コロナウィルスで臨時休校になる学校がこれから増えることでしょう。
親としては勉強が遅れないようにしたいものですが、人が集まる塾は心配ですよね。
休校中こそ、安全でコスパもいいオンライン学習教材を活用しましょう。
休校中のオンライン学習で、中学生の親が気をつけるべきことと対策を紹介します。
学校や塾は「密閉、密集、密接」環境
まず、なぜ学校が休校中なのか考えてみましょう。
沢山の子どもたちが一度に教室に集まる環境は、コロナウィルスの感染の確率が高く、ウィルスを拡散させてしまう可能性が高い。
それに、最近では子供の死亡例も数多く報告されています。
だからこその休校措置です。
それなのに、休校中に勉強の遅れが出ないように「塾」に通わせる?
塾も学校と同じで、「密閉、密集、密接」の環境であることに変わりありません。
塾に通わせることは、子供の命を危険に晒すことになります。
人と接触のなく安全に勉強を進める環境こそ、今求められることなのです。
オンライン学習なら安全・安心
緊急事態宣言で休校措置をとっている各国は、学校を休校にし、オンライン学習を取り入れています。
中国政府は「登校は止めても、勉強は止めさせない」とのスローガンを打ち出し、オンライン授業への切り替えを進めています。すでに幼稚園児から大学生までの半数近い約1億2000万人が登校せずにオンライン上で授業を受けられるようになっています。
アメリカでも同様にオンライン授業へ切り替えています。オンラインで受けられる授業はリーディング、作文、算数、理科、社会、図書、美術、音楽、ウェルネス(=健康)、スペイン語の10科目に対応しています。
また、課題をこなしている間に質問があれば、先生にメッセージを送り、リアルタイムで返事がもらえるシステムです。
オンライン学習なら、「密閉、密集、密接」を避け、安心安全に勉強がすすめられるのです。
先進国と言われているのに、なぜ日本はオンライン授業を進めて、休校措置を取らないのか・・・。(怒
と、不満を言っても仕方ありません。
自分で、やれることをやるしかない。
日本でも民間のオンライン教材を使えば、安心安全に勉強がすすめられるのですから。
そう。
やるかやらないかは親次第。
こういう時に「オンライン教材」を取り入れ、柔軟に対応できるかどうかが差になります。
中学生のオンライン学習でおすすめは、スタディサプリ
うちでは早くからオンライン学習教材をすでに使っています。
その中でもおすすめはスタディサプリです。
もう4年目になりますが、オンライン教材のスタディサプリを始めたきっかけは、当然ですがコロナウィルス感染とは全く関係ありませんでした。
ただ単に下記の3つで優れていた点です。
- 塾と比べて、圧倒的に料金が安い(月額2,178円(税込))
- 塾と比べて、時間に自由がきく(クラブ活動と両立しやすい)
- 自分のペースで勉強ができる
でも、中学校が休校となり、更に良さを実感しています。
- 「密閉、密集、密接」を避けられる
- 休校でも勉強を進められる
- 学校と比べて、圧倒的に授業がわかりやすい
そう。
安心安全はオンラインだから当然なんですが、学校の授業より分かりやすいということです。
しかも、スタディサプリには学校で使う教科書別に授業動画が用意されているので、学校とオンライン授業との違和感も最小限にできます。
ただし、オンライン学習は対面式ではないので、デメリットもあります。
デメリットを知った上で、対策を立てて使うことをおすすめします。
オンライン学習のデメリット
オンライン学習は学校より圧倒的に分かりやすいのですが、なんせオンラインだけにデメリットもあります。
質問ができない
授業はリアルタイムで配信されているわけではなく、録画した動画授業になります。
当然ですが、分からない所が出てきても、質問ができません。
動画を何回か見直したり、前の部分に戻って確認したりすることも必要になります。
時間割がない
学校では時間割があって、教室では強制的に授業が始まります。
自分で時間を管理する必要はありません。
しかし、オンライン学習教材で授業を受ける場合は違います。
オンライン教材は30分でも、5時間でも料金は変わりませんが、長く見れば賢くなるわけではありません。
ダラダラと意味もなく見続けるぐらいなら、短時間集中したほうが効率がいいこともあります。
「どの授業をいつ見るか」のスケジュール管理してくれる人がいないということは、大きなデメリットなのです。
オンライン学習で親がやるべき対策
オンライン学習教材を使った勉強のデメリットを2つ紹介しましたが、このデメリットを上手に回避することが在宅学習成功のポイントです。
中学生が上手にオンライン学習教材を活用できるかは、親の対策次第です。
1.「分からない」を放置しない
スタディサプリは分かりやすい授業なのですが、それでも分からない所も出てくるでしょう。
その時に、「分からない」を放置しないこと。
これが重要です。
分からないまま先に進んでも、更に分からないが増えるだけです。
定期的に理解しているかどうかを親が確認することが必要です。
我が家では理解ができているのか確認するため、市販の問題集を利用して親が理解しているかチェックしています。
おすすめなのは、くもんから出ている「中学基礎かため100%」シリーズ↓↓
基礎がしっかりと理解できているかを確認できます。
親が市販教材等を利用しながら理解しているかをチェックし、「分からない」を放置しないようにしましょう。
2.勉強スケジュールを管理する
どの科目の授業をどれぐらい見るか?
勉強スケジュール(時間割)を親が管理しましょう。
1日の時間割はもちろんですが、理解度を確認する頻度やタイミング、どの教科に力を入れるか等の勉強スケジュールを管理するのは、ある程度の管理能力がある大人でないと難しいのです。
というか、実際にやってみると、大人でも結構大変なんですよ。これが。
休校中は子供任せにしない
コロナウィルスとの戦いは長期戦になりそうです。
学校が再開されても、地域によっては「散発的に」臨時休校措置が取られることも多くなるでしょう。
子供の勉強をそのたびに中断していては、地域によっては勉強に大きな遅れが出ることも予想されます。(特に人口が多い首都圏や、関西圏など)
防衛策としても、家庭でオンライン学習教材を使って勉強ができる環境を作っておく(準備しておく)ことをおすすめします。
ただ、学校でも家庭でも子供の「勉強は子供任せにしない」こと。
中学生はまだまだ子供です。
自己管理ができるような年ではありません。
大人が程よく介入し、管理することが大切です。
我が家では、市販教材を使っての確認テスト、いつ、どの教科を見るかは親であるゼニー簿が管理しています。
私の場合は、オンライン学習を取り入れて3年と慣れていますし、現在はセミリタイア中で時間だけはあるのでいいですが・・・・。(苦笑
(詳しくは、私は死ねない。コロナによるシングルマザーの苦悩(急遽リタイアしました))
慣れてない親にとっては結構大変かもしれません。
そういう時は、スケジュール管理を人に任せるという手もあります。
スタディサプリでは、通常のコースの他に「個別指導コース」というものが用意されています。
もちろん、料金は高くなりますが、勉強スケジュール管理、理解度チェックテスト、担当コーチがついてくれます。
担当コーチが毎週何をすべきかスケジュール作成してくれるので親はだいぶ楽できるはずです。
(しかも、理解しているかのチェックテストもあるので、親がチェックする手間も減ります)
普段は親が管理し、休校中だけ「個別指導コース」を利用するのもありだと思いますよ。
中学生になると、親に管理されること自体に反発心が出てきますしね。(苦笑
便利なものは上手に利用しましょう。
まさか学校に普通に通えなくなる時代がくるとは・・・・。
子供を持つ親として、お互い頑張りましょう。