シングルマザーになって一番ありがたかったことは、親の助けでも、仕事での評価でもありません。
なんと言っても、家賃が安い団地に住めたこと!デス。
衣食住の中で一番お金がかかる家賃の負担が減ったことで、めちゃめちゃ楽になりました。
シングルマザーになって一番ありがたかったことは?
30代後半でシングルマザーになり、安定した生活と職を手放さざる得ませんでした。
1から新しい生活基盤をつくっていくのにありがたかったのは、親や姉妹からの助け、今までのキャリア!とかって言えればカッコいいんですが・・・。
実際問題として一番助かったのは「公営住宅の家賃の安さ」でした。(爆
もちろん、親や妹が職探しの際に子供を預かってくれたことはとってもありがたかったですよ。
キャリアだって、全てが無駄だったとはいいません。
ただ、年齢と子持ちというハンデに勝てなかっただけ。(涙
衣食住の「住」が一番高い
生活は、衣食住の3つが基本です。
「衣」では、西松屋、ヒラキ、ユニクロなど安く衣料品が手に入る時代ですから、困ることはありません。
「食」も外食せずに家で家族3人食べていれば、驚くような金額になることはありません。
でも、問題は「住」の部分です。
親子3人で住むぐらいの広さで、大阪ぐらいのある程度の都会では尚更高い・・・。
結局、生活費の大きな部分を占めるのが家賃になってきます。
だから、実家に出戻るしかない人もいるんですよね。
もし、安い家賃の物件に住むことができれば、生活はめちゃめちゃ楽になります。
だからこそ、シングルマザーには格安で住むことができる団地に住んで欲しい!
家賃が安い物件、それは公営住宅だ!
「家賃が安い物件は?」と聞くと、最近なら「事故物件」が有名でしょうか。
(事故物件:何らかの原因で前居住者が死亡した経歴のある物件)
もちろん、霊を感じないなら事故物件もおすすめです。(笑
まぁ、普通ならシングルマザー以外でも嫌がるとは思うので、事故物件以外の格安物件を紹介しましょう!
はい! それは、「公営住宅(公営団地)」です。
公営団地というのは、各地方自治体が住宅に困っている低所得者のために供給しており、家賃が安い公営の住宅です。
お金儲けのために貸す民間の賃貸物件と違い、利益ではなく「福祉」のために貸してくれるので家賃は本当に安い!
民間の賃貸物件と比べると、半額ほどの家賃で住めることもあります。(もちろん、場所や築年数によって違います)
それに、所得が低い場合は申請すれば減免してくれる制度もあるんですよ。
そう。
さらに、家賃を下げてもらえるんです。
収入が低いシングルマザーには、本当におすすめの住宅なんです。
デメリットもあるけど、家賃の安さには勝てないぞ
もちろん、公営住宅にはデメリットもあります。
たとえば、自治会に必ず入らないといけなかったり(管理費がかからない分、自分たちの労力で解決する必要がある)、住宅設備を自分で用意しないといけなかったり、ちょっとDQNな人が住んでいたり。
もちろん、子供の教育環境のことは考えればベストな選択肢ではないでしょう。
詳しくは、格安団地移住マニュアル
民間住宅が一定以上の収入を求めるのに対して、公営住宅は収入を一定以下の人に限定しているのですから、こういったデメリットが出てくるのは当然。
しかし、デメリットを考慮しても、家賃の安さには敵わないというのが実感です。
子供のためにも教育環境より、まず家庭の経済的安定が一番だと思いますしね。
シングルマザーは家賃激安団地でラクになる
ゼニー簿は別居するために大阪に戻り、30代後半で仕事探しをせざる得ませんでした。
当然のことながら、いくら今までの仕事の経験があったって、30代後半のしかも残業のできない子連れの女がいい条件の仕事を地方都市で見つけられるわけはなく・・・。
収入は手取りで22万(ボーナスなし)の低収入家庭でした。
それでもなんとか投資で資産を増やしていけたのは節約、特に家賃の節約の効果が大きかったからです。
民間でなら約8万ぐらいの家を、3万円台で借りれるわけですから、単純に5万円の節約が毎月できることになります。
ということは、27万の手取りのサラリーマンと22万の低収入シングルマザーが対等の経済状態になれるのと同じこと!
40代から公営団地に住んで5万円節約できたとして、80歳まで住み続ければ・・・
月5万☓12ヶ月☓40年=2400万!ですよ!!!
投資よりも確実に資産が増えますから!!
(それを投資に回せば、もっと資産が増えますから!!)
もちろん、申込みが必要だし、物件によってはなかなか当たらなかったりしますが、それでも大阪府営住宅なら毎年6回のチャンスはあります。(募集回数は住んでる都道府県によってちがいます)
シングルマザーのための募集枠もありますし、一般の人より当たる確率は高いです。
公営住宅に住むことにあまりいいイメージがないかもしれませんが、シングルマザーが確実に資産を増やす方法だ!と実感しています。
今のFIRE生活が安定して送れているのも、家賃の安い公営住宅に住んでいるおかげですから。
家賃削減はシングルマザーの生活を楽に乗り切る方法ですよ!
シングルマザーの年金の少なさもカバーしてくれる!
誰でも老後に必要なお金は年金以外にも準備する必要がある時代です。
ただ、低収入のシングルマザーではそもそも年金が少ないんですよね。(涙
ゼニー簿の場合、ねんきんネットで年金見込額を試算してみると、65歳で月額約10万円、70歳まで繰り下げても約15万でした。(苦笑
(※70歳まで繰下げると最大42%の増額になります)
たぶん、子育てなどで一度仕事を離れたことのあるシングルマザーなら同じような年金額ではないでしょうか。(※ねんきんネット要確認!)
ゼニー簿は最近まで親子3人で月15万生活を送っていましたので、70歳まで年金を繰り下げればなんとかやっていけるかもしれません。
ただ、この月15万生活はこの激安家賃の今の団地に住んでいるからできることです。
そう考えると、「シングルマザーの年金が少ない」という不安も公営団地に住むことでカバーしてもらえます。
あなたは年金だけで老後は生活できますか?
家賃の安い団地に住めば、今の生活安定や資産増加だけではなく、老後の不安も解消できますよ!
見栄なんて捨てて、低所得者向けの社会制度はどんどん利用させてもらいましょう。