個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)で積み立てる際に「みんなは何を買ってるの?」と気になりますよね。
2018年は「ひふみ投信」や「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ」が人気でしたが、2019年はリート投信が人気のようです。
個人型確定拠出年金iDecoの銘柄選択の参考にしてください。
SBI証券イデコ 購入金額人気ランキング(元本変動型)トップ10
SBI証券の個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)で公表されている購入金額人気ランキング(元本変動型)の結果です。(集計期間:2019/5/1~2018/5/31の1ヶ月)
順位 | 銘柄 |
1 | 三井住友DS-三井住友・DC外国リートインデックスファンド |
2 | 農林中金-農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド |
3 | ニッセイ-DCニッセイJ-REITインデックスファンドA |
4 | 大和-iFree 8資産バランス |
5 | ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス |
6 | 三菱UFJ国際-三菱UFJ 純金ファンド |
7 | 野村-野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け) |
8 | キャピタル・インターナショナル-キャピタル世界株式ファンド(DC年金用) |
9 | 三井住友TAM-DC外国株式インデックスファンド |
10 | 三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型) |
2018年のランキングと大きく入れ替わっているんですよね。(苦笑
2019年5月現在、株式市場が軟調なせいか、リートが人気になっています。
iDeco第1位 三井住友・DC外国リートインデックスファンド
2018年の人気1位は、ひふみ投信のiDeco(イデコ)版である「ひふみ年金」だったのですが・・・。
2019年5月には40位にまで下がっています。(苦笑
あれだけ人気だったのに。
2019年の個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)の人気商品は、国際リート投信でしたーー。
リート市場は活気づいているようですが、世界経済が全体的に落ち込めばリートも下がる可能性も高い。
リスクは株と同じく高いことは肝に銘じておきましょうね。
iDeco第2位 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド
2018年の2位は、「ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス」だったのですが・・・。
2019年は米国株人気を反映しているのか、米国株のアクティブファンドが2位となっています。
アメリカは世界経済を引っ張っているともいえるので、悪い選択ではありません。
ただ、今回2位の「農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド」はアクティブファンドで信託報酬も高いので、注意が必要です。
iDeco第3位 DCニッセイJ-REITインデックスファンドA
2018年の3位はアクティブファンドの「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>」がランクインしていました。
「ひふみ年金」とともに、リターンが高いと話題になっていた商品です。(1年で62.4%のリターン)
さすがに、株式市場が軟調ななかで、62.4%のリターンになるはずもなく・・・・39位まで順位を落としています。
そして、2019年の3位は国内リート投信「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」でした。
株式市場が軟調なので、海外リートと同様、日本リートも人気なんですね。
2019年のSBI証券iDeco(イデコ)では、リートが人気
SBI証券の個人型確定拠出年金iDecoでは1位と3位がリートという結果になりました。
心理的に株式市場の調子が良くない時期に、株を買い続けるのは難しいのでしょう。
人間って弱い生き物ですから、ついついその時に値上がりしているものを買ってしまいがちです。(そして、損するんですが)
昨年度と比べても、人気の商品はほぼ入れ替わるという結果で笑ってしまいます。
自分の投資方針を見失うことなく、コツコツやっていくことがいかに難しいかが、よく分かります。
それでも、20年、30年先を見つめて、コツコツやっていくとこがインデックス投資では大切ですよ。
簡単なのに知られていないお金の増やし方(インデックス投資とは)
※投資は自己責任です。