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シングルマザーの子が大学院進学なら奨学金はアリ!

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大学生は日本学生支援機構から奨学金を借りても免除制度はありません。

でも、大学院生なら成績優秀なら奨学金(第一種奨学金)の免除制度があるんですよ。

対象になるかはさておき、とりあえず借りておくという手もありますよ。

院生は奨学金返還免除制度がある

日本学生支援機構の大学院(修士・博士課程)対象の第一種奨学金は、返還を免除する制度があります。

特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。

「特に優れた業績」というのがポイントなのですが、各大学が具体的な評価項目を設定することになっているので大学によって多少基準が違うようです。(詳しい基準は各大学の事務に聞いて下さい)

学校の成績や学位論文その他の研究論文の内容等が評価の対象になるようです。

第一種奨学金(無利子)は誰でも借りられるわけではありません
本人の学力、家庭の所得制限などの条件があります

詳しいことは日本学生支援機構のサイト

約30%の大学院生が奨学金返還免除に

令和4年度中に大学院第一種奨学金の貸与が終了した21,183名のうち、各大学から特に優れた業績を挙げた返還免除候補者として推薦のあった6,838名について、学識経験者からなる業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て、返還免除者6,626名を認定しました。

日本学生支援機構のデータより

上記のデータを見ても分かるように第一種奨学金を借りた大学院生の30%が全額免除または一部免除の対象になっています。

修士課程場合18,450人中の全額免除が1,261人で約7%、半額返還免除者数が4,274人で約23%です。

全額免除は難しいかもしれませんが、半額返還免除なら十分可能性はあると思います。

研究をしっかりやって学会発表を積極的にしていれば免除の対象になる可能性は高いと言えます。(まぁ、いうても大変なんですが)

研究室の教授や先輩、学校の事務方にいろいろとアドバイスをもらっていれば道は開けると思います。

ゼニー簿が働いていた大学でも何人か対象になっていましたから。

院生対象「授業料後払い制度」が新設

とはいえ全員が返還免除にはなりません。

ただ、2024(令和6)年度から国による大学院修士課程(修士課程・博士前期課程)を対象とした「授業料後払い制度」が導入されました。

もちろん無利子です。

名前の通り「後払い」なので免除されるわけではなく、就職後に返還の義務があるので要注意ですが返還免除対象者になれなくても、とりあえずこれに申し込んでおけば大学院進学を諦めずに済みます。

この制度を申請後、返還免除対象者になった場合は返還免除額を差し引いた金額が後払いの対象になります。

貸して貰える金額(無利子)

  1. 授業料(上限額:年776,000円)
    直接学校へ振り込み
  2. 生活費奨学金
    希望者のみ月額20,000円又は40,000円(選択可)を貸与
    必ず借りる必要はありませんが、生活費奨学金だけを借りるということはできません。

シングルマザーの子が大学院進学なら奨学金はあり!

大学までは学費が準備できても、大学院までとなると経済的にしんどい家庭もあると思います。

しかし、ある程度の偏差値のある大学の場合、理系はほぼ100%が大学院に進学します。

ゼニー簿が以前働いていた大学工学部某学科では40名中39名は大学院へ進学しており、大学院修士課程までは進学するのが当然という雰囲気でした。

就職も修士課程まですすめばほぼ大学から推薦で決まりますが、大学を出て就職する場合は自力で就職活動をしなければいけませんでした。

(すべての大学生が大学院に進むことが良しとはいえません。文系の場合は就職が逆に難しくなる可能性が高いですし、理系でも偏差値の高くない大学ではあまり意味がいないです)

大学院進学は経済的な理由で諦めずに済む制度が上記のように揃っていますので、一度大学の事務に聞いてみましょう。

とりあえず借りておいて、返還免除対象外ならすぐに返還でも

ゼニー簿は基本的には子どもに借金を背負わせることになる奨学金を借りることは反対です。(大学は特に)

しかし、大学院なら返還しなくていい可能性は約30%と高い。

第一種奨学金は無利子ですからとりあえず借りておいてその分は貯めておき、返還対象者になれなければ卒院後すぐに返還するという手もあります。

返さなくていいなら、そのお金を子どもの資産として渡せばいいわけですし。(あったら使ってしまうような人はやめといたほうがいいでしょうが)

シングルマザーのお子さんで大学院進学を考えているなら、奨学金を借りることについて前向きに検討すべきかと思います。
(もちろん奨学金は子どもの借金になりますのでよく考えてください。)

戦略的に借りるという手もあるということで情報共有です。

※「授業料後払い制度」については読者さんから情報いただきました。ありがとうございました。



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