中学2年で無事に英検2級に合格できました。
基本的には公文英語しかやってませんが、さすがに試験前は英検対策をやらないと合格は難しかったと思います。
公文英語のデメリットにおける英検対策を、英検2級の結果から紹介します。
公文英語のレベルは?
長女は小学4年生から公文英語を習い始めました。
現在中学2年生なので、公文英語を4年と少し続けていることになります。
現在の進度は、「O」です。
O以上のレベルもありますが研修コースになるので、Oは最終教材と呼ばれるものになります。
中学で、公文最終教材(高校最終レベル)学習段階での英検2級合格でした。
ただし、公文英語だけでは「英会話力」が弱いことが英検3級受験で分かっていました。
そのため、週1でオンライン英語を補助的に使っています。
英検2級のレベルと公文の進度は?
英検を実施している公益財団法人 日本英語検定協会のサイトでは、英検のレベルは下記のように公表されています。
長女が英検のレベルと公文の進度を比較すると下記のようになります。
英検 | 公文進度 | |
級 | レベル | |
5級 | 中学初級程度 | HⅡ(中学中級) |
4級 | 中学中級程度 | IⅡ(中学最終) |
3級 | 中学卒業程度 | k1(高校初級) |
準2級 | 高校中級程度 | L1(高校中級) |
2級 | 高校卒業程度 | O(高校最終) |
準1級 | 大学中級程度 | |
1級 | 大学上級程度 |
だいたい公文の進度と英検の級レベルは同じ様になっていますね。
公文英語を続けていれば、英検2級合格レベルまでにはなるということでしょう。
実際に英検準2級までは、過去問と公文英語の弱点である「2次試験対策」だけをやっていれば、特別なことをしなくても合格できました。
ただし、英検2級になると「英検のための対策」をしないと、さすがに難しいと感じています。
英検2級合格のための対策は?公文英語のデメリット
英検2級からは、公文英語だけでは合格は難しいです。
公文英語では、英検対策としては足らない点(デメリット)は3つあります。
英検2級対策:単語を覚える(語彙力不足)
公文の英語は、長文を読み、文章の中から選択する問題が多いです。
英文の大筋を理解できていれば、単語1つ1つをしっかり覚えていなくても、問題は解けるようになっています。
そのため、単語や熟語の意味もざっくりと理解している事が多いです。
しかし、英検の大問1は長文ではなく短文で構成されています。
長文の中にヒントがないわけです。
「単語や熟語を覚えているか?」の英語の語彙力が重要になっています。
そのため、公文英語だけではどうしても大問1の正解率が低い。
個別に単語を覚えるような学習対策は必要です。
我が家では、英検2級対策用の単語本を活用しました。
英検2級対策:英作文を強化(したほうがいい)
公文英語で長文を読むのは得意になっています。
ただ、公文英語の問題は長文の中から選択したり、抜き出したりするものです。
文章の中にあるものを使って文章を作ることはできるけど、自分の考えを文章にする経験がありません。
そのため、英作文の力がついてないんですよね。。。。
一応、文章を組み立てる「型」については教えました。(YOUTUBEなどで基本の方が検索できます)
ただ、ゼニー簿自身が英語ができないため採点しようがない。(情けない)
しかも、教えられない。
万全を期すなら、英作文対策も行ったほうがいいのでしょう。
でも、今回は対策しませんでした。
なぜって?
満点を目指しているわけではありません。
ギリギリでも合格すればOKなんです。
なので、英作文以外(単語と長文)で点数を取りにいく作戦です。
予想どうり、経験2級の結果は英作文(ライティング)は合格者平均を下回ってます。
しかし、リスニングとリーディングでカバーできたおかげでなんとか合格しています。(苦笑
※ゼニー簿は利用しませんでしたが、英作文専用のオンライン英語学習サイトを活用する方法もあります。
英検2級(2次)対策:英会話レッスンを増やす
これは英検3級の結果でも分かっていたことなのですが、公文英語は英語を話す機会がありません。
公文英語では足らないスピーキングを補うため、英検3級以降は普段もオンライン英語を週1で受けさせていました。
そして、さらに二次試験前はバーチャルで英検の2次試験をしてくれるオンライン英会話kiminiを再度利用しました。
英検二次試験「面接」対策「バーチャル試験」で合格率を上げる方法
全部で8回も違う問題を出してくれるので、場慣れになります。
英検3級では2次面接で一度落ちてしまってますが、今回は1度で合格できました。
(反抗期)中学生の英検2級合格のための最大の対策!
この他にも英検2級合格のために対策としてやったことがあります。
実は、中学生にはこの対策が一番効果があったかも?と思っています。
それは、「受験料を自分で払わせる」です。(笑
中学生になり、長女も難しい年頃になりました。
小学生の時は、素直に聞いていた親の言うことも、中学生になると・・・・ね。(苦笑
反抗期とまではいきませんが、そんな年頃です。
準2級までは勉強も言われたとおり、一応やっていました。
でも、最近は「なんでそんな事言われなきゃいけないの?自分でできるし。」みたいな態度になることが多くなりました。
お金を出して親がお膳立てしても、「やらされている感」が鼻につくのか、やる気をみせないんですよね。(苦笑
親が良かれと思ってやってても、結局悪い結果を生むようなことになりかねません。
そこで、ゼニー簿家の英検2級対策として、長女には下記の条件を言い渡しました。
- 2級から受験料は自分で払うこと
- 合格すれば、受験料はお祝いとして返す
- 合格すれば、さらに欲しいものを1つ買ってあげる
準2級までは英検対策のための勉強スケジュールなんかは、ゼニー簿が組んでいました。
でも、2級からは必要な本だけは用意して、後は本人に任せました。
口は出さない代わりに、金も出さない。
ただし、合格すればお祝いでお金は戻ってくるし、欲しいものは買ってもらえる。
まさに餌で釣る作戦です。
初めはどうなることかと思いましたが、お金につられて、長女も自分なりに勉強をやりはじめました。
そして、なんとか今回の合格になりました。(ホッ
やっぱりある程度危機感がないと、やる気にならないんですかね。(苦笑
我が家の反抗娘への対策がすべての子に当てはまるわけではありませんが、反抗期のお子さんをお持ちなら参考にして下さい。
いい方法かどうかは別として、ある程度効果がありますよ。(たぶん。笑
次は英検準1級を目指して欲しい
長女は、日本人で英語が全くできないゼニー簿に育てられた子供です。
ゼニー簿が英検対策以外で、英語で長女に口をだすこともほとんどありませんでした。
それでも、公文英語だけである程度の英語力は身につけられました。
それに、小学生の時はもっと早くから英会話教室やECCに通っている友達もいましたが、4年生から公文英語を始めた長女が一番に英検2級に合格しています。
もちろん、公文がコツコツ型の長女に合っていたというのもあるでしょうし、本人の努力もあります。
でも、「英語の習い始める時期は早ければいいわけではない」ということは言えると思いますよ。
さてさて、英検2級の次は、英検準1級です。
受験までまだ時間があるので、できれば英検準1級を目指してほしいと思っています。
次は何で釣ろうかな。(爆