深く考えずに取引のある金融機関で確定拠出年金iDeco(イデコ)の口座を開設してしまい後悔していませんか?
「維持費が高い」「ボッタクリ商品ばっかりだった」と判明したら、すぐに金融機関の変更をしましょう!
しかし、確定拠出年金iDeco(イデコ)の運用証券会社を途中で変更する場合はリスクがありますので、理解して上で移管手続きを。
今の確定拠出年金iDeco(イデコ)がボッタクリ?すぐに移管(変更)手続きを!
個人型確定拠出年金は、働いている人には大きなメリットのあるお得な制度です。
年利15%!?老後のお金を貯めるなら確定拠出年金(iDeCo)がいい理由
しかし、ボッタクリとしか思えない個人型確定拠出年金の運用証券会社や銀行があります。
- 口座管理手数料が必要
- アクティブ投資信託ばかり
- 信託報酬が高額な投資信託ばかり
上記3つのなか1つでも当てはまるなら、あなたの証券会社はボッタクリです。
今すぐ確定拠出年金口座の移管を検討しましょう!
確定拠出年金iDeco(イデコ)の移管手続きの方法
確定拠出年金の運用証券会社の変更手続自体はとても簡単です。
移管したい証券会社へ以下の2枚の書類を書いて送るだけです。
iDeco(イデコ)証券会社変更に必要な書類
- 運営管理機関変更届
- 配分指定書
確定拠出年金iDeco(イデコ)の移管の流れ
- 変更したい証券会社(新しい方)に「個人型確定拠出年金を移管したい」と伝えて必要書類を送ってもらう
- 届いた必要書類「運営管理機関変更届」と「配分指定書」を記入して、変更したい証券会社(新しい方)返送する
- 新しい運営管理機関に移管手続きが行われる
- 今までの積立資金が現金化されて、新しい運営管理機関に現金が移される
- 移管手続きが終了した通知がきて移管終了!(約2ヶ月)
確定拠出年金iDeco(イデコ)証券会社変更のデメリット
確定拠出年金iDeco(イデコ)の証券会社変更の手続自体は簡単ですが、移管には2つのデメリットがあります。
- 一度現金化されてしまう(運用のやり直し)
- 移管手続きに約2ヶ月かかる
証券会社によって運用できる商品が異なるので、そのまま運用し続けることができません。
そのため、運用していた商品を一旦売却し現金化してから「現金」を移管する必要があるのです。
一度現金化されても、新しい証券会社ですぐに運用しなおせば問題はないのですが、「移管手続きには約2ヶ月かかる」ので下記のリスクが出てきてしまうのです。
市場が上昇してしまった場合にリスクが発生!
確定拠出年金の証券会社変更の手続き中に、市場が大きく上昇してしまった場合どうなるでしょうか?
移管手続きに約2ヶ月もかかるのですから、その間に市場はどう動くのか誰にも分かりません。
現実にありえることです。
移管手続き中に市場が大きく上昇してしまった場合は、そのまま運用し続けていれば運用益も大きかったのに、新しい証券会社で高くなってしまったものを再度買い直さなくてはなりません。
買い直しといっても、「現金化した時の投資信託の価値」と「買い直した投信の価値」は同じではありませんから、損してしまうわけです。
市場が下落すれば、得になることも!
しかし、逆に言えば確定拠出年金の移管手続き中に市場が大きく下げた場合は、大きく得します。
2ヶ月の間に市場がどうなるかは誰にも分かりません。
でも、市場が順調に上げていく場合を考えれば、2ヶ月運用できないことは損をしてしまうことが移管の最大のリスクと言えます。
確定拠出年金iDeco(イデコ)を移管するなら、ココ!
個人型確定拠出年金の口座は移管するとリスクはあります。
しかし、個人型確定拠出年金は「年金」です。
運用期間が長い!!
長い人なら、運用期間は40年にもなるのです。
コスパの良い証券会社に変更するだけで、大きな差になります。
コストが安くて良い投資信託を揃えている証券会社に移管すれだけで、大きな利益を生むメリットのほうが大きい!!
今すぐ低コストの証券会社に移管変更しましょう!
おすすめは、最安の信託報酬で運用できる「eMAXIS Slime進国株式インデックス」が購入できるマネックス証券、SBI証券(セレクトプラン)です。
運用コストを必ず確認することが、個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)で成功するコツです。