中国元への両替は「中国国内の銀行」で両替するのが、一番レートがいいです。
しかし、「中国国内の銀行」の営業時間は平日9:00-17:00までで、土日や夜に両替はできません。
土日や夜に人民元に両替する場合は、ATMのキャッシングが一番レートがいいのでおすすめします。
土日や夜の両替は、クレジットカードのATMキャッシングがおすすめ
中国元のレートを比較してみました。(2017年4月30日のレートでの比較表)
土日や夜に人民元に両替する場合は、ATMでクレジットカードでのキャッシングが一番レートが良いことが分かりました。
中国元に両替する場所 | レート | 手数料込みレート |
中国銀行(中国国内の銀行) | 16.14 | 16.14 |
関西空港 両替所 | 17.47 | 17.47 |
JACCSクレジットカードの中国国内ATMキャッシング | 16.20 | 16.27 |
銀嶺カード(ショッピングのみ) | 16.54 | 16.54 |
中国国内空港の両替所 | 不明 | レートにプラス50元 |
やはり日本の空港(関空)での両替レートは極端に悪いので、日本国内での人民元の両替はやめましょう。
現地で両替できないと心配という人だけ、日本の空港(関空)で最低金額の両替をおすすめします。
注意!中国の空港内では手数料が加算される場合がある
注意してほしいのは、中国の空港内の両替所ではレートにプラスして手数料を取られる場合があるということ。
厦門空港では空港内にある両替所では、50元の両替手数料が必要だと明示されていました。
両替の金額が少ないと、日本の空港(関空)より割高なレートになってしまうということです。
約600元(約1万円)未満の両替なら、日本の空港(関空)で両替するほうが得になる計算です。
中国でのクレジットカードATMキャッシングの利用方法
厦門空港にあったATMです。
いろんな銀行のATMがありますが、クレジットカードでキャッシングする場合はATMに「クレジットカードのマークがあるか?」を確認して下さい。
クレジットカードのマークがあるATMなら、日本のクレジットカードでもキャッシングが可能です。
どのATMでも英語表示がある(日本語表示できるATMもあり)ので、困ることはないと思います。
中国語のATM操作方法について
中国のほとんどのATMは、英語表示に切り替えが可能です。
英語が得意な方は英語表示で操作をしましょう。(たまに日本語表示もあります)
英語が不得意で、「漢字」のほうが意味が分かりやすい人は中国語表示で操作しましょう。
下記は中国語表記でのATMキャッシングの操作方法です。
中国語表記でキャッシングする際に参考にして下さい。
注意!クレジットカードは金利が取られれます
土日や夜の場合、クレジットカードのATMキャッシングが一番レートが良いです。
ただし、クレジットカードのキャッシングの場合、お金を借りていることになるので「金利が発生する」というデメリットがあります。
帰国後すぐに返済するようにしましょう。
クレジットカードのATMキャッシングは、帰国後すぐに返済手続きを!
クレジットカードのATMキャッシングはレートは良いです。
しかし、クレジットカードのATMキャッシングは金利が異常に高い!のです。
JACCSカードで中国元をキャッシングした場合、年率18.00%の金利を取られていました。
帰国後返済せずに1ヶ月後の引き落としだった場合、42,120円(2600元)☓18%☓30日÷365=623円の金利を取られることになっていました。
今回キャッシングから8日後に返済をしましたので、42,120円☓18%☓9日÷365=186円の金利で済みました。
「年率18.00%の金利」なんて信じられないぐらい高い金利ですから、帰国後はすぐに返済して下さい。(※クレジットカードによって返済方法が違いますので、カード会社に問い合わせて下さい。)
でも、長期の旅行や出張などで、すぐに返済できない場合もありますよね。
そういう時は、クレジットカードでのATMキャッシングより、おすすめの方法があります。
金利なし!チャージ式クレジットカードがおすすめ
長期の旅行や出張ですぐにキャッシングの返済ができない場合、結局高い金利を払う羽目になったりします。
レートが良くても結局金利でお金を取られるなら、クレジットカードATMキャッシングする意味がない!
そこで中国旅行や出張には通常のクレジットカードではなく、チャージ式のクレジットカード「NEO MONEY 銀聯カード」をおすすめします。
海外ATM利用料として200円は取られますが、長期の旅行ですぐに返済できない場合は金利より安く済むからです。
それに、中国では店やレストランでは日本のクレジットカードは使えないので、「銀聯カード」が必要になります。
「NEO MONEY 銀聯カード」なら、中国でほとんどのお店で支払い可能な「銀聯カード」の機能があります。そして、ATMキャッシングもできるという最強のカードなのです。
中国出張・旅行では日本のクレジットカードは使えません!「銀聯カード」を持っていこう
他にも中国では、「NEO MONEY 銀聯カード」をおすすめする理由があります。
中国旅行・出張で「NEO MONEY 銀聯カード」をすすめる理由とは?
中国旅行・出張で「NEO MONEY 銀聯カード」をすすめるのには、キャッシング金利以外にも理由があります。
- すぐに届く!(3営業日後発送(土日祝除く))
- 紛失・盗難でも被害は最小限!(チャージした分しか使えないので)
- 中国のATMでキャッシング可能で、返済金利が不要(利用料200円必要)
- 事前チャージ式なので、使いすぎる心配がない
- 留学や修学旅行でもOK!13歳以上から利用可能
中国で気をつけたいことの1つに「スキミング」やスリがあります。
知らない間にクレジットカードの情報が抜かれていたり(スキミングといいます)、スリに遭うことが中国では普通にあります。(苦笑
日本は平和な安全な国ですから、ちょっと平和ボケしている日本人はカモの対象になりやすいんです。残念ながら。
事前にチャージした金額しか使えない「NEO MONEY 銀聯カード」なら、被害は最小限で済みます。
もちろん、紛失・盗難デスクは24時間連絡できるのですが、カードがないことを気づく前の被害については保証してくれません。
事前チャージ式の「NEO MONEY 銀聯カード」なら、カードがないことが気づく前の被害が最小限で済むわけです。
他の海外旅行と違って中国ではこのあたりの「安心」としても、「NEO MONEY 銀聯カード」がおすすめなんです。(※日本国内では使用できませんので、あくまで中国旅行用・中国出張用だと考えて下さい。)
「NEO MONEY 銀聯カード」の注意点
ゼニー簿が中国旅行におすすめしている「NEO MONEY 銀聯カード」ですが、いくつか注意点(デメリット)もあります。
- ATM・ショッピングご利用時に、Visa所定の為替レートに4%を乗じたレートになる
- 海外ATM手数料200円が必要
- チャージ返金の場合は、払戻し手数料500円が必要
普通のクレジットカードでキャッシングするよりレートが悪くなってしまいます。
16.20のレートなら、16.2✕1.04%=16.84 16.84のレートになります。
また、ATMキャッシング利用時に1回200円の手数料が発生してしまうのです。
ただ、中国の旅行や出張が長期ですぐに返済できないなら、返済金利を払うよりは絶対にお得です。
それに、盗難等のリスクを考えた場合、クレジットカードを安心して使うための「安心代」だと考えれば決して高くはありません。
このデメリットをどう考えるかは個人の判断になりますが、中国国内での買い物や飲食の際に「日本のクレジットカードは使えない」のです。
結局は中国へ旅行や出張に行くなら、「銀聯カード」は1枚必要になります。
多額の現金を持ち歩くリスクを考えても、中国に行くなら「銀聯カード」を持つことをおすすめします。
キャッシングは日本のクレジットカード、買い物やレストランでは「NEO MONEY 銀聯カード」という使い分けもおすすめす。