厚生労働省が発表している「平成23年度全国母子世帯等調査結果報告」というデータをもとに母子家庭について考えたいと思います。
案外強いシングルマザー!母子家庭が実家に戻る率は30%!
母子家庭の家族構成を表にしたものです。
シングルマザーと聞くと、「旦那との生活がだめになって実家に出戻り」というイメージがあると思います。
意外にもシングルマザーになって実家に頼るのは28.5%と3割を切る結果となっていました。
実家に頼ることが悪いことだとは思いませんが、世の中のシングルマザーは実家に頼らずに頑張っているのだなぁ・・・と勇気をもらいました。
実際にゼニー簿も、離婚後も実家には1度も戻ることなく、自分で家を借りて仕事を見つけて頑張っております。
というより、「自分の後始末は自分でつける。絶対に実家には帰らない。」みたいな最後の意地がありました。(笑
だから、「昔の同級生が出戻って、実家の家の近くに親に家を買ってもらって、近所のスーパーでパートしている」なんて聞くとちょっとイラつきます。
出戻るだけじゃなく、親にええ年して家まで買うてもらうんかい!
で、パートかい!(絶対生活費も実家に頼ってるやろ)って。
自分と子供のぐらい責任を持てよ!と同じシングルマザーとして思うのです。
まぁ、その話はおいておいて。。。
親族以外に頼る人が約1割という現実
この表から分かることは誰にも頼らず、母子のみで頑張っているシングルマザーが6割もいるという事実。
それとは逆に、親族以外に頼る人が1割もいるということが分かります。
親族以外ということは、「旦那ではない他の男」ということでしょうか。
もちろん悪いことではありませんが、
子供にとって幸せな結果になるか?とは思ってしまいます。
なぜなら、テレビニュースで虐待する人はたいがい「同居の男」という名称をもっているからです。
まぁ、余計なお世話だと思いますが。
でも、意外と「死別したシングルマザー」のほうが親族以外と同居していることがわかります。
その割合はナント31.7%!!
男に幻滅してシングルマザーになっていない分、男の人を信用しているのかもしれませんね。
シングルファーザーのほうが誰かに頼る確率が高い!
こちらは父子家庭の家族構成の表です。
驚いたことにシングルファーザーのほうはシングルマザーと結果が逆転します。
父子のみが約4割で、60%のシングルファーザーは誰かと同居している!
約半数のシングルファーザーはほとんどが実家か親族に頼っていました。
男性のほうが圧倒的に経済的には有利でしょうから、経済的に頼るのではなく子育てや家事を助けてもらっているのだと思います。
でも、結局誰かに頼ろうとするのは、女性より男性の方が多いんですね。
子供を母親ではなく、自分で引き取ろうと思うぐらいの男性ですから責任感等も人並み以上のものをお持ちかと思います。
それでも、6割が他の人に頼るという事実・・・。
そして、親族以外の誰か・・・いわゆる「元奥さん以外の女性」に頼る割合も多い。
ゼニー簿も会社の上司に「子供をおいていかれたらどうするか?」という質問をしたところ「再婚する」でした。
男性には誰かに頼ってしか家庭生活を維持できない甘さが見えます。
この答えを聞いた時、「オンナハオテツダイサンジャナイ」と口から出かかりましたよ。
女のほうが強い!そう思ったゼニー簿でした。