投資ときくと、世の中には拒否反応を示す人が一定数います。
でも、私達の年金の半分は株式で運用されていて、日本人なら実は(ほぼ)全員が投資経験者なんですよ。
投資と聞いて拒否反応?
投資ときくと、世の中には拒否反応を示す人が一定数います。
というか、大半の人は拒否します。(苦笑
「投資」と言った途端、怪しい人を見る視線を送っていただけます。
エ? ワタシハ ハンザイシャカ ナニカデスカ?
しかも、なぜか皆の投資のイメージは「損する」「怪しい」だけじゃなくて、なぜかずっとPCに張り付いているデイトレーダーの絵らしい。
デイトレードを否定するわけじゃありませんよ。
でも、投資法は他にもあるにも関わらず、そんなイメージらしい。
人によっては「投資→怪しい→仮想通貨」という図式になることもあります。
え? ですよね。(笑
逆に「投資→楽に稼ぐこと→悪→よって、コイツは悪人」となることもあります。
なんでやねーーん。
いやいや、庶民が本格的に投資しようと思うと資金が必要。
だから、めちゃめちゃがんばって節約するので、全然楽じゃない・・・というか努力の塊です。(涙
と思うわけですが、世の中ってそんな感じです。
実はあなたも投資経験者
でも、知ってました?
あなたも実は間接的にですが、投資やってるんですよ。
そう!
あなたは投資経験者なんです!
おめでとう!あなたも怪しくて、毎日PCにかじりついてる、悪人です。(爆
あなたの年金は株式投資で運用されている
毎月払っている年金保険料は、老後のために運用されています。
しかも、みんなが嫌がる「投資」で。(笑
下記が厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオ。
50%が株式投資、残り50%が債券に投資されています。
年金は怪しいお金ですか?
違いますよね。(笑
年金を運用しているGPIFは怪しい団体ですか?
いえいえ、厚生労働省所管の独立行政法人です。
全然怪しい法人でもなく、働いている人も怪しい人ではありません。
って、投資は全然怪しいものではないってことです。
お金を増やそうと思ったら、やっぱり投資するしかないんですよ。
もちろん、年金の運用である投資もうまくいってます。
2014年11月にGPIFは、債券の割合を減らし、株式投資率を約50%に増やす方針に変えました。
グラフを見ても、株式投資割合を増やしてから収益は飛躍的に増えていますよね。
「市場運用開始以来、2008年のリーマンショックの時期を含めても、平均収益率は年率+3.70%、累積収益額は+100.3兆円」ですってよ。
奥さん!(笑
「投資=損する」そんな図式は必ずしも当てはまらないんです。
(もちろん、損する確率の高い投資もあります)
お金が増えて戻ってくるのは、間接的な投資をしているから
年金だけではありません。
お金が増えて戻ってくるようなものは、間接的に投資しているからです。
お金普通に置いてたって増えるわけないんだから。
保険は保険会社が預かったお金を投資しているからだし、預金だって銀行がきちんと利益を出しそうな会社に貸すということで投資しているから。
だから、利息がついて増えて戻ってきます。
世の中の人は誰もが知らないうちに投資に関わって生きている。
間接的とはいえ、投資はみんな普通にやってることなんです。
なにも恐れることも、怪しいことも、怖いことでもありません。
投資は怪しいものじゃない!次は自分で直接やってみよう
投資が怪しいものじゃないと分かったら、次は自分で直接やってみませんか?
保険や年金など誰かに運用してもらうという間接的な投資ももちろんいいのですが、運用している「誰か」にマージンを払う必要が出てきます。
あなたが増えたと喜んでいるお金は実際の儲けのほんの一部に過ぎません。
でも、直接自分で投資をやれば、誰にもマージンを取られることなく、儲けはまるまるアナタのものです。
(もちろん、売買手数料や税金はとられるけど)
投資法だって、リスクの少ないインデックス投資という方法もあります。
簡単なのに知られていないお金の増やし方(インデックス投資とは)
きっとインデックス投資を20年コツコツやれば、GPIFよりも収益率は高くなっているはずです。
現にゼニー簿のiDeCoは、約5年間で収益率約40%ですから。
この記事を見たシングルマザーがたとえ一人でも、子どもや自分の将来のために投資を始めてもらえればと切に願うばかりです。
投資の変なダークなイメージに囚われていてはもったいないですよ。