同僚のお子さんが最近20歳になり、「一緒にお酒が飲める!」と喜んでいる話の流れで、すでに同級生でできちゃった婚をしている子が数人いるというので驚きました。
まだ10代で結婚か・・・。
晩婚化や未婚率が高いと言われる世の中で対極に早く結婚してしまう女の子たちがいる。
おせっかいかもしれませんが、離婚経験者のゼニー簿から10代20代の女性に知っておいてほしいことがあります。
10代の離婚率は8割!24歳以下も約半数が離婚する
厚生労働省の離婚統計データです。
10代の女性は結婚しても、約80%が離婚してしまうことがデータから明らかになっています。
20~24歳でも約50%の女性が離婚しています。
若すぎる結婚は反対されることが多いかと思いますが、やはり理由があると考えて下さい。
社会経験がなく結婚することはやめておいた方がいい
10代、24歳未満で結婚するとなると、社会人経験がほとんどない女性が社会に出ることもないまま結婚しているといえます。
そして、その社会人経験ゼロに等しい、子持ちの女性が離婚すればどうなるか?
就職なんてできるはずがなく、親に頼るか、底辺の仕事につくか、生活保護を受けるかになります。
だって、普通の会社は何の経験も技術も持っていない上に子持ちというハンデもある女性なんか要りませんから。
会社というところは何か経験や技術を持っているか、それか何の経験もないが体力と時間だけはあるハンデのない若者しか取ろうとしません。
ゼニー簿も子持ちというハンデ、40代という年齢というハンデがあります。
だから、離婚して転職する際には苦労しましたが、それでも職が見つかったのはずっと働いていた経験があったからです。
せめて最低限の社会経験と何か技術を身につけたあとか、結婚しても働き続けることを前提に結婚するべきです。
離婚したあとの社会生活は、圧倒的に女性が不利です。
上の表を見ても分かるように、母子家庭の離婚後の年収は約半数が200万未満の収入しかないのです。
200万未満の年収で子育てをしながら、生活をしていく自信があなたにありますか?
社会経験がないことは、子育てする上でもマイナス
子育ての最終目標は何でしょうか?
ゼニー簿は子どもが1人で生きていく力をつけてくれることだと考えています。
そうすると、1人で独り立ちした経験もない親が子どもに「1人で生き抜く力」を教えていけるのでしょうか?
社会の矛盾や、会社の人間関係、様々な社会経験を経た女性こそが母親になるべきなのです。
社会経験がないということは「誰かに寄生した状態」しか知らないということ。
そんな自分自身が成人になってない人が親になっても、また未熟な人間を世に送り出すだけです。
社会経験がないということは、子育てする上でもマイナスなのです。
自分の人生を真剣に考えてみよう
10代20代の女性よ!自分の人生を楽しんでからでも結婚は遅くない!!
まず、いろいろな経験をして、社会にもまれて、1人で生きていく力をつけましょう。
結婚や子育ては、「好き」だけでは目をつぶれないもの・・・我慢の連続。
2度も離婚してきたゼニー簿がいうのですから間違いない。
年代が上がるに連れて離婚率が低いのは社会経験や人生経験から「我慢の許容度が高い」からです。
「好き」だけでは結婚は継続させられないのです。
それに、子どもは親を選べません。食べるのにも困るような生活をさせられる人生なんて望んで生まれてくるわけではないのです。
本当に子供のことを考えるなら、10代20代の社会経験がない人が親になる資格はないのです。
自分で立てる力をつけた者同士が補いあうのが、本当の結婚ではないでしょうか。
できちゃったからと結婚する前に「離婚したら、どうするのか(どうなるのか)」を考えて、「生まない」という選択をするのも立派な決断だと思います。