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悪くないのに事故賠償!?日常賠償責任保険で助かった話

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うちの長女が交通事故に遭いました。

うちの娘が悪いわけではないのだけれど、それでも過失割合は2割。

自転車事故も保証してくれる「日常賠償責任保険」で事なきを得ましたので、恥を忍んで体験談を。

長女が交通事故に遭っていた!

自転車がボロボロ・・・なぜ?

長女がゼニー簿の自転車に乗っていったので、仕方なく長女の自転車に乗ろうとすると・・・・ボロボロじゃないか!!!!

カゴはガタガタ、漕いでも漕いでも前になかなか進まずに異音が!!

自転車屋に修理に持っていくと、「普通の衝撃ではこうなりませんよ。事故かなんかじゃないと・・・・」と。

しかも、修理すると、もう新しい自転車を買うのと変わらない値段だとのこと。

ええ!!

長女に問いただすと、なんと交通事故にあってたと・・・。

どういうこっちゃねん!

怒られると思って言い出せなかったって、おいっ!(怒

事故にあったのは5日前ぐらいで、自転車に乗っているときに出会い頭に車にぶつかったらしい。

相手に「お互い様だから。」と言われ、車も傷ついていたので高額の修理費が怖くてそのまま帰ってきたとのことでした。

長女は自転車通学していることもあり、普段から「どんなに小さい事故でも、必ず事故にあったら警察を呼ぶように」と口を酸っぱくして言い聞かせていたのですが・・・。

その甲斐もむなしく、長女は警察も呼ばずに、しかも親にもだまっていた!(ショック・・・)

もう我が子ながら、情けないやら腹立たしいやら。

長女いわく「ちゃんとした人そうに見えたし・・・」って。

ちゃんとした人が警察にも届けずに立ち去るわけ無いやんけーー!!!(怒

(高校生でもこのバカさ加減ですから、お子さんを持ちの方は、ゼニー簿の長女の例を出してもっとよく言い聞かせることをおすすめしておきます)

警察にすぐに事後報告

長女の報告を受けて、直ぐに警察へ事故の連絡。

事故の相手は、手書きの名前と電話番号を書いたメモだけは渡す良心は持っていたようです。

5日も経っているとのことで現場検証はできませんでしたが、自転車を見に来ていただき、事故の相手にも警察から連絡をとってもらいました。

相手は、免許証を持っているのに「交通事故の報告違反」を犯していること、未成年相手に「お互い様だから」と脅すようなことを言ってその場を立ち去ったことなどから、まともな相手とは思えません。

案の定、相手から謝罪の電話が来ましたが、到底まともな人とは思えませんでした。

助かった!日常賠償責任保険が交通事故で大活躍

事故の相手は幸いにも任意保険は加入していたようで、直接事故の交渉をするのに保険会社の担当者を通せるのは幸いでした。

そして、ゼニー簿の方も自転車保険の代わりに火災保険に「⽰談交渉サービス付きの日常賠償責任保険」の特約をつけていたおかげで、保険の担当者が交渉をしてくれることになりました。

日常賠償保険は法律上の損害賠償責任を負担することにより被った損害を補償してくれる保険です。

示談交渉サービスとは、自分の代わりに保険会社の担当者が交渉してくれるサービスです。(自動車の任意保険は示談交渉サービス付きが普通ですが、自転車保険や日常賠償保険では付いていないものが多いです)

今回、未成年相手に事故報告せずに立ち去ったぐらいですから、ハッキリ言ってまともな常識のある人ではなく、話していても本当に自分本意な人でした。

こちらの腹の虫は収まりませんが、一応警察からは厳重な注意と「報告義務違反」として切符は切られたようです。

突然起こる事故の相手は、常識のあるような人ばかりではありません。

まともじゃない人を相手に示談交渉するのは神経をすり減らします。

しかも、自動車保険は示談交渉付き示談交渉サービス付きが普通なので、事故交渉のプロである保険会社の担当者相手に素人が交渉するのは、また別の意味で大変です。

示談交渉サービス付きで、本当によかったー。(ほっ

信号のない交差点事故の過失割合 自動車8:自転車2

今回は信号のない交差点での出会い頭の事故で、法律上の基本的な過失割合は、自動車8:自転車2になります。
(※イヤホンをしていたり、スマホを見ていたりすると自転車でも過失割合は上がります)

2割と言っても、自動車の修理代の2割って結構高い!!

それに、自転車というのは2年で減価償却される(価値がなくなる)もので1年使っている長女の自転車の価値は半分という査定に!

それなのに、自動車の修理代は30万だから、2割の6万円を負担!?

なんで、こっちばっかり損なんだよっ!!

そう。自動車相手の自転車の事故は過失割合が低くても、めちゃめちゃ不利なんです。

今回の自動車の修理代が約30万、自転車の購入代約4万でした。

2割の6万円をこちらが相手に支払い、自転車の価値の半値約2万の8割(16,000円)しか相手に賠償してもらえないーーーー。

今回はもちろん6万円の賠償額は保険で支払えるので問題ないのですが、長女の自転車を新しく購入するとすると4万のうち24,000円を自己負担しなくてはいけないって!おい!!

保険の担当者さんに①未成年であること ②報告義務を怠ったこと で2割より減らしてもらうように交渉をお願いしました。

しかし、①の未成年としての過失割合の修正はもっと小さい子(5歳以下)でないと難しい、②報告義務違反は切符を切られたことで処罰されている で2割からは下がらず・・・。

ただ、今回自転車がないことで通学に交通費が発生していることや未成年であることを加味して、自転車の価値を減価償却せず新車購入価格で査定し、2週間の交通費をプラスするということで話をつけてもらいました。

自己負担約1万円で交渉決着です。

ほっ。示談交渉サービス付きで助かったー。

シングルマザーは、自転車保険にだけは必ず入って!!

今回は自転車と車の信号のない出会い頭の事故で、過失割合は自動車8:自転車2でした。

もし、損害賠償責任保険に入っていなかったら、今回の交通事故で約8万円を支払うことになっていました。

長女が信号無視したわけでも、スマホを見ていたわけでもありませんが、それでも自転車という「車両」に載っているということで過失分を負担しなければならないのです。

まぁ、8万ぐらいなら保険に入っていなくても払える金額です。

でも、歩行者と事故になる可能性もありますよね。

そうなると、過失割合は自転車85:歩行者15と逆転します。

相手に後遺症が残るような大怪我を追わせてしまったら、賠償額は何千万になり、簡単に支払えるような金額ではなくなるわけです。

しかも、シングルマザーなら子どもが事故を起こす可能性もあります。

未成年である子どもが事故を起こせば、親が代わりに賠償金を支払うことに・・・。

一気に人生が狂ってきます。

そんなことにならないために、自転車保険(日常賠償責任保険)の加入は必須です!

今回の長女の事故で、本当に加入していて良かったと心底思いましたよ。

もう高校生で行動範囲も広いし、どこに行くにも親がついて回ってチェックできるような年頃ではないですからね。

それにしても、せめて事故したら親に言ってほしかったよ。

情けないよ、あたしゃ。

はー。(ため息)

日常賠償責任保険に加入していない人は、過去記事も参考に↓

年払いで自転車保険が最安に!楽天の個人賠償責任保険とは?



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