
2021年3月からは、健康保険証として使えるようになるマイナンバーカード。
マイナポイントももらえるし、申請するなら今がベストでしょう。
しかし、子供のマイナンバーカードが必要かは迷うところですね。
そんな場合は、子供の年齢で決めてはどうでしょうか?
マイナンバーカードのメリットは?
正直、マイナンバーカードなんてメリットがないと申請する気にはなれませんよね。
ゼニー簿もマイナンバーカードはずっと無視していました。
運転免許書もあるし、マイナンバーは「通知カード」があれば十分でした。
しかし、5月25日に「通知カード」が廃止され、“マイナンバーを証明する書類”として使えなくなりました。
そのため、マイナンバーを持つメリットのほうが大きくなったのです。
- “マイナンバーを証明する書類”として使える(「通知カード」が使えなくなった)
- 今、申請すればマイナポイントがもらえる
- 健康保険証として使える(2021年3月~)
- コンビニで各種証明書が発行できる
- 身分証明書として使える(←運転免許書があればメリットは薄い)
大人の場合は、証券口座開設、e-taxの申請時、転職等で、マイナンバーカードが必要になる機会がこれから増えていくでしょう。
そして、健康保険証としても使えるようになれば利便性も高くなります。
そう考えれば、今ならマイナポイントも貰えるし、カードを持つなら今がベストかな・・・ということで、ゼニー簿はマイナンバーカードを申請しました。(マイナポイント申請も終わりました!)
子供がマイナンバーカードをもつメリットは?

しかし、問題は子供のマイナンバーカードが必要なのかということです。
大人の場合、マイナンバーカードが必要になる機会が増えてメリットが大きいように感じますが、子供の場合はどうでしょうか。
調べてみると、「子供」と言っても15歳未満か、15歳以上かによってメリットが違うようです。
高校生(15歳)以上の子供のマイナンバーカードのメリット
1.アルバイトを始めるときに提出が必要
労働基準法では「満十五歳に達した日以後の最初の4月(=高校生)から」アルバイトができるようになります。
実際に高校生になるとバイトを始める子が出てきますよね。
そんなアルバイトを始める際に、マイナンバーの提出が必要になります。
「通知カード」が廃止されたことで、今後はマイナンバーカードの提出が求められることを考えると、高校生以上の子供ならマイナンバーカードを持つメリットは大きくなるでしょう。
2.奨学金申請で必要
給付型、貸与型に関わらず、奨学金申請にマイナンバーを提出する必要があります。
(※同様に、親のマイナンバーも提出が必要)
親と子供両方の所得額を把握して、審査を行うためです。(特に給付型は所得制限があります)
今までは「通知カード」のコピーでOKでしたが、「通知カード」が廃止されたことで、今後はマイナンバーカードの提出が求められることになるでしょう。
そう考えると、大学進学を考えている高校生ならマイナンバーカードを申請しておいて損はありません。
今なら、マイナポイントもつきますから。
3.マイナポイントがもらえる
高校生(15歳)以上なら、バイトや奨学金でマイナンバーカードが必要になることが多くなるでしょう。
必要になって慌てて申請するぐらいなら、マイナポイントがもらえるこの時期に申請しておくのがベストではないでしょうか。
4.身分証として使える
最近の子供達は、車に興味のない世代です。
まぁ、興味があっても車は維持費も高いですし、免許を持つメリットがあまりありませんよね。
そうなると、身分証としてのマイナンバーカードの必要性が出てくるのではないでしょうか。
5.健康保険証として使える
2021年からマイナンバーカードが保険証としても使えるようになります。
マイナンバーカードを持つ予定があるなら、大きなメリットになりますよね。
6.コンビニで各種証明書が発行可能
親が世帯主になっている子供の場合は、親のマイナンバーカードで住民票等は発行できます。
そのため、大きなメリットにはなりませんが、一応便利です。
中学生以下(15歳未満)子供のマイナンバーカードのメリット

中学生以下(15歳未満)の子供がマイナンバーカードを持つメリットはあまり多くはありません。
アルバイトもできないので、マイナンバーの提出機会が極めて少ないんです。
それに、子供の場合は親の世帯に入ってるので住民票などは親のマイナンバーカードでコンビニで発行すればいいということもあります。
そうなると、一番のメリットは身分証として使うぐらいでしょうか。
しかし、実際にゼニー簿の子供が身分証が必要になったのは、英検の受験時ぐらいでした(その時はパスポートを使いました)ので、「絶対に必要!」というわけではないんですよね。
考えられるメリットは、メリットの大きい順に下記のようになります。
- 身分証明書として使える
- 今、申請すればマイナポイントがもらえる
- 健康保険証として使える(2021年3月~)
- コンビニで各種証明書が発行できる(←親が発行できるのでメリット薄い
- “マイナンバーを証明する書類”として使える(←メリット薄い
ただし、マイナポイントがもらえる期間は限定的なので、もうすぐ高校生になるならこの機会に申請しておくのもいいかもしれません。
子供がマイナンバーカードを持つデメリット
子供がマイナンバーカードを持つデメリットは、下記のようになります。
- 子供本人と親が役所に受け取りに行かなくてはならない(15歳未満の場合)
- カードの有効期限が5年(大人は10年)
- カードの紛失リスク(大人も同様)
- 暗証番号の管理(大人も同様)
カードの紛失リスクや暗証番号の管理の問題は大人も同じですね。
ただ、成長が著しい子供はカードの有効期限が5年と短く、15歳未満の子供は親も同伴でカードを受け取りに行く必要があります。
高校生以上ならマイナンバーカードのメリットも多い

子供のマイナンバーカード申請をどうするか迷っているなら、子供の年齢で決めてはどうでしょうか。
15歳以上の高校生なら、マイナンバーカードが必要な機会も増えてきます。
子供が高校生以上の場合は、メリットも大きいのでマイナポイントをもらえるこの時期に申請しておけばいいのではないでしょうか。
(中学生は微妙なラインですね・・・。)
小学生以下の子供の場合はマイナンバーカードの必要性があまりありませんので、メリットとデメリットを天秤にかけて判断しましょう。
ゼニー簿の長女は現在中学生(来年高校生)なので、この機会にマイナンバーカードを申請してもいいかな・・と思っています。
ポイントも貰えますしね。
(ポイントの予約申請はコンビニのコピー機で簡単にできました)