別居5年目で離婚ストレスの後遺症「舌痛症」に気づいた女の悲話 | マネーセンス倶楽部

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別居5年目で離婚ストレスの後遺症「舌痛症」に気づいた女の悲話

更新日:

別居・離婚し、今年で5年目を迎えます。

5年目にして最近離婚ストレスの後遺症を患っていたということが分かりました。

ゼニー簿の悲しい歴史を聞いて下さい。(号泣←バカ

舌の痛みは副鼻腔炎が原因だと信じていた

別居して大阪に転居後から、ずっと舌のピリピリとした痛みに悩んでいました。

でも、以前から副鼻腔炎を患っており、別居で体調を崩しがちだったので舌の痛みは「副鼻腔炎がひどくて口に落ちてくる鼻水に原因がある」と勝手に思っていました。

だから、勝手に「副鼻腔炎が治れば、舌の痛みも治る」と思っていたのです。

実際、鼻水と混じった唾液が口に落ちた時に舌が痛くてたまらなかったのです。

副鼻腔炎の手術後も続く舌の痛み

最近、舌の痛みの原因になっていると思いこんでいた副鼻腔炎の手術をしました。

副鼻腔炎鼻内手術(蓄膿症)と後鼻神経切断術の経験談とその後

副鼻腔炎はすっかり治っているはずなのに、舌の痛みは治らない。

というか最近ますます舌の痛みが増してるような??

「あれ?これは副鼻腔炎が原因じゃないのでは?」と思い始めました。

離婚5年目にして、舌の痛みに正面から向き合うことになりました。

口腔外科で離婚ストレスによる「舌痛症」が判明

ネットで調べると歯だけではなく、舌のトラブルも「口腔外科」だと判明。

家から比較的近い「口腔外科専門医がいる歯医者」を探して見てもらうことに。

どういう痛みがどういう時に現れるのか等を説明し、口の中を見てもらいました。

診療開始5分も経たずに医者から言われました。

「はい、分かりました。」と。

お医者さんいわく、

  • 舌は健康的で何の問題もない
  • この舌の痛みは「舌痛症」といわれるもので、原因は精神的なものである
  • 副鼻腔炎とは何の関係もない
  • 自分自身で勝手に副鼻腔炎と症状を結びつけていただけ
  • 何度も言うが「舌は何の問題もない」(←しつこい。笑

そう。精神的なものが舌の痛みとして出る「舌痛症」というものだったのです。

舌痛症とは?

ストレスが引き金になって、何も問題のないのに舌に痛みを感じる症状のこと。

一般的に舌痛症を訴える患者は女性が多く、男性は1割ほどだそうです。

一般的には下記のようなことがきっかけになるようです。

  • 生活上の大きな変化(離婚・子供が家を出る・ペットや家族の死去等)
  • 更年期
  • TVなどで舌のガンなどの病気を見て不安に思う

舌痛症になる人に多い性格

この舌痛症は本人の性格が大きく関係していると言われました。

例えばこんな性格の人らしいです。

  • 弱音を吐けない(吐かない)人
  • 真面目な人
  • きっちりしている人

自分で言うのもなんですが、ゼニー簿はめったに弱音を吐いたりしません。

離婚後も誰にも弱音を吐かずに、がむしゃらに頑張ってきました。

普通の人なら落ち込んだり、やる気を無くしたり、精神的に不安定になるようなことも、ゼニー簿の場合「クソっ!見返したるっ!」となってしまいます。(←可愛くない女デス。苦笑

もちろん、不安で不安でしょうがなくてもです。

別居、離婚時も「自分ひとりで子供を見ていけるのか?」と心の中では不安に押しつぶされそうでしたが、そんなことを言い出してもキリがないので、とにかく走り出しました。

そんな性格が良いのか悪いのかは別にして、弱音を吐かない分、精神的な不安が体の症状として出ていたんですね。(苦笑

しかも、5年も。長っ!

ハッ!ハッ!ハッ!

もう笑うしかありません。(号泣

舌痛症の症状は不安な時に感じる

舌痛症と判断できる症状として、「いつも痛いわけではない」というのがあります。

「自分が楽しい時」は舌の痛みを感じない(痛いことを忘れている)のです。

先生に「食事の時は痛いですか?友達と飲みに行ったときなどは痛いですか?」と聞かれて、気づきました。

舌に痛みを感じる時は、決まって一人で黙々と仕事などの作業で集中しているときなのです。

ご飯を食べているときや、友達と飲みに行った時、子供と喋っている時なんかは全然痛くないんです。

そういえば、リョコウチュウハ イチドモ イタミヲカンジタコトガナイ。(爆

そう。もう完全に精神的なものです。

先生にも「舌は傷もなく、本当に健康そのものです。何か病気で痛いなら、食べてるときも、喋っているときも痛いはずですよ。」と言われてしまいました。

ハイ、オッシャルトオリデス。

自分自身を仕事で追い込んでいる時に、決まって症状が出ていたのです。

舌痛症は「精神的な症状」と認められれば、消えていく

一番気になるのは「舌痛症」がどうすれば治るのか?ということです。

精神的な症状だとしても、やはり「痛い」ことには変わりありません。

診療中だってずっと痛いんですから。

「先生、どうやったら治るんですか?」と藁にもすがる思いで、聞いてみました。

精神的なものだと自分で認めれば、そのうち治ります!

「舌の痛みは病気ではなくて、自分の思い込みだということを自分で認められれば症状は収まってきます。「ああ、これは本当は痛くないのに、痛いと思ってるんだな。」と思えれば、少しずつ治ると思いますよ。」

ですって。

マジか。

認められない場合は、治療が必要

先生曰く、「精神的なもの」と言われて、怒り出す人は治らないということでした。

「いや、この舌の痛みは何かの病気に違いない!先生は全然私のことを分かってくれないっ!!」というようなことを言い出すと、治らない確率が高いそうです。

そういう人は心療内科と連携して治療が必要になってくるということでした。

「ゼニー簿さんの場合は納得してるみたいなので、そのうち症状は収まりますよ。」と言われました。

でも、舌が痛いままなのよ・・・

精神的なものが「舌の痛み」として出たのは、自分でも理解できました。

でも、「認めるだけで、本当に治るのか」については半信半疑。

翌日になっても、やっぱり痛いままです。(苦笑

「これは痛くないのに、痛いと思ってるだけ」と自分に言い聞かせても舌の痛みは変わりません。

うーん。どうしたらいいのか。

そんな時、テレビで中島みゆきの「ファイト」が流れてきました。

なぜか、みるみる目に溜まってくる涙。。。。

そういえば、辛い時も泣かずに頑張ってきたよね。うぅ。

中島みゆきが救ってくれました

子供を寝かせ、夜中に中島みゆきの「ファイト」を何度も何度も聞き返しました。

もう号泣です。(苦笑

「男に生まれればよかった」と何度思ったことか。

仕事を探すときも、仕事を続けるにも、シングルマザーとして生きていくことは本当に大変です。

それに女はどうしても仕事の能力よりも、年齢(若さ)や男から可愛いと思える弱さや可愛さで評価されることが多い。

「シングルマザー」というだけで色眼鏡で見られることも多いです。

理不尽満載の世の中で、図太くてタフでないと生きていけないシングルマザーは、ますますタフになるだけです。

そう。まだ5年目だけど、結構頑張ってきたんです。

頑張ってるよね。私。(号泣

自分の弱さや頑張りを認めたら変化が起こりました。

自分の弱さや今までの頑張りを認めて大泣きした翌日。

舌の痛みは弱くなっていました。

まだちょっとピリピリすることはあるけど、もう痛くはありません。

あぁ、「認める」ってこういうことだったんだな・・・と。

がむしゃらに頑張ることも大切だけど、自分の不安や弱さを認めることも大切なんですね。

ゼニー簿には、弱音を吐けるような旦那や、不安な時にそばに居てくれる男はいません。(もう欲しいとも思ってません。)

でも、時々自分の不安を吐き出すことも必要だと痛感しました。

頑張るだけでは心が悲鳴を上げてしまう。

女性諸君!ファイト!

シングルマザーでなくても、女は毎日が戦いです。

評価されない家事、育児。

仕事なんか、家事や育児と比べたら屁みたいなものなのに、「俺が食わしてやっている」と勘違いしている男たち。

私達は十分頑張っているんだ!!

 

女性諸君!ファイト!



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