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巨大化したひふみ投信の今後は? 運用方針変更で生まれたリスクとは

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テレビで「4年で2倍」になったと話題になり、人気化した「ひふみ投信」。

「ひふみ投信」の現在の純資産は1400億円を超える人気ファンドになっています。

しかし、購入する人が増えたことで巨大化した「ひふみ投信」は、初期に謳っていた運用方針を変更せざる得なくなっています。

運用方針が変わったことで、ひふみ投信のリスクも変化していると肝に銘じておきましょう。

ひふみ投信の元来の運用方針「成長企業の発掘」

ひふみ投信のもともとの運用方針は、「成長企業の発掘」でした。

藤野さん独自の視点から、成長を遂げる企業を発掘することを謳っていました。

独自の視点として、下記の例が挙げられていました。

  • スリッパに履き替える企業はダメ
  • 極端に美人の受付嬢がいる会社はダメ
  • 社員全員に体操をさせる会社はダメ
  • 優秀な経営者は細かい(メモ魔)

他にも色々と独自の視点があるようで、本も出されています。

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カンブリア宮殿でも、驚異的な運用実績をたたき出す秘密は、「無名会社」への投資にあると紹介されていました。

藤野さんは、年間100社以上自ら全国行脚し、将来の成長を期待できる中小企業を発掘して投資を行い利益を出している。

そして、その投資先の例として、富山の田んぼの真ん中にある薬箱の印刷会社、秋田の田舎にあるすごい研磨技術を持つ自動車塗装会社、広島の革新的な豆腐屋さんも挙げられていました。

投資する側のものとしては、藤野さんの独自視点が正解か不正解が問題ではありません。

  • ひふみ投信は「実際に企業に出向き、経営者に会って、成長性を確認している」安心感
  • そして、その企業が実際に成長している結果

運用方針が安心材料であり、素人投資家が飛びついた1つの要因だったのですが・・・・。

ひふみ投信購入者が急増

2017216日にカンブリア宮殿で ひふみ投信が紹介されたことで一気に注目をあびて、純資産額は増え続けています。

純資産総額のグラフを見ても、テレビで紹介された当りから急に伸びていることが分かります。

400億ぐらいだった純資産が1年ほどで一気に3倍に膨れ上がっています。

資産が増えた分、今までの3倍は「成長企業を発掘」しなければいけなくなります。

年間100社以上自ら全国行脚しているぐらいでは、追いつかない資産額です。

1400億円もの資産を投資できるような「無名会社」を発掘するのは、正直無理があります。

ひふみ投信は、運用方針が変わってきた

人気が出てファンドが巨大化したことで、ひふみ投信は当初掲げていた運用方針のままでは運用できなくなってきています。

当初は「成長する無名の中小企業を発掘」することが運用方針だったはずです。

しかし、現在の運用先は約4割は大型株となっています。

東証1部上場企業のような誰でも知っている企業の株に40%が運用されているのです。

しかも、「実際に企業に出向き、経営者に会って」見極めると謳っていたにもかかわらず、投資銘柄をみると実際は違うことが分かります。

1位amazon、3位VISA、4位マイクロソフトになっています。

もうすでに日本の成長企業でもなく、無名でもなく、「世界の名だたる企業」が上位に組み入れられる投資信託になっているのです。

もちろん、これらの世界的企業の成長は著しいです。

でも、その成長のすごさは、ゼニー簿でも分かります。

誰もが知っていることであり、ひふみ投信が「発掘した」とは言えませんよね。

それに、絶対にamazonやマイクロソフトへ出向いて「実際に経営者に会って」ないですよね。(苦笑

ひふみ投信は世界経済に左右される投資信託に

現在のひふみ投信は、日本の大型株、アメリカの大型株に左右される投資信託になっているということです。

約4割が誰もが知っている大型株に投資しているのですから、もう企業の成長性ではなく、世界経済の成長性に乗っかっていると言えるのです。

これから、ひふみ投信を購入する人はそのリスクを受け入れなければいけません。

ひふみ投信「だけ」が高いパフォーマンスを挙げられる可能性は、資産額が増えれば増えるほど低くなってくるという関係性があるということです。

TATERU 大塚家具 藤野さんの見る目は100%ではない

また、ひふみ投信は、東証1部上場の不動産会社TATERUや、以前は大塚家具にも投資していました。

TATERUは融資資料を改ざんする不正が分かり株価が急落していますし、大塚家具は身売りするような経営状態に陥っています。

藤野さんの独自視点も、「神の目」ではないということです。

経済停滞で解約が続出したら?

そして、個人的に心配なのは「ひふみ投信を購入している人たちの質」です。

最近は株価が伸び悩んでいるというか、下げているので、ひふみ投信も「マイナス」の報告が多く、ツイッターでも荒れているようです。

投資はもっと長い目で見る必要があるのですが、素人投資家がひふみ投信を購入している分、暴落したときには「一気に解約」という危険をはらんでいます。

ひふみ投信購入者が一気に解約に走れば、日本の株価全体を更に下げることにもなりかねません。

当然、解約が増えれば、ひふみ投信自体も一気に下げていくことになります。

大きく巨大化しすぎたひふみ投信は、今までと違うリスクが生まれてきたことを肝に銘じておく必要があるでしょう。

投資は自己責任ですよ。











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