※厚生労働省の平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告のデータからです。
貯金50万以下の母子家庭が全体の4割を占めることが分かりました。
年収300万以下の30代の平均貯金額が221万ですから、母子家庭の貯金額はめちゃめちゃ少ないのが現状です。
収入が少ないのが1番の原因なので仕方ない部分もありますが、家計のスリム化ができればお金は増えていきますよ!
4割の母子家庭が貯金50万未満 貧困になりやすい状態デス
母子世帯の預貯金額(平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果)
母子家庭の約4割が、預貯金が50万もないという家計状態です。
50万未満の預貯金となると、病気や怪我などはもちろんですが、子供の人生イベント(入学・卒業)があるだけでも困るぐらいの経済状態といえるでしょう。
50万未満という少ない預貯金額は貧困になりやすく、精神的にもきついのではないでしょうか。
ちなみに死別による離婚は、保険金が入るのが多いのか(?)1000万以上の預貯金額が最も多くなっています。
さて、このように母子家庭の預貯金額の少なさは、何が原因なんでしょうか?
シングルマザーの約半数が非正規雇用!で生活が苦しい
約50%のシングルマザーの就労状態が、パート・アルバイトのような非正規雇用になっています。
そのために平均年間収入が133万円と少ないことが一番の原因だといえるでしょう。
133万円の年収だと、月収11万です。
母子手当と合わせても、月に使えるお金は15万ぐらいとなると生活ギリギリの収入です。
子どもがいる母子家庭の場合、仕事をしながら子育てするのは本当に大変です。本当に。
それでも、やっぱり正社員で頑張ってほしい!と思います。子供のためにも収入を上げることは大切ですから。
母子家庭は家計のスリム化が大事!!
正社員の場合は、年収305万円と非正規雇用に比べて収入は倍以上になります。
それでも、日本人の平均年収は400万と言われていますから、シングルマザーの収入は低いです。
シングルマザーは勤務条件に制限があるので、給料がいい職場に就職するのが難しいんですよね。
保育所や学童保育のお迎えの時間がありますから。
じゃあ、どうするのか?
少ない収入で上手にやりくりする家計のスリム化が必要なんです。
シングルマザー・ゼニー簿は毎月15万以下で生活しています
ゼニー簿自身も給料が高くありませんので、家計をスリム化して毎月15万以下で生活しています。
少ない月では12万以下で抑えているときもあります。
手取りは22万ぐらいなので、毎月約7万は手元に残っています。
家計のスリム化ができて、投資に回せる元手がふえれば必ず余裕ができます。
こんな感じで。
家計のスリム化ができる→→手元に残るお金が増える→→投資に回せる→→資産が増える→→投資に回せる→→資産が増える
そして、家計をスリム化する一番のポイントは、「固定費を下げること」です。
母子家庭でも固定費を下げれば、ラクに資産は増やせます。
収入を増やす努力ももちろん必要ですが、まず先に家計のスリム化を目指しましょう!
このブログでは、家計をスリム化させるためのヒント「ゼニー簿のお金の増やし方」をたくさん載せています。
母子家庭の辛さを嘆く前に、できることを始めましょうよ!