シェムリアップの観光は、アンコール遺跡だけじゃありません!
一番のおすすめは、トレサップ湖のマングローブの森を散策するクルーズです。
ただし、個人で行くと「ボッタクリ被害」が頻発しているので、現地ツアーを利用しましょう。
今回は現地ツアーの「Houses on Stilts & Mangrobes Forest Tour at Tonle Sap Lake(トレサップ湖 高床式ハウスとマングローブの森ツアー)」を紹介します。
トレサップ湖 マングローブの森ツアーとは?
カンボジアにある最大の湖が「トレサップ湖」です。
その「トレサップ湖」の水上で暮らす人達の村(高床式ハウスになっています)をめぐり、マングローブの森を散策するツアーが、「Houses on Stilts & Mangrobes Forest Tour(トレサップ湖 高床式ハウスとマングローブの森ツアー)」です。
個人で行くことも可能ですが、個人で行くとぼったくられる可能性が高い上、ボートをチャーターする金額が高いため、かなりの出費を覚悟する必要があります。(googleの口コミでもボッタクられたという感想も多いです。)
そこで、現地ツアーの「Houses on Stilts & Mangrobes Forest Tour(トレサップ湖 高床式ハウスとマングローブの森ツアー)」を利用することをおすすめします。
トレサップ湖 マングローブの森ツアーに参加するには?
シェムリアップのオールドマーケット周辺には、現地の旅行代理店がたくさん点在しています。
ゼニー簿はオールドマーケットの北西の道 Street9とStreet10が交差するあたりの旅行会社で予約しました。
(下記の地図の旅行会社ではありませんが、この通りには旅行会社が複数出店しています。)
このツアーの相場は15~18ドルのようで、早めに予約すると安くなることが多いです。
ゼニー簿の場合は5日前に予約ということもあり、大人15ドル 子供(11歳以下)7ドルで予約しました。
ツアーパンフには18ドルの表記がありますが、予約の埋まり具合でディスカウントしてくれますよ。
午前発と午後発で1日2回のツアーで、人気なのは午後発のサンセットが見れるほうです。
ツアー代金には、現地までの英語ガイドの同行代、車代とトレサップ湖での船代が含まれています。
※トレサップ湖でマングローブの森をクルーズする手漕ぎのボートに乗船する場合は、現地で別途一人5ドルを支払う必要があります。
ツアーに参加すれば、トレサップ湖で船をチャーターする必要がなく、手こぎボートも定額なので安心して参加できますよ。
トレサップ湖 マングローブの森ツアーの内容
旅行代理店ごとに内容は異なりますが、だいたいの流れはほぼ同じだと思われます。
ゼニー簿が参加したマングローブツアーの内容を紹介します。(午後のツアーです)
ホテル出発 14:00
ホテルまで、ツアー車が迎えに来てくれます。
ツアーの開始時間は14:00ですが、30分前の13:30からホテルのロビーで待つように言われます。
ツアー参加者のすべてのホテルまで迎えに行くので、14時まではお迎えの時間になります。
ツアー参加者全員が揃い、トレサップ湖に向けて出発するのが14時ごろです。
45分ぐらい車で走って、キオスクのようなお店で一度トイレ休憩をはさみます。
お店で売っていた手作りのバナナチップスはおすすめです。
トレサップ湖到着 15:00
車で1時間ぐらい走るとトレサップ湖に到着します。
ここでしばらく同じツアーに参加する人たちを待ちます。(車は何台かに別れているため)
ツアー参加者全員が揃えば、船に乗ってトレサップ湖クルージングの始まりです。
船の屋根側に乗ることも可能です。
子どもたちは船の屋根に乗れたことで、大喜びでした。
途中、ツアーの目的の1つでもある高床式の家(Houses on Stilts )を船の上から見学することができます。
手こぎボート乗り場着
マングローブの森を散策するための「手こぎボート乗り場」に到着します。
手こぎボートは二人乗りで一人5ドルです。
子供料金は設定されていないのですが、ディスカウントの交渉は可能です。
ゼニー簿は4人でチビが小さいから、3人分の料金におまけしてもらいました。合計15ドル。
この手こぎボートの乗船時間は約30分で、乗るか乗らないかは自由。
乗らない人は乗り場のカフェで30分待つことになります。
手こぎボート出発(約30分)
しばらくいくと、船にお菓子や文房を載せた船が集合するエリアを通ります。
そこでは「買え!買え!攻撃」が繰り広げられます。
数人英語が堪能な売り子さんがいて、英語でいろいろ聞かれた後に商品を買うことをすすめられます。
それが異様に高い!
町中では1ドルで買えるお菓子が、3ドルもします。
3倍の価格設定です。(苦笑
そんな馬鹿げた値段でお菓子を買うようなゼニー簿ではないのですが、「要らない」というと「手こぎボートを漕いでいる子供に文房具を買ってあげては?」と食い下がられます。(なぜか文房具も売っています。)
心理戦ですね。(笑
とにかく買わせようと熱い戦い(?)が繰り広げられますので、このポイントでは注意してくださいね。
その戦いをようやく終えると、やっとマングローブの森です。
マングローブの森をしばらく漕いだ後は、停留所に到着です。
ボートに乗った場所と降ろされる場所が違うので、かなり不安になります。
でも、この停留所のレストラン以外に行けるところはないので、ここでしばらく待ってください。
先程乗った大きな船が(手こぎボートに乗ってない人たちを乗せて)ここの停留所に迎えに来てくれます。
停留所で休憩(約45分)
すぐ出発するのかと思いきや、この停留所のレストランで全員が休憩になります。
休憩時間は約45分。
トレサップ湖の上に浮かぶレストランですから、他に逃げ場はありません。
45分間強制的にこのレストランで待つことになります。
注文するかしないかは自由ですが、45分は長いですからほとんどの人が飲み物を注文していました。
飲み物は1ドルと町中と大差ありませんが、食べ物はポテトで5ドルと異様に高いです。
たぶんツアー会社は、このレストランからマージンを取っているのでしょうね。
ゼニー簿も子どもたちのために飲み物を注文しました。
サンセット見学広場(?)へ出発
このツアーの目的の1つでもあるトレサップ湖のサンセットを見るために、再び大きなほうの船に乗り込みます。
トレサップ湖の沖の方へ船が進むため、波が高くなります。
危ないので、船の屋根の上に乗らないように言われました。
本当に波が高く「ここは海か??」と思うほどです。
しばらくいくと、サンセットを見るためだけに組まれたと思われる高床式の広場に到着です。
トレサップ湖でサンセットを見学
ここで日が沈むまで、ゆっくりと過ごします。
日が沈めば、大急ぎで車の場所まで出発です!
波が高いので本当に命がけでした。(苦笑
トレサップ湖出発 18:30
日の入りの時刻は毎日違うので、トレサップ湖を出発する時間は違ってくると思います。
船で来た道をもどり車に戻れば、出発です。
各自のホテルまで送ってもらえますが、途中でオールドマーケットでおろしてもらうことも可能。
夕食の時間なので、ゼニー簿はいつも行くレストランの前で降ろしてもらいました。
これで、ツアーは終了です。
トレサップ湖 マングローブの森クルーズはおすすめ!
カンボジアといえば、どうしても「遺跡」ばかりがクローズアップされますが、このトレサップ湖クルーズも同じぐらいおすすめです。
子どもたちは遺跡よりもこのツアーが一番楽しかったとのことでした。(苦笑
ただし、乾季(11~5月)はトレサップ湖も干上がってしまうので、トレサップ湖に行くなら雨季にしましょう。
ぼったくり被害が多くて評判があまりよくないトレサップ湖クルーズですが、ツアーを上手に使えば楽しめますよ。