結婚してみたらDV夫だった、モラハラ夫だった、クズ夫だった。
それでも自分で選んだんだからと我慢し続けていませんか?
失敗と認めて新しい人生に踏み出しましょう!
結婚してみて夫の本性が分かった
結婚してみるとDV夫だった。
そう。わたくし、ゼニー簿のことです。
10年近く友達としてお付き合いもあったのに見抜けなかったわけですね。(笑
でも、DVする人ってそうなんです。
外面はすこぶる良くて、「家族」になった途端に本性を表すんですよね。
DVで悩んでる人、モラハラで悩んでる人も同じじゃないでしょうか。
離婚の決断ができない
そんなクズ夫なのに夫が変わると信じていたり、どうにかできないかともがいたりしてませんか?
人間の本性なんて変わらないので、すぐにでも離婚したほうが良いんです。
そう!今すぐに。
でも、ゼニー簿は離婚の決断を下すまで7年もかかってしまいました。
本当にバカです。
時間の無駄でした。
でもそれは冷静な判断ができる今だから言えることで、あの当時のゼニー簿には自分で正常な判断が下せませんでした。
なぜ離婚の決断までにそんなに時間がかかってしまったんでしょうか。
それには、理由があるようなんです。
この本を読んで「自分のことだ!」と叫びそうになりました。(苦笑
自分の決断と一貫した行動をとる心理
この本には人の行動に強く働きかける7つの影響力が紹介されています。
その1つが「自分がした決断を正当化しながら行動する」という一貫性原理の力がゼニー簿の結婚に強い影響を与えたということが分かりました。
誰に言われたわけでもなく自分で下した決断は、たとえ間違っていたとしてもそれを認めたくないという心理が働き、その決断を「正しいもの」として正当化してしまうようなのです。
ゼニー簿の場合は自分の間違った決断を正当化しようと、自分が我慢したり努力したりすることでなんとか結婚生活を幸せに向かわせようと行動していたんですね・・・。
自分で決断したことを「間違いだ」と認めることができなかったということでしょう。
簡単に言えば。
本当にバカです。
それで7年も無駄に過ごしてしまったんですから。
この本を読んで「自分の決断を正当化する」という心理的圧力に動かされていたんだとわかりって、ゾッとしました。
そして、紹介されている7つの影響力の中でも「自分の決断を正当化すること」が特にゼニー簿にとって大きく作用するとも認識できました。
本の中でもゼニー簿と同じく誰が見ても間違った相手を選んでしまったのに、それを認めようとしない女性が紹介されています。(苦笑
一貫性の力が未来の行動を決めてしまう
もちろん、一貫性を保つことは社会性で他者からの信頼を得る上で非常に重要です。
言ってることとやってることがチグハグだと、他の人から反感を買いますからね。
例えば上司が「集合時間の5分前に来ることは常識だ!」と言ってたのに自分はいつも5分遅刻してくるのを見たら、部下はどう思うでしょうか。
「あいつ、言ってることとやってること全然違うじゃん!何偉そうに5分前集合とか言ってんだよ。」と口には出さなくても心で思うはずです。
そして、その上司への信頼はほぼゼロになるのではないでしょうか。
人間は自分にも他の人にも一貫性を求めるし、一貫性が有る行動をしようとする生き物なのです。
自分の行動が何に影響されているのか知ろう
一貫性の力が行動に及ぼす心理は、心理学を勉強している人ならよく知っているのかもしれません。
ゼニー簿は心理学には全く疎いのでこの本で理解できました。
そして、自分の無駄な(笑)7年もの結婚生活が、一貫性の力に影響されていたと分かりました。
まぁ、今分かったところで取り返しはつかないんですが。(爆
でも、私のように自分が下した間違った決断に引きずられて生きている女性が少しでも早く自由になれたらと思い、自分のバカな7年間とともにこの本を紹介します。
この本は結婚のような大きな決断ではなくても、「数量限定」とか「冬季限定」みたいな希少性や、「みんながやっているから」という社会的証明が行動に及ぼす影響なども紹介しています。
「5000円以上送料無料」という言葉につられて、要らないものまで買ってしまう行動も心理的に操られているからでしょう。
株で損切りできない心理も同じでしょう。
大なり小なり私達の行動は、無意識に何かに影響を受けているということがわかるのではないでしょうか。
そして、その影響力を多少なりとも知識として入れておくと、騙されて悔しい思いをすることが減るかもしれません。
分厚い本ですが、とっても面白いのでおすすめです。
自分の行動の間違いを認めるためていい人生を遅れるようにぜひ読んでみてください。
人間は間違うこともある!間違ったらすぐに認めることのほうが大事!!
ゼニー簿と同じように無駄な結婚生活を長引かせないように、何に自分の心が操られているのか探ってみましょう。