
2026年で長女が二十歳を迎えます。
日本年金機構から長女宛に国民年金加入の案内が送られてきました。
長女はまだ大学生。学生納付特例制度を利用するか親が払うか問題についてです。
二十歳を迎えると国民年金加入義務が生じる
二十歳を迎える前に日本年金機構から長女宛に国民年金加入の案内が送られてきました。
二十歳になれば学生であろうが国民年金の加入義務が生じます。
ただ、学生に1カ月あたり17,510円の支払いは厳しいと思います。
学生なら学生納付特例制度を利用できる
学生で本人の前年所得が一定額以下の場合、申請すれば保険料の納付が猶予される制度があります。
払わなくていいわけではなく「猶予」な訳ですが、老齢・障害・遺族年金の受給資格期間に含んでもらえるというメリットがあります。
老齢年金部分は払っていない分は年金が減るわけですが、猶予期間の10年以内なら追納という形で後から納付可能です。(※ただし経過年数に応じて保険料が加算されるます)
子どもの学生時代の年金は払う覚悟でした
ゼニー簿の学生時代の国民年金保険料は親が払っていてくれました。
そんなこと親からは一言も言われたことなかったけど、大人になって保険料の支払履歴を見た時「あ、払ってくれてたんだ」と。
ありがたいことです。
このことには素直に感謝しています。
だから、ゼニー簿の子どもの学生時代の国民年金保険料は同じように親であるゼニー簿が払うつもりでした。
親からやってもらったことは自分もやっておきたい。
子どもの保険料も社会保険料控除対象
ただ、ゼニー簿が子どもの保険料を払うのはいいとして、2年で約40万(修士に行くと4年で80万)を普通に払うのが正解なのだろうか?
親が子どもの国民年金保険料を代わりに納付しても、支払った保険料の全額が、親の所得から「社会保険料控除」として差し引かれます。
なので、所得が多い人には子どもの保険料を払うことで節税になるというメリットもあるわけです。
しかし、ゼニー簿は現在ほぼ所得がなくて非課税世帯として暮らしています。
そんなゼニー簿が子どもの分の国民年金保険料を肩代わりしても旨味が1つもない。
保険料分を運用に回したほうが得
色々計算すると今払うより、学生納付特例制度利用で社会人になってから追納が得なのでは??という結論に至りました。
月額約17,000円の保険料を4年間4%でこどものNISAで積み立てたとします。
積立元本816,000円が4年で882,135円まで増えているはず。
そのまま社会人2年目以降も4%で運用を続けたとすると下記のように増え続けるわけです。
- 社会人2年目 918,075円
- 社会人3年目 955,478円
- 社会人4年目 994,406円
- 社会人5年目 1,034,920円
- 社会人6年目 1,077,084円(←10年までは追納可能)
社会人2年目以降の追納がお得
社会人1年目は前年の収入は学生の頃の収入なので、住民税はほぼゼロ。
それに4月入社で12月まで9が月分の給料しかありませんので所得税の節税効果も低い。
1年目より2年目以降の追納が得になるわけです。
10年までは追納可能ですから、10年ギリギリで追納するのが運用手法としては正解でしょう。
学生納付特例制度利用後、追納させる方針
ということでゼニー簿は子どもには学生納付特例制度を利用してもらい、その分の保険料を学生時代は子どものNISAで運用して社会人2年目以降に追納させることに決めました。
ただ漠然と子どもの国民年金保険料を払うより、資産運用の旨味と減税効果の2つのメリットを子どもに享受させて少しでも得したいからです。
追納せずそのまま運用は?
もし、20歳から65歳まで80万を一度も引き出さずに運用し続けた場合、65歳時点の資産は 約467万円。
この467万円を4%で取り崩しながら20年間(85歳まで)生活すると、年間約34万円(月約2.8万円)を受け取れます。
追納によって増える年金額は、現在の水準で年間約8.3万円(ただし死ぬまで一生)です。
追納せずに運用するほうが圧倒的に有利!!
ただ、万が一に現役時代に大きな病気やケガをした時、年金を納めていない期間があると障害年金受給額が減る、あるいはもらえないリスクがでてきます。
これが怖い。
ただ単純な運用比較ではなく、保険という強みがあるからです。
追納か運用か。正解はリスクの取り方次第
正直、老後資金だけを考えるなら追納せずに運用に回すほうがいいと思います。
年金制度が破綻しないとも限りませんしね・・・・。
ただ、人生何があるかわかりません。
ゼニー簿は子どもには年金をきちんと納めてほしいと思っています。
もちろん、親が子どもの学生時代の年金を払う義務はありません。
そういう家庭は単純に学生納付特例制度を活用しましょう。
もし親が学生時代は子どもの年金を払おうかな・・・と漠然と考えている方がいれば、わたしの考えが参考になればと思います。