
先日、お笑い芸人のケンドーコバヤシさんが、「住んでいない家の家賃を20年間払い続けていた」という衝撃的な事実が番組内で取り上げられました。
月額8万5,000円。そこに電気代などの基本料金も加わり、20年間の総額は約2,000万円にものぼるといいます。
「いやいや、そんなの芸人さんだけの特殊な例でしょ?」
「自分はそんな大きな無駄はしていない」
そう思われるかもしれません。
しかし、私たちの日常生活に潜む「使っていないサブスクの放置」は、形を変えた「ケンコバさんの空家賃」と同じではないでしょうか??
今回は、このなぜ「面倒くさい」という感情が資産形成の最大の敵になるのかを考えていきましょう。
1.「少額だから」という油断が資産を溶かす
ケンコバさんのケースは月8万5,000円と高額です。
しかし、ケンコバさんはかなり稼いでいるうちの8.5万円。
20年前の給料が月額150万だったという給料明細が番組内でも紹介されていましたから、今は月額1000万ほど稼いでてもおかしくない。
それだけ稼いでいれば、8.5万も気にならないのかもしれません。
でも、私たちがついつい放置してしまうサブスクはどうでしょう。
- 動画配信サービス:月額 1,000円
- 使っていないジムの会費:月額 8,000円
- 初月無料から解約し忘れたアプリ:月額 500円
これらを合わせ、月々1万円ほどの「使っていない固定費」を支払っている人は少なくありません。
「月1万円くらいなら……」と思うかもしれませんが、これを資産形成の視点で見ると景色が変わります。
もしこの月1万円を、年利5%で運用しながら20年間積み立てていたとしたら、いくらになると思いますか?
答えは、約410万円です。
たかが月1万円の放置が、将来の数百万円という資産をドブに捨てているのと同義なのです。
2.「面倒くさい」は、最も高い税金である
なぜ、使っていないと分かっているのに解約しないのか。
その最大の理由は「手続きが面倒くさいから」でしょう。
ケンコバさんは番組で取り上げてもらうことでようやく重い腰を上げたぐらいですから。
資産形成において、実はこの「面倒くさい」という感情こそが、最も高いコストになります。
ケンコバさんも「解約の手続きが面倒だった」と語っていますが、2,000万円という金額は、その「面倒くささ」に対して支払った代償としてはあまりに高額です。
そのお金を年利5%で運用しながら20年間積み立てていたら・・・約3,493万8,000円!!ですから。
私たちは、労働で1万円を稼ぐことの大変さはよく知っています。
しかし、「支出を1万円減らすこと」が「1万円稼ぐこと」と同じ価値(あるいは税金がかからない分、それ以上の価値)があることには、意外と無頓着になりがちです。
3.固定費の削減は「一度やるだけ」の最強の投資
資産形成の鉄則は「まず、支出を最適化すること」なんです。
投資で利益を出すには、市場の変動というリスクを負わなければなりません。
しかし、固定費の削減にはリスクがありません。
一度「解約ボタン」を押すだけで、その瞬間から将来にわたって永続的に資産が守られるようになります。
これほど効率的に楽に稼げる投資は他にありません。
サブスク放置はいますぐ動け!
ケンコバさんのニュースを「笑い話」で終わらせるのか、自分の家計を見直す「警鐘」にするのか。
その差が、10年後、20年後のあなたの資産残高を決定づけます。
今すぐできる「資産防衛」チェックリスト
- クレジットカードの明細を3ヶ月分見直す
→「これ何だっけ?」という項目は、即座に調べましょう - スマホの「サブスクリプション」設定を確認する
→iPhoneやAndroidの設定画面から、解約し忘れたアプリがないか確認しましょう - 「いつか使うかも」を捨てる
→3ヶ月使っていないサービスは、一度解約しても困りません。必要になったらまた契約すればいいのです
この記事を読み終えたら、ぜひ以下の3つをチェックしてみてください。
サブスクは契約後即解除で自動更新を防ぐ
ゼニー簿もサブスク契約はしています。
- テニススクール
- ヨガ
- Oura ring
- ストレッチ
- Amazonプライム
- amazon Kindle unlimited
1~4はいちいち解約できないし、健康維持のための必要経費なので仕方がない。(ほぼ毎日使い倒してますしね)
でも、5以降は契約して即解約して自動更新がないようにしています。
サブスクは便利ですが利用しなくなってるのに放置するのが大きな無駄になるからです。
まとめ サブスクは今すぐ見直せ
資産形成の王道は、華やかな投資手法を学ぶことよりも、まずは「足元の穴」を塞ぐことにあります。
「面倒くさい」という心の隙を狙って、あなたのお金は毎日少しずつ流出しています。
ケンコバさんの2,000万円を他人事と思わず、今日こそ「不要なサブスク」という名の空家賃を解消しましょう。
ゼニー簿は、こうした日々の小さな積み重ねが大きな自由へと繋がると信じています。