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3年間使って分かった!小中学生でスタディサプリをおすすめできるかは「親」で決まる

更新日:

小学5年生の終わりから自宅学習のツールとしてスタディサプリを利用しています。

現在中学生で、塾に通わずにスタディサプリだけで自宅学習をしています。

約3年使い続けて分かったのは、小中学生でスタディサプリで効果をあげられるかは「親がキーポイント」ということ。

なぜなら、「見放題」というメリットは、小中学生には多すぎる!んです。

親がどの教科をどれぐらい見るかの選択力、理解できているかのチェック力を持っていないと効果をあげられない。

小中学生でスタディサプリをオススメできる人とあわせて、我が家の活用法と進度も経験談として報告です。

スタディサプリとは


スタディサプリとは、リクルートがやっているオンライン学習です。

有名講師の授業が分かりやすい!

有名講師と言われる一流の先生たちの授業を動画で見ることができます。

「有名講師」と言われるだけあって、本当に分かりやすい!

「神授業」と宣伝していていますが、実際に「日本一」分かりやすい授業だ!と言っても過剰広告ではないと思います。

学年関係なく、復習と予習が可能

小学4年生から高校3年生(大学受験)までの授業が用意されています。

塾に通えば、自分の学年の範囲でしか授業は進みません。

でも、スタディサプリなら学年に関係なく復習と予習が可能です。

月額2,178円(税込)の定額制

小学4年生の授業から高校生(大学受験)の授業まで月額2,178円(税込)で見放題です。

何時間見ようが、複数科目見ようが、料金は一緒ですのでコスパが最高です。

テキストは無料ダウンロード可能

スタディサプリの授業内で使用するテキストは、無料でダウンロードが可能です。

もちろん、有料にはなりますが購入することもできます。

スタディサプリののメリット

コスト計算

経済的!コスパが最強!

親の一番のメリットはやはり2,178円(税込)という経済的な料金設定です。

もちろん、使えば使うほどコスパは良くなります。

塾に月額10,000円払うとしたら、毎月の差は、10,000円ー2,178円(税込)=7,822円にもなります。

1年間で約9万円という大きな差になります。

また、学年ごとの授業のほかにも英検対策講座、TOEIC対策講座、公務員対策講座のような資格対策の授業もあります。

他にも「プレゼンテーション技術」の授業、iPhoneアプリプログラミング講座、「インベスターZを講義する」というちょっと変わった講座も用意されています。

どれだけ見ても料金は同じなので使い方次第でコスパは良くなります。

塾なら教科ごとに料金が割増になることを考えれば、そのコスパの良さがずば抜けていると感じるはずです。

自分のペースで先取り学習ができる

うちでは現在「先取り学習」に利用しています。(数学のみですが)

小学6年で中3の数学を勉強するまでになりました。(今は中学で高校数学を勉強しています)

スタディサプリの授業ですでに習ったことを学校でやるので本人は余裕がでます。

それに、「私はもっと上の学年の勉強をやってる」という自信がついたことで、他の教科もいい影響が出ています

学年を下げて、こっそり復習もできる!

塾に通う理由として「成績がよくない」が一番聞く理由だと思います。

でも、成績が上がらない子のほとんどは過去の授業(中2なら中1の授業)がきちんと理解できておらず、今の授業についていけないことが原因です。

個人授業でない限り、塾は現在の学年の授業を教えてくれますが、分からなくなっている学年までさかのぼって教えてくれるわけではありません。

スタディサプリなら、分からなくなっている学年の授業までさかのぼって、家でこっそり復習ができる。

それに、講師が「神授業」の名の通り日本でもトップクラスに分かりやすい先生の授業なのですから、下手な学習塾よりも理解やすいのです。

スタディサプリ「先取り学習」にも適していますが、「過去の学び直し」にも適しています。

自分のペースで家で勉強ができる

何と言っても「家」で「自分のペース」で学習できるのは大きなメリットです。

特に中学生になって「部活」に時間を取られるようになると、中学生といえども「時間は貴重」になってきます。

塾に行って睡眠が足りずに、学校の授業に居眠りするようでは本末転倒です。

また、塾通いの送り迎えをする親の手間も減ります

実際、子供が中学生になり部活に入ったことで格段に忙しくなりました。

お友達は塾に通う子が増えたようですが、スタディサプリだけの我が娘のほうが成績は良いです。(自慢になってしまいますが。笑

また、今はコロナで学校は臨時休校中なので、学校の授業の代わりに使っています。(臨時休校中は、数学以外も受けています)

長女に続き、次女も学校の授業代わりにスタディサプリデビューしました。

外に行かなくても、学校に行けなくても勉強を進めていけるのは本当に助かります。

1ヶ月の期間限定で利用もできる


スタディサプリは解約と再登録が1ヶ月単位で自由にできます。

夏休みだけ塾の夏期講習のように1ヶ月利用することも可能です。

子供のスケジュールに合わせて、「夏休みだけ」「休校中だけ」という使い方が可能なのです。

2,178円(税込)ともともと安い料金設定でも、自由に解約できることで料金が無駄になりません。

塾だと一時休会を何度も繰り返すなんてできませんよね。

入会金の問題もありますし。

でも、スタディサプリなら誰に咎められることもなく、ネットのボタン一つで解約と登録が自由です。

1ヶ月で利用停止OK!お試しOK!スタディサプリの解約(退会)方法

スタディサプリのデメリット

質問ができない

いくら分かりやすい「神授業」といっても、動画です。

当然ながら質問ができません。

分からない部分は自分で動画を何度か見て自分で解決する必要があります。

うちでは、ゼニー簿が教えることもあります。

勉強の管理をする必要がある

動画を流したまま居眠りしていても、分からないまま先に進んでも、誰も注意してくれません。

親が授業のスケジュールを立てて、きちんと理解できているのかを確認する作業が必要になります。

そうでないと理解できていないまま「やっているつもり」だけになってしまう危険性があります

もちろん、そのあたりのチェックはスタディサプリも力を入れています。

授業の最後には確認テストが用意されていますし、毎日親の方へ「どんな講座を何分視聴したか」と「確認テストの正解率」がメールで送付されてきます。

こんな感じで↓↓

長女はコツコツ勉強する習慣がついているほうですが、それでも1日に決めた授業を受けてなかったりして時々サボろう君が出てきます。

毎日チクリメールが届くので、親は管理しやすいです。

また、我が家では理解ができているのか確認するため、市販の問題集を利用して親が理解度を確認しています

おすすめなのは、くもんから出ている「中学基礎かため100%」シリーズ↓↓


基礎がしっかりと理解できているかを確認できます。

休校がきっかけで、長女よりも早い小学校4年生でスタディサプリを始めた次女に関しては、今は親であるゼニー簿が横についてサポートしています。(PC操作も含めて、一緒に授業を受けている感じです)

スタディサプリに慣れて、自分で勉強する習慣がつくまでは、けっこう大変かもしれません。

ゼニー簿家のスタディサプリの活用方法


長女は数学(算数)メインで利用して、小5の終わりから受け始めて小学6年生では中学の数学の勉強まで進みました。

現在は、中学で高校数学をやっています。

数学1教科の「自信」のために使用

数学以外の教科も見られるスタディサプリですが、うちではほぼ「数学(算数)」のためだけに使っているということです。

(※今は休校中なので、学校代わりに他の教科も受けています。)

なので、結果的に1年で数学が3学年先にまで進んだわけです。

もちろん、英検対策講座など数学以外の講座を見せることもあります。

しかし、基本的には数学1教科に絶大な「自信」をつけさせるために使いました

子供って単純ですから、1つでも「誰にも負けない」という教科があると他の教科もつられて上がっていくんです。

「中学の数学は全部終わった」という自信が、得意ではない教科の成績を押し上げてくれているということです。

他にも、クラスの代表などの仕事に積極的に立候補し始めるという勉強以外の効果も生まれました。

それに中学になるとグンと難しくなる数学に入学前から自信を持っていれば、他の教科でつまづいても自信を落とすことなく勉強をやっていけるだろうというゼニー簿の企みです。(笑

うちのように1教科強化のためだけに使用するのは特殊な使い方かもしれません。

でも、スタディサプリは「親の方針や目的」で自由に使えるところが、大きなメリットだと感じます。

ゼニー簿には自分の子をどう育てるか、自分の教育方針があるので自分の使い方次第でどうにでもなるスタディサプリは本当にありがたい勉強ツールなのです。

この方法が万人にいいわけではありませんが、1つの例としてゼニー簿のスタディサプリの利用法を紹介しました。

3年間利用で分かった!小中学生でスタディサプリがおすすめな人

たくましく生きる小中学生にすすめられるかは、親で決まる

「高校生でスタディサプリをおすすめできる人」と「小中学生でスタディサプリをおすすめできる人」は違うと思ってます。

高校生は半分以上自分自身で勉強をコントロールをできると思いますが、小中学生は親のコントロール力のが必要だからです。

「コツコツ毎日家で勉強できるか」という本人の努力はもちろん必要です。

しかし、「親の方針や目的がハッキリ決まっている」人に特におすすめできると感じています。

スタディサプリの見放題は「選択力」が必要

「何学年でも、何教科でも、何時間でも、授業見放題」はスタディサプリのメリットです。

しかし、逆を言えば「授業の選択基準を自分では決められない」小中学生には量が多すぎるのです。

国語の成績もあげたいし、算数も分かってないところも多い、あぁ、理科の授業も分からなかった・・・とアレもこれも授業を見ようと思っても子供が集中できる時間は限りがあります。

小学生は当然ですが、中学生もまだまだ子供です。

「何の授業を何分見るのか」という選択する力、「要らない授業を切り捨てる」判断基準が必要なのです。

小学生や中学生にその力はありません。

親の判断力、判断基準が必要になってきます。

「見放題だからいっぱい授業受けなきゃ、損!」という考え方で受けさせると、子供に限界が来ます。

そして、結果的には、思ったような効果が得られないと思います。

※今は休校中で次女(小学4年)は4教科の授業を受けていますが、それでも1教科1コマ(15分)程度にしています。

手を挙げられない、先生の質問もない、友達との楽しくワイワイ騒ぐこともない授業になりますから、実際の授業の余白(無駄?)がありません。

動画授業は実際の授業と比べると短い時間でも内容は詰まっています。

あまり長時間受けさせても、子供もしんどくなるだけじゃないかと思います。
(スタディサプリを学校の授業代わりに使うやり方は今は手探り状態ですので、進展があれば追記します)

親のチェック能力も必要

特にスタディサプリは分かりやすいと言っても所詮「動画」です。

ほとんど聞いていなくても、分かってなくても、授業態度が悪くても、先生が注意してくれるわけではありません。

加えて質問もできません。

「ちゃんと授業を受けて、きちんと理解できたのか?」を最終的にチェックする必要が出ています。

スタディサプリも「確認テスト」を用意してその辺のデメリットを補おうとはしてます。

しかし、最終的には機械的にではなく人間が(親が)チェックしてあげられるかが大きいです。

3年間使ってみて、おすすめできる人

3年間自分でも使ってみて、小中学生でおすすめできるかどうかは「親」がポイントになると感じています。

親が判断基準とチェック能力を持って上手に使いこなせば、料金以上の大きな効果があげられるということです。

「塾に任せる」「先生に任せる」誰かに子供の勉強を任せた分だけ当然料金が発生します。

塾や家庭教師が高いのは当然です。

スタディサプリを使って「授業」の部分だけをプロ任せる。

そして、勉強の予定や方針、理解度のチェックは「親」が自分で行うから安いんです。

勉強の予定や方針をたてて、理解度のチェックがをやる覚悟があるなら、塾なんかよりもスタディサプリのほうが効果が高い!

最強の勉強ツールなのは我が家で実証済みなので、あとは親子で使いこなせるかを試してみてください。

塾を考えるのはを試してみてからでも遅くないですよ。

我が家は逆にもっと早くやっとけばよかったと思ってるぐらいです。

親の手間がかかりますが、その分教育資金を貯められます。

ゼニー簿はスタディサプリで節約できた分は投資に回しています。

だって、投資に回せる資金の差が「資産の差」を生みますからねっ!



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