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「パラサイト」をシングルマザーが見たら、自分のことだった

更新日:

アカデミー賞をとった「パラサイト 半地下の家族」を見てきました。

映画館で映画を見るなんて10年ぶりぐらいですが、本当に見に行ってよかったと思うぐらい「ガツン」とやられました。

そうです。自分のことだったんです。

パラサイト 半地下の家族 とは

アカデミー賞をとった話題の韓国映画。

ストーリーは、題名の通り“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族が、高台の大豪邸に暮らす社長一家に寄生する物語。

話は二転三転するし、ハラハラドキドキ、軽いホラー要素もあるので結構心臓には悪いが、その分面白い映画です。(内容はネタバレするので言えません)

人生は計画通りにいかない悲しさ

この映画は、アカデミー賞を取る前から見たかったのですが、コロナでなかなか映画館に行けず・・・。

約3ヶ月ぐらい待ちましたが、待った甲斐のある映画でした。

しかも、映画館に言ったのは10年ぶり、IMAXとかいう迫力のある映像になってるとかで500円余計に払いましたが、それでも満足しています。

このケチなゼニー簿が料金に納得できるぐらいですから、それぐらい面白かったと思っていただければ。(笑

見終わったあとは、何かすべてが手につきませんでした。

それぐらい「ガツン」とやられました。

何にガツンとやられたのか・・・・思い通りにならない人生を自分と重ねて、苦しくなったんだと思います。

就職氷河期で思うような仕事につけなかったこと。

幸せを夢見た結婚生活なのに旦那が浮気して本気になり、離婚してほしいといわれたこと。

今度こそはと幸せになろうとした二度目の結婚生活も旦那のDVで終わってしまったこと。

離婚で大阪に引っ越し、40歳手前ではなかなか仕事がみつからなかったこと。

ようやく決まった職場も普通の常識ではありえない道理がまかりとおり、結局クビにされたこと。

パートとしてほそぼそやっていくつもりが、コロナの流行で結局無職になったこと。

まあ、言い出したらキリがありません。

全て自分の人生計画にはなかったことです。

一生懸命生きてきて、何も悪いこともしていない普通のおばさんです。

でも、人生に降りかかる次々の災難、苦難。

この映画に出てくる半地下で暮らす家族も、一生懸命生きているだけ。

ただ、普通の生活がしたいだけ。

誰が悪いわけじゃないのに、人生の歯車が狂い、転落していく。

水が下へ下へといくように、一度転落するとなかなか上へはいけないもどかしさ。

この映画のそんな無情な人生の苦しさやもどかしさが、ゼニー簿の心にガツンときたんでしょうね。

今や私は格差社会の底辺で、社会システムにパラサイトして生きていますから。(苦笑

映画自体は、そうくるか!という二転三転する展開でストーリーはすっごくおもしろいんですよ。

さすがアカデミー賞を取るだけあるっていうぐらい面白い。

ただ、格差社会の不条理さが、自分と重なって苦しいだけ。

ある程度人生を生きた人と、若い人では感じ方はぜんぜん違う映画だと思います。

人生で苦労したことないような人や格差社会の上にいる人には半地下に住む家族に嫌悪感を感じるだろうし、ただのパニック映画、エンタメ映画にしか思えないかもしれないな・・・と。

人生で苦労した同世代の同志には見て欲しい映画だと思います。

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映画館に行かなくても、アマゾンのPrime Videoで見られるみたいです。

補足:韓国の住宅事情

この映画を見る予備知識として、韓国の住宅事情について補足しておきます。

日本で賃貸住宅を借りるとすると、毎月家賃を支払うと思います。

でも、韓国では初期契約時にまとまった金額の保証金を支払う賃貸システムが多いんです。

まとまったってどれぐらいかというと、何千万です。

家を借りるのに、何千万という多額のお金が最初に必要になるんです。(買うのと同じじゃん!ってレベルですよね)

でも、毎月の家賃は必要がなく、家を出る時は保証金は全部返金してもらえます。

大家さんは、日本の家賃に当たる部分は、保証金を運用して得るというシステムなんですよ。

(もちろん、日本のような家賃システムで借りれるところもあります)

びっくりでしょ?

ゼニー簿も、韓国人と結婚した友達からこの話を聞いた時はびっくりしました。

まともな家に暮らそうと思うと初めに何千万円が必要となると、もともとお金持ちの人じゃないと無理!

それか、給料のいい会社に勤めて、銀行で借りるかしかない。

そうなると半地下みたいな場所で暮らすしかなくなるのもうなずけます。(半地下住宅なら、保証金も安いでしょうから)

家を借りるという人生のスタートラインから、生まれてくる家の格差や、学歴(就職先)が如実に現れるわけです。

そう考えると、まだ日本は経済格差が韓国ほどは表面化しませんので、生きるのは楽かもしれませんね。

シングルマザーの私が見たら、自分のことだった。

この映画は、お金持ち家族にパラサイト(寄生)して生きる人達の話でした。

よくそんな事ができるなって?

でも、よく考えたら、ゼニー簿も今は同じようにパラサイトして生きてるんですよね。

今はいろんな節税を駆使して、住民税も所得税も払ってない状態です。

それでも、図書館を利用させてもらい、府営住宅に住ませてもらい、母子家庭の免除や援助を受けています。

これって、社会的パラサイトですよね。

お金持ちたちがいっぱい税金を支払ってくれているおかげです。

間接的にこの映画の半地下の家族と同じようにお金持ちに寄生している状態です。

だからこそ この映画がおもしろく、そして 悲しいのかもしれません。









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