80歳のご近所さんは孫の大学費用の足しにと、まだアルバイトで働いているって!?
息子さん夫婦の二馬力なら大学費用ぐらい出せるでしょ・・・と言いたいところですが、なんとなく生活していてはお金は貯まらないのが現実。
80歳まで働きたくないなら、今すぐ節約したお金を投資に回しましょう!
80歳まで働き続けられますか?
ゼニー簿が住んでいるのは公営団地で一般的には低所得者が住める住宅です。
だから、あまり裕福ではない人の割合が多いのは理解しているつもりです。
しかし、ご近所に住む今年80歳のお爺さんがいまだ働いている理由にビックリしました。
80歳でも働く理由とは?
爺:私も今年で80になりまして、さすがに働くのもキツくなってきましたよ。それでも孫のために頑張ってるんですわ。
ゼニー簿:(そら80歳で働くのはしんどいでしょう・・・)いやいや、まだまだ元気でお若いんですから!かわいいお孫さんにお小遣いあげるために頑張ってるんですね~。
爺:いやいや、お小遣いとかじゃなくて孫の大学の費用のためですわ。息子夫婦も頑張って働いてるんですが、やっぱりしんどいみたいでね・・・。少しでも大学の費用の足しにと思って働いてるんですわ。家内(70歳代)も今日は夜勤で頑張ってくれてます。
ゼニー簿:(・・・・まじかよ)そうなんですか~。大学の費用も高いですからね~。大変ですね・・・。
いやいや、ビックリですよ。
孫の大学費用を稼ぐために80代と70代の老夫婦を働かせるって・・・・。
いくら給料安くても夫婦二馬力で働けば、ある程度お金は貯められるでしょうに・・・。
死ぬまで働き続けられますか?
ゼニー簿は47歳でリタイアして、今年で50歳になります。
正直言って40代から毎日働きに行くことは精神的にもですが、体力的にも結構しんどかったです。
シングルマザーなので当然ですが、子育てプラス家事をやりながらフルタイムで働いて週末は泥のように眠ってました。
それでも、毎日毎日疲れが取れなくて職場に行くのが嫌で嫌で・・・そんな思い出しかありません。
精神的な面でも仕事をやめてFIREしてから肩こりも嘘みたいに治ったので、働き続けるとなるとストレスからくる体の不調と付き合うことになるということでしょう。
40代でも働き続けるのはしんどいのに、毎日ではなくても80歳で働き続けるって・・・・地獄じゃん。
もちろん、働くこと自体に生きがいを感じる人はいいんですよ。(男性は多いかもですね)
でも、ゼニー簿は「働くこと=生活のため」であって生きがいだとは思えないタイプなので80歳まで働くなんて想像したくもありません。
みなさんは、お金がないからと80歳まで働き続けられますか?
普通の生活ではお金は貯まらないデス
お爺さんの(私と同年代だと思われる)息子さん夫婦も高所得者ではなくても、夫婦ふたりで働けばそれなりの収入になっているはずです。
いくら少なく見積もっても夫婦二人の収入をあわせれば、ゼニー簿が働いていた給料よりも高いはず。
それなのに、なぜ子供(お爺さんの孫)を大学に行かせるお金が貯まっていないのでしょうか?
それはズバリ「普通の生活をしているから」でしょう。
贅沢しているわけではない「普通の生活」をしているのに大学費用に困っている息子夫婦をみているから、お爺さんも援助する気持ちになったんでしょうしね・・・。
普通の生活って何?
贅沢な生活ではなく、普通の生活をしているつもりなのになぜお金が貯まらないんでしょうか。
「普通」の基準は人によってまちまちですが、それでも人から見て「そんな贅沢ではない普通」って意外とお金がかかるとゼニー簿は思っています。
- 週末に家族でイオンに行ってお昼はフードコートで食べる(4人家族で4,000円)
- 家族でお出かけして喉が乾いたのでジュースを買って、帰りに皆でアイスクリームを食べた(4人で3,000円)
- 出勤時にコンビニでホットコーヒーを買い、お昼は会社の近くのコンビニでお弁当を買った。たまにはご褒美にスイーツを買うことも(一人14,000円)
- 同僚と月に何回かは飲みに行く(1回5,000円)
- 美容院で白髪染めとカットをしてもらった(1回7,000円)
- 待ち合わせの前に時間があるのでスタバでコーヒーを飲んだ(1回500円)
- 新しいお菓子が出ていたので買った
- 今日はつかれたのでケーキをご褒美に買った
- 子どもにせがまれてマックでハッピーセットを買った
- 喉が渇いたので自販機で飲み物を買った
- 無印良品週間だったので季節のお菓子やレトルトをたくさん買い込んだ
以上のことは別に「わぁ!セレブ~!!」といってもらえるような生活ではありません。
1つ1つ見てみると、日常的に普通の人が普通にやっていることではないでしょうか。
このブログを読んでいる人も心当たりがあることばかりだと思います。
でも、この「普通」を当たり前にやっているとお金はほとんど残りません。
ひとつひとつのことはそれほどの金額ではないにしろ、それが毎日続くととんでもない金額になるからです。
そう!普通の生活って意外とお金がかかるんです。
普通の生活1ヶ月10万円ナリ
ゼニー簿はこのブログで節約の基本として「固定費の削減」を口を酸っぱくなるほど言ってきました。
資産1億円のシングルマザー直伝!お金が貯まる7つの方法参照
それは普通の生活をやめることは精神的にきつくても、固定費の削減はそんなにストレスなく節約できるからです。
だから、お金をためたいなら基本は「固定費の削減!」デス。
しかし、固定費の削減にも限界があります。
ゼニー簿はFIRE前は家族3人で15万円で暮らしていました。
それができたのは「固定費の削減」プラス「普通の生活をやめる」をやったからです。
- 外食はほとんどしない(やるときは株主優待券利用)
- 自販機で飲み物は買わない(水筒持参)
- 基本的にコンビニには行かない
- 飲みに行かない
- 白髪染めはセルフで、カットは1,000円カット(今は値上がりしてるけど)
- お菓子はポイ活でポイント払い(現金で買わない)
- 安いからといって不必要なものは買わない
まぁ、精神的な豊かさとは無縁の生活スタイルですね。(苦笑
でも、「固定費の削減」プラスでこれをやったことで、1ヶ月家族3人で15万円の生活ができたわけです。
今はお金が目標額に達したので「固定費の削減」はそのままで、普通の生活に戻して1ヶ月家族3人25万の生活になっています。
ということは、1ヶ月家族3人で普通の生活をするのに10万円は余分にかかるということなんですよ!
普通の生活って、意外とお金がかかるもんなんです。
普通の生活をやめれば、1ヶ月10万円が浮くんですから。
シングルマザーは節約金を投資せよ
ゼニー簿がFIREする前は手取りで25万円をもらっていました。
普通の生活をやめることで毎月10万円を節約して投資に回していました。
(他にもブログ収入もあったので実際の投資額はもっとありました)
そういう生活を何年も続けていくことで無事に資産が目標額に達してFIREできたわけです。
FIREという目標ではなくても、子どもの教育費、自分の老後資金に不安はありませんか?
死ぬまで働くような生活を続けたいですか?
シングルマザーになってお金がないと嘆いているなら、固定費の削減にプラスして普通の生活をやめてみてください。
もちろんずーーと質素な生活を続けるのはしんどいでしょう。
目標額を決めて、それまでの期間限定で普通の生活をやめてみてはいかがでしょうか。
収入額が同じでも
①お金を先に使ってしまう
②お金を取っておいて増やしてから使う
この2つの選択の違いが人生で大きな差になるのです。
ゼニー簿は過去に質素な生活した分のお金を投資で増やしたことで、今は働かなくてもいい生活になっています。
節約で投資額をできるだけ増やすことは大事なことです。
コンビニに行く前に、自販機で飲み物を買う前に、家族で出かける前にゼニー簿の言葉を思い出してください。