クレジットカードが使えない中国出張には「中国銀聯カード」は必須!
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中国のレストランや買い物で、クレジットカードを出しても使えないことが多いって知ってました?
外国人の多い高級ホテルは別ですが、日本のクレジットカードは中国の決済システムでは使えないのです。
目次
中国では、VISAもMASTERカードも使えません!
VISAやMASTERというと「世界共通」という認識だったのですが、中国ではその常識は覆ります。(爆
上海や北京の結構高級なレストランでも「このクレジットカードは使えません」と言われてしまいます。
実際、何度もクレジットカードを機械に通してもらったのですが反応しませんでした。(汗
REXカードが悪いわけでも、イオンカードが悪いわけでもなく(どちらも試しました)、日本のクレジットカードが使えません。
たぶんすごいステータスをお持ちのアメックスカードでも同じことだと思います。
「お、おい。。。現金持ってないぞ。」と焦ること数回。
ゼニー簿の中ではしっかりと「中国でVISAは使えない。クレジットカード自体が使えない。」という常識が根付きました。
(20年前は普通に使えたんだけどな・・・。←遠い目)
中国では「銀聯カード」が必須カード
中国人観光者向けのドラックストアやショップでこのマークを見たことありませんか?
中国国内の決済方法として、45億枚も発行されている一番使えるカードです。
しかし、この「銀聯カード」はクレジットカードではなく、すぐ銀行引き落としされる日本でいう「デビットカード」ですね。
中国ではクレジットカードだと与信審査で引っかかる人が多いので、銀行口座の現金をそのまま引き落とせる「銀聯カード」が主流なのです。
日本で「銀聯カード」を作る方法は
この「銀聯カード」を持っていれば、中国での旅行中や出張中に多額の現金を持つ必用がなくなります。
中国に行く機会が多い人は持っておきたいカードです。
日本で「銀聯カード」をつくるには下記の3つのクレジットカード会社運営の銀聯カードを発行するか、中国銀行の日本支店に出向き発行してもらう方法があります。
(中国銀行で発行する「銀聯カード」は本来のデビットカード機能があるもので、キャッシングも可能ですが、支店が6箇所しかないのでなかなかハードルが高いです。)
- 三井住友銀聯カード
- ANA銀聯カード
- 三菱UFJニコス銀聯カード(三菱UFJニコスカードを持ってる人のみ)
上記3つのクレジットカード会社が発行する「銀聯カード」は、本来の「銀聯カード」のように銀行口座から引き落とされるタイプではなく、クレジットカードのように使える「銀聯カード」という日本独自の「銀聯カード」になります。
日本発行の「銀聯カード」の特徴と注意点
日本発行の「銀聯カード」は中国発行の「銀聯カード」とは違いがありますので、注意しましょう。
- キャッシングができない
- 店頭ショッピング利用のみ
- 1回払のみ
キャッシングができないのが辛いのですが、店頭のみの使用でも現金を多額に持ち歩くというデメリットは減るはずです。
キャッシングや両替の手数料もバカになりませんからね。(笑
また、3社とも年会費は無料で、発行手数料無料キャンペーンも時々やっていますよ。
ゼニー簿は三井住友銀聯カードを作ってみました
頻繁に中国に行く訳ではないのですが、なんやかんや言いながら年1回ぐらい行ってるような気もするので、今回旅行5日前に思いたち「銀聯カード」を作ることにしました。
三井住友の「銀聯カード」は「最短3日発行」とうたっていたので、ダメ元で申込をしてみました。
さてさて、旅行前に無事手にすることができるのか??
楽しみです。
執筆者:ゼニー簿
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