長女(小学6年生)の自主学習用にスタディサプリを利用しているのですが、「スタディサプリの英語はどうですか?」という質問があったので、お答えします。
※スタディサプリENGLISHではありません。
英語学習には努力と会話経験が必要
英語に限らずですが、語学学習には「インプット(語彙力と文法理解)」の努力が必要です。
その後に、英会話の経験を積むという「アウトプット」をすることによって、会話が出来るようになってきます。
「インプット」しなくても英語が喋れるようになるには、インターナショナルスクールなどのように日常で英語を使う環境で育てるしかありません。
「日本人が外国語として英語を喋れる」ようになるには、「インプット」と「アウトプット」のどちらも必要です。
スタディサプリはあくまで「インプット」の勉強部分の教材です。
スタディサプリの英語は「文法理解」に最適
公文の英語は、インプット部分である「語彙(単語)」と「文法」を繰り返し、繰り返し反復学習して身につける勉強法です。
そして、スタディサプリの英語は、インプット部分の「文法説明」に特化した教材といえます。
一流の先生が「文法」をとても驚くほど分かりやすく解説してくれるので、公文英語ではなんとなくしか分かってなかった部分や、学校の授業ではわかりにくかった部分の補助に最適です。
というか、学校の先生の説明を下手に聞いて「英語を嫌い」になるくらいなら、スタディサプリやったほうが良いというレベルです。
しかし、スタディサプリの英語は「文法理解」には優れていますが、これだけで英語が身につくということはないとも言えます。
最終的にはやはり公文のように、理解した文法を使って「長文を読んだり」、「問題を解いていく」ことが必要だからです。
あくまで「英語を理解するための教材」と考えてください。
スタディサプリで文法理解力アップ
公文英語は先生が文法について解説してくれるわけではありません。
子ども自身はなんとなく分かっていた「なんとなく」の部分を理解するのに、スタディサプリが役にたっている感じです。
スタディサプリ英語のおすすめの使い方
文法を理解するには「国語力」が必要になります。
スタディサプリの英語は「面白く」「分かりやすく」文法を解説してくれます。
学校の先生の説明では「難しいな」と感じていた部分も、スタディサプリなら興味を引き立ててくれて、分かりやすく説明してくれるので、「そうだったのか」になる確率が高いです。
先生の説明が下手糞で「理解できなかった」人にはピッタリなのです。
また、今までとりあえず「丸暗記」していた文法も、スタディサプリなら「なぜそうなるのか」が分かるようになるので、「英語=暗記が必要」ではなくなります。
ですから、学校の英語の授業ではイマイチ理解できない人や、なんとなくわかったつもりでいる部分をスタディサプリを使うことで、大幅に英語の理解力がアップします。
そして、今まで「文法を覚えること」が苦痛だと思っていた人にもおすすめです。
以上のことから、スタディサプリのおすすめの使い方としては、中学生になったら学校の英語学習の予習や復讐に利用することですね!
特に英語は高校からではなく習い始める中学生からスタディサプリを始めていれば、いいスタートが切れると思います。(中学で英語の苦手意識を持ってしまうのは、やはり教師の質だと思います)
中学の英語の授業のスタートと一緒に始めるのがオススメです。
英語の苦手意識が付いてしまう前にやるべきですね。
ただし、オンライン教材なので本人にやる気が無い場合は無駄になります。
そういう子にはリアルの学習塾があってると思います。