今回は予算の関係で海南島の海口(海口美蘭国際空港)往復の飛行機だったので、海口から三亜までは鉄道(火車)で移動しました。
美蘭駅(海口)-三亜駅間を走っている「海南環島高速鉄道」と各駅のレポートをしたいと思います。
海南環島高速鉄道とは
海南島をぐるっと1周している高速鉄道です。
東回りと西回りがあります。
美蘭駅(海口)-三亜駅間は東廻りになります。
美蘭駅
美蘭駅は海口美蘭国際空港と地下道で繋がっています(徒歩5分ぐらい)。
空港を出て左側に地下通路入口があります。
地下道を進んでいくと右に切符売り場があります。
三亜駅
海南島のリゾート地「三亜」の駅です。
駅の右側に切符売り場、左に出口、真ん中に入口があります。
駅から大東海まではタクシーで20~30分ぐらいです。
オレンジ色のメータータクシーが駅前に並んでいます。
海南島ではメーターをちゃんと倒してくれるので安心して下さい。
海南環島高速鉄道の乗り方
※切符を持っている人でないと駅の中には入れません。
1.荷物検査
切符と身分証明書(パスポート)を提示し、荷物検査を受けて駅の中に入ります。

写真は三亜駅の入り口にある荷物検査
駅の中に入ってしまうと売店ぐらいしか食べるものを買えないので、食事をしたいのであれば駅に入る前に済ませましょう。
美蘭駅なら空港に、三亜駅なら駅の外側にレストランがあります。
2.入場時間まで待機
駅のプラットホームには指定時間にならないと入れませんので、待合室で待機します。
ホームに入れる時間になると、アナウンスと表示で知らせてくれます。
1Fと2Fに入口が分かれているので、自分の乗る電車を確認しましょう。
だいたい出発の15~20分前に入場可能になります。
3.改札に切符を通して、ホームに行きます
ホームに入れる時間になったら、改札に切符を通して、ホームに入場します。
写真は「D7333号」の電車の人は改札を通れます。
ホームはこんな感じです。(写真は美蘭駅のホーム)
4.電車に乗ります
電車が到着したら、電車に乗り込みます。
電車の中はこんな感じ。とってもきれいです。
今回、行き帰りとも2等席をとりましたが、2等席で十分なぐらい広くて、綺麗でした。
連結部分にはトイレ、荷物置き場、ゴミ箱、お湯が出るマシーンなどがあり、日本の新幹線みたいな感じ。
車内販売もあります。
海南環島高速鉄道に乗る上での注意点

三亜駅のホーム
特に注意点ということではないのですが、日本のように駅の中には誰でも入れるわけでなく、切符を持っている人だけが入れて一度入ると乗るまで出れません。
あまり早い時間に入ってしまうと、長く待合室で待つことになります。
駅の中にも売店がありますが少々高めなので、何かを買うなら駅に入る前に買っておきましょう。
食事等も駅に入る前に済ましておくのがベストです。
電車自体は日本の新幹線と同じぐらいきれいで快適でした。
しかし、一部の客のマナーがまだ向上していないので、自分の指定席に他の人が座っていることぐらいは覚悟しておきましょう。
ゼニー簿も今回三亜からの帰りの電車に載った際に、全席(4人分)にすでに人が座っていました。
しかも、全員「自分の席ではない」を認識した上で座っていたのでタチが悪かったです。
席を占領していた家族は「うちは子どもがいるから、荷物が置ける(一番前の席だった)この広い席がいいから、ここに座っている」と当然のように主張、また別の席を占領していたカップルは「二人の席が離れてて嫌だからここに座っている」という勝手な理由。
いや、こっちも子どもいるし。こっちも家族で離れて座りたくないからっ!!(怒
どちらも「ココは私の席だから!(家族連れには連結部分に荷物置きがあることを説明)」と主張してどいてもらいました。(苦笑
久しぶりに「なんでやねん!中国人」とつぶやく出来事でした。