4%の高配当として、信用金庫・信用組合の出資金配当投資を以前紹介しました。
しかし、今回のコロナショックで、景気が停滞することは不可避です。
中小企業に貸付が多い信用金庫や信用組合への出資はリスクが高いので、引き上げました。
高配当の信用金庫・信用組合の出資
2年前に高配当投資の１つとして紹介した信用金庫・信用組合の出資。
4%の高配当！信用金庫・信用組合の出資金配当投資のメリット・デメリット
順調よく2年間の配当金をいただいていました。
今年ももちろん配当金をもらうつもり・・・デシタ。
リスクオフ！出資金を引き上げました
コロナショックで軒並み株価は下がり続けています。
ゼニー簿も配当金目当てで、投資軸をインデックス投資から高配当株にしていたので、損切りで結構痛手を負いました。
新型コロナウイルス(COVID-19)で個別株は損切撤退デス。配当生活は見送りに
さて、残る高配当投資といえば・・・２年前に始めた信用金庫＆信用組合の出資金投資です。
信用金庫＆信用組合の出資金は値下がりなし！
銀行株はこの数ヶ月で２／３にまで株価を下げています。
しかし、信用金庫＆信用組合の出資金は株価と違い、市場で売り買いできません。
だからこそのメリットなのですが、値下がりすることはありません。
「じゃあ、安心じゃん！」と思うかもしれませんが、これからの不況では倒産リスクが避けられないのです。
倒産すれば、出資金は保証されない
株のように値下がりリスクはないものの、株と同じで倒産すればお金は戻ってきません。
預金ではありませんからね。
信用金庫や信用組合というのは、地元の中小企業にお金を貸し付けて、商売しています。
今回のコロナショックで株価は暴落、インバウンド需要がなくなり売り上げ低迷、さらにコロナで経済が低迷。
中小企業の経営はこれから一層厳しくなるでしょう。
中小企業は、大企業より倒産の確率が高い。
そういった中小企業に貸し付けている信用金庫や信用組合の経営も同じく危なくなる可能性が高い。
危なくなる前に撤退を決めました。（個人の見解です）
出資金の解約は時間がかかる
出資金投資のデメリットの１つに「すぐに換金できない」というのがあります。
信用組合に解約の手続きに行きましたが、やはりその日には現金化はできませんでした。
大阪信用金庫 出資金解約まで１ヶ月
大阪信用金庫では出資金解約まで約１ヶ月かかるとのこと。（長っ！
解約後に普通預金口座に入金した時点で、郵送で連絡が来るということでした。
※実際は、年度末（3月）に近いこともあって、5営業日ほどで入金されました。
（年度末を過ぎると配当金を出す必要があるため、急いだのでしょう。）
永和信用金庫 出資金解まで数週間
永和信用金庫では出資金解約まで数週間はかかりますとのこと。
永和信用金庫は現金か、普通預金入金かを選ぶことができました。
今回は口座入金を選択したので、入金後に電話にて連絡をいただけるということでした。
※実際は、年度末（3月）が近いこともあってか、3営業日ほどで入金されました。
（年度末を過ぎると配当金を出す必要があるため、急いだのでしょう。）
出資金投資の値下がりしないメリットは安心
当初の計画と違い２年で終わりを告げることとなった出資金投資。
デメリットはあるものの、「値下がりしない」というメリットはとても安心でした。
今回のコロナショックで、鬼のように下げていく株価を目の当たりにしましたから・・・ね。（涙目
出資金の解約は窓口まで行く必要があり、スピーディーな対応はできません。
でも、その分値下がりがないので、安心していられました。
今回も解約するにあたって、理由を聞かれるわけでもなく、スムーズに解約対応していただきました。
倒産などのリスクがないなら、株式投資よりも安心という印象です。
実際に今回の大暴落を経験すると、上場している銀行株を買うくらいなら、出資金投資はメリットが大きい！と感じました。
ただ、不況下ではリスクが大きいので、これから出資をしようと考えているなら十分にリスクを考えてください。
ゼニー簿はセミリタイアしたこともあり、しばらく安全資産で様子を見ようと思います。
私は死ねない。コロナによるシングルマザーの苦悩（急遽リタイアしました）
今後、出資金投資を考えているなら、参考にしてください。
（※投資は自己責任です）