株主優待取りを行っても、株主優待が届くのは早くても3ヶ月後です。
その間に引越しをしてしまうと、「株主優待の商品は届くの?」と不安がよぎりますよね。
3月に多数優待取りをして優待が送付し始める5月末に引っ越しをした経験を持つゼニー簿が、やっておくべきこと5つを書いておきます。
1.証券会社の住所変更を早めに行う
証券会社の住所変更を早めに行っておきましょう。
大概の証券会社は、郵送で変更届の申込を行うと2~3日で書類が送られてきます。
(ネットで変更できる証券会社も数社ありましたが)
早めに変更届を返送しておきましょう。
ゼニー簿の3月の優待商品の半数(7月以降に発送されたもの)は新住所に送られてきました(早めに送られてきた優待は旧住所でした)ので、少しでも早く証券会社の住所変更を行ったほうが良いでしょう。
2.郵便局の転送届
近くの郵便局の窓口に転居届を出しておくだけで、1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送してくれます。
転送届は郵便局においてありますが、インターネットでの受付「e転居」もやっています。
転送期間は、届出日から1年間です。
3.クロネコヤマトの宅急便転居転送サービス
旧住所に届く宅急便を自動的に新住所へ転送してくれるのが、「宅急便転居転送サービス」です。
クロネコメンバーズのサービスになるので、会員登録することで使用できるようになります。
<クロネコの転居転送の流れ>
郵便局へ「転居届け」を提出しておく
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ホームページより申し込み
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引越しから1週間前後に往復はがき到着
(引越し後登録の場合は登録から1~2週間後)
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往復はがきの返信用に署名と押印をして返送
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到着後にサービス開始
【注意】先に郵便局へ「転居届」を出しておくこと!
※旧住所へ往復はがきが送付することで、郵便が「転居」になっていることを確認しています。
・クロネコDM便はサービス対象外である
・引越し日から1週間から2週間後に転居サービスのハガキが届くため、その間に届く荷物は転送されません。
(実際、日本製粉からの優待がちょうどこの期間に送付されたようで、後日日本製粉より「株主優待再配達のご案内」というハガキが届きました。)
・佐川急便、西濃運輸には転居転送サービスがありませんので、優待商品が送付された場合は一旦荷主に戻されることになります。
4.カタログ商品の場合は、株主優待事務局に連絡
カタログ商品の場合、カタログ自体は郵便で届くので「転居届を出していれば」無事に届きます。
問題は、申込ハガキに「送付先住所」がある商品か、ない商品です。
申込ハガキに送付先住所を書く欄がある場合
送付先住所に「引越し先の新住所」を記載すれば、問題なく優待商品が届きます。
申込ハガキに送付先住所を書く欄がない場合
申込ハガキに送付先住所を書く欄がない場合は、そのままでは「旧住所」に送付されてしまいます。
カタログが入っていた郵便には必ず「株主優待事務局」の問合せ先が記載されていますので、住所変更の電話をしましょう。
その際に必要なのはカタログの申込ハガキに印刷されている「株主優待申込番号(ID)」です。
また、申込ハガキの宛名のところに「事務局確認済」と記載されるように言われますので、忘れないようにしてください。
今のところ、5件中3件が「送付先住所」を書く欄がない優待で、そのすべての優待で同じ手順を説明されました。
5.再配達の案内が来たら、事務局に電話する
転送届など準備などを万全にしていても、やはり受け取れない場合も出てきます。
ゼニー簿も日清製粉さんの優待が受け取れずに、荷主の日清製粉さんに戻されてしまったようで、下記のようなハガキが届きました。
送付して欲しい新住所をハガキに書かれている株主優待事務局に電話しましょう。(ゼニー簿は必要事項を明記して、メールしました。)
日清製粉さんによると荷物はクロネコヤマトでの送付だったということなので、宅急便転居転送サービスが完了する引越し日から1~2週間の間に旧住所へ配送されていたということになります。
まだ、他の会社からはこのような再配達の連絡は来ていませんが、同じようにクロネコヤマトでも宅急便転居転送サービスが始まる前や、佐川急便等の宅急便転居転送サービスを行っていない配送会社で送られた場合は、同じことになると思います。