年老いた自分の父親(73)のお金の問題が勃発しました。
年金と個人年金で月20万円は使えるようになっているのですが、使い方が荒すぎることが判明!!
話し合おうとしても、頑固で話を聞こうともしないので距離を置くことになりました。
毎月30~40万使っていることが判明
父の銀行口座には、2ヶ月に1度に年金と、年に一度の個人年金が振り込まれています。
年額にすると230万円。月に約20万は使える計算です。
母親はすでに亡くなっているので、家賃がかからない持ち家で一人で生活するには十分な金額だと思います。
だって、ゼニー簿は3人家族で毎月約15万で生活しているんですから。
一人だったら20万あれば、余裕で生活できると思うのです。
ただ、車検や旅行などの出費などを考えて、700万ほど入った別の通帳を渡していました。
それが、たった5年で使い果たしていることが判明!!
通帳を見てみると、多い月には20万ほど下ろしているのです。
ということは、毎月30~40万使っていることになります。
もともとお金にルーズな人だった
もともとお金にルーズな人だったようで、母から愚痴を聞いたことがありました。
パチンコで1日10万使ったり、人にお金を貸して大変な目にあった過去もあったようです。
母は逆にその反動なのか(?)異様なケチで、ゼニー簿の子供時代はお小遣いさえもらえませんでしたので、どちらがいいとは言えません。
ただ、母は自分が亡くなったあとに自分がせっかく貯めたお金を浪費されることを異様に心配していました。
母の心配もあったので妹と話し合って、母がなくなった後はすべての通帳を父には渡しませんでした。
母の心配が現実になっては困ると思い、一応予防線を張ったわけです。
年金が入る通帳と別口座に700万は父に管理させ、残りの2千万ほどは妹に保管してもらっていたのですが・・・。
母が心配していたとおりになったというわけです。(苦笑
計画的に使ってほしいだけなのに・・・
もちろん、父が稼いだお金なので使うことが悪いことではありません。
しかし、そのお金も限りがあります。
妹に管理させているお金は将来入院したり、介護が必要になったときに使おうと思っているお金なのです。
父の今までのペースで使っていては、あっという間に残りのお金もなくなってしまいます。
だから、ゼニー簿と妹と父で三人で残りのお金を計画的に使う話し合いをしよう!と提案したのです。
ゼニー簿は自分で言うのもなんですが、節約する方法はたくさん知っています。
削れるところは削ればいいし、どういうお金の使い方をしているか知りたいだけなのです。
使ってしまったものを今更どうこう言っても仕方ないので、これからのことを前向きに、かつ具体的に話し合いたかったのですが・・・。
生活で使っている(年金が振り込まれている方の)通帳は見せてもらえませんでした。
そして、「俺の金やから、残りの通帳を出せ!」の一点張り。
毎月年金とは別に10~20万を何に使っているのかを聞いても、「俺のプライベートに口だすな。俺の金を俺の好きなように使って何が悪い。元気なうちに使いたい。」と言って譲らないのです。
たぶん、言えば非難されるような使い方をしているのでしょう。
外面もいいので人にお金を貸したり、おごったりしているのかもしれません。
そして、大きな要因はパチンコや競馬のギャンブルなのはなんとなくは分かっているのですが・・・。
とにかく、話し合おうとはしないのです。
最後は大喧嘩に・・・
娘側としては、体が不自由になったときに老人ホームなどに入るお金を置いておきたいだけ。
こんなお金の使い方をしていた人に倒れられて、「お金がないから面倒見てくれ」と言われても、私達も納得できません。
「あの時のあのお金があれば」と絶対に父を恨むことになるはずです。
そんなことにならないために、計画的に使ってほしいだけだと言っても、聞く耳を持たない。
最後は自分がいかに苦労してこのお金を稼いだかの苦労話をして、同情をひこうとする始末。
いやいや、まずこのお金を苦労して貯めたのは母だからっ!!!
それに、苦労なら、私のほうがしてますからっ!!!
あんたの苦労なんてあたしに比べたら屁でもありませんからっ!
(↑親に言うセリフではありませんね。でも、事実です。苦笑)
最後には、父が「通帳を出さないなら、お金借りるからなっ」と言い出す始末。(←おどしやん
そんな事言うならと、こちらも「そんな事言うなら、もう金輪際、あなたの面倒は見ませんからっ!!!何かあっても電話してこんといてや!!」と最後は大喧嘩に。
話し合いどころではありませんでした。
どちらの言い分も正しい。でも、自分の面倒は自分で見て!
正直、どちらの意見も正しいんです。
父:自分のお金は自由に使いたい。
娘:まだ何十年か生きる可能性もあるのだから、計画的に使ってほしい。
父のお金だから父がすべて使ってくれればいい。
でも、経済的に父の面倒を見る余裕はないので、計画的に使ってほしい。
残りの寿命が分かれば解決も早いのですが、後何年、いや何十年いきるかなんて誰にも分かりません。
計画的にお金を使えるような人なら、通帳を取り上げるようなことはしないんです。
父でなく、母が生きているなら、安心してお金のことは口を出さないでしょう。
でも、うちの父が計画的にお金を使える人ではない浪費家であることが今回のことで証明されたわけです。
簡単に通帳を渡したりはできません。。。。
老いた父の暴走は止めることはできない
とはいえ、父は子どもではありませんから、通帳を取り上げたところで意味なんてないんです。
通帳を渡してもらえないと分かって、父は最後に「通帳を再発行してもらって、勝手に下ろす!!」と捨て台詞を残して去りました。
そう。この言葉どうり、本人が銀行に行ってカードや通帳の再発行を頼めばお金はおろせます。
こちらとしては、老いた父がパチンコに数千万使おうとしても、止める手立てはないんですよね。
暴走を止めることはできません。
ただ、こんな頑固で聞く耳を持たずに散財した父親が泣きついてきた時、優しくはできないと思います。
「あの時、こうなるって言ったよね」と父に言うことになるでしょう。
世間一般では、親の面倒を見るのは当たり前です。
でも、こんな自分勝手な親の面倒まで見なければならないのか?
そう考えると、私はそんなに優しい人間ではありません。
もう自分の親でも男に自分の人生を踏みにじられるのは懲りごりです。
今まで週に2回は食事に呼んだり、旅行に連れ出したりと気にかけては来ましたが、距離を置こうと思います。
親とはいえ、お金の切れ目が縁の切れ目です。