のためにやるべき5つのこと

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所得と学力は比例する!低所得の親が子供の学力向上のためにやるべき5つのこと親の所得(収入)と子供の学力は比例するというデータがあります。

収入は増える見込みもないのでどうしようもないけれど、子供の学力がゼニー簿の収入に比例してもらっては困ります。

低所得の親でもできる「子供の学力を向上させるためにやるべきこと5つ」を紹介します。

すべてのデータは、平成25年度全国学力・学習状況調査「保護者に対する調査」のものです。

親の収入と子供の学力は比例する・・・「低所得の子どもは頭が悪い」現実

世帯収入と子供の学力との関係です。

親の収入と子供の学力が悲しいぐらいに比例しています。

200万未満の収入家庭の子供と1500万以上のこともでは20点のひらきがあります。

収入が多ければ子供にかけられる教育費も多いので仕方がない部分はあります。

でも、収入で本当にこんなに差が出るものなんですね。

ゼニー簿の収入は現在170万円ほどです。

この収入の親だと、子供の学力は平均点以下ということになります。

子供の学力が平均点になる層は、年収が「500~600万」です。

このデータを見ると、「収入が低いと平均点も取らせてやれないのか?」ということになります。

親の学歴も子供の学力に影響する

また別記事で詳しく紹介しようと思いますが、収入の他にも「父親の学齢」「母親の学歴」も影響することが分かっています。

詳しくは、親の学歴が子供の学力に影響する?低学歴でも子供の成績を上げるためにできる4つのこと

下記の表は、家庭の社会経済的背景「家庭所得、父親学歴、母親学歴」の三 つの変数を合成、下記のように4つに分けています。

  • Highest SES(親の収入と学歴が非常に良い家庭)
  • Upper middle SES(親の収入と学歴が平均以上の家庭)
  • Lower middle SES(親の収入と学歴が平均以下の家庭)
  • Lowest SES(親の収入と学歴が非常に低いの家庭)

収入と親の学歴に子供の学力が比例するということが、データ上からもハッキリ見て取れます。

親の収入と学力が高いほど、子供の点数も非常に高くなっています。

ゼニー簿の場合、一応大学は出ておりますが三流大学出身で低所得なので「Lower middle SES」といったところでしょうか。

この結果をそのまま我が家庭に当てはめると、我が子は非常にバカになる予定です。(涙

何か対策を打たなければ、子供の学力にゼニー簿の収入と学力が影響してしまうということです。

学習時間が長いほど、学力が高くなる

親の収入と学力という、子ども自身ではどうしようもないことで学力が決まってくるなんて・・・・。

では、学力を伸ばす方法はないのでしょうか?

学力を伸ばす最良の手段は、「学習時間」というデータです。

どんな環境(SES)であっても、学習時間が長いほど平均点が高くなっていることがわかります。

しかし、ここで残念に思うのは「親の収入と学歴が低い家庭の子供」は、「親の収入と学歴が非常に高い家庭の子供」が3時間以上勉強したほどの成績の延びは期待できないということです。

親の収入と学歴が良いと、子供の努力(勉強時間の長さ)は必ず報われる。

しかし、非情にも「親の収入と学力が低い子」は、努力してもそんなに伸びないということです。

それでも、やはり努力が報われることは救いではありますが。(涙

不利な環境を克服している子供の特徴

小学校入学式の準備とグッズ「親の収入と親の学力が低いと、子供の学力も低い」ということは分かりました。

でも、親の収入と親の学力が低い最悪の家庭環境でも、学力の高い子はいます。

そんな不利な環境でも、学力が高い子供は何が違うのでしょうか?

親の収入と親の学力が低くくても、頭のいい子には以下の6つの特徴がありました。

  1. 朝食等の生活習慣
    (朝食を毎日食べている、毎日同じくらいの時間に起きている・寝ている、テレビやゲームをする時間が少ない)
  2. 読書や読み聞かせ
    (親が子供に本や新聞を読むように勧めている、子供に絵本の読み聞かせをした、子供と一緒に図書館に行く)
  3. 勉強や成績に関する会話・学歴期待・学校外教育投資
    (子供と勉強や成績について話をする、親の高い学歴への期待、教育投資額が多い)
  4. 保護者自身の行動
    (授業参観や運動会など学校行事への参加)
  5. 児童生徒の学習習慣と学校規則への態度
    (家で自分で計画を立てて勉強している、宿題をしている、学校の規則を守っている等)
  6. 学校での学習指導
    (自分の考えを発表する機会が与えられている、家庭学習への課題等)

1から5までの5つは、家庭でできることばかりです。

とういうか、家庭での子供への接し方が子供の学力を左右すると言ってもいいでしょう。

3の教育投資額以外のことならお金もかかりませんので、低所得の家庭でもできるのです!

自慢ではありませんが、ゼニー簿も1から5まではほぼ満たせるように努力はしています。(もちろん、教育投資以外です。笑)

ですから、低収入で家庭環境も片親という不利な状況ですが、今のところ学校の成績は平均点以上は取れています。

親が低収入でも悲観的にならず、自分でできる範囲で子供の環境を整えていけば、子供の学力低下を防げるのです。

将来「うちが貧乏だから、俺がバカなんだ」なんて言われないためにも(笑)、家庭でできる5つのことを実践していきましょう!

それに高い塾に通わせなくても、今はオンラインで格安に勉強できる方法もたくさんありますよ。

塾代が払えない?塾が高くて無駄だと感じたら、家でオンライン学習を!

こんな親が子供の成績をあげる!親の収入や学歴の差ではなく、関わり方だった



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