ゆうちょのiDeco(イデコ)は、老後の安心にはならない理由 | マネーセンス倶楽部

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ゆうちょのiDeco(イデコ)は、老後の安心にはならない理由

更新日:

ゆうちょ銀行のイデコなら、倒産しないから安心?

いやいや、イデコは買う商品によって、保証される金額が違うんですよ。

それに、ゆうちょの個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)は手数料が高くて、老後の安心にはなりません!

郵便局ですすめられたからといって、ゆうちょでイデコは30年で30万も損しますよ!

「ゆうちょ銀行は倒産しないから安心」では、ありません!

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)で運用会社が倒産したらどうなるのか?

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)で積み立てている(購入している)商品によって違います。

  1. 投資信託を購入している場合
    →分別管理されているため、全額が保護
  2. 定期預金を購入している場合
    →元金1,000万円とその利息までは国が保証(預金保険制度)
    ただし、イデコ以外の銀行口座も合算されるので戻らない場合もある
  3. 保険商品を購入している場合
    →契約者保護機構の範囲で、9割は保障

そうなんです。

運用会社の信頼性は全く関係なく、買った商品によって違ってくるのです。

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)の場合、ゆうちょでやっても、どこでやっても同じなんです。

「ゆうちょ銀行なら、倒産しないから安心?」は、間違いなのです。

iDeco(イデコ)は、運用コストで選ぶべきもの

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)は年金です。

60歳までは運用し続けなければなりません。

長い人では40年も運用するのですから、運用コストの安さで老後にもらえるお金は変化します。

そう!

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)は運用会社の安定性で選ぶものではありません。

運用コストの安さ、すなわちコスパの良さで選ぶべきなんです。

ゆうちょ銀行のiDecoはコストが高い!

では、ゆうちょ銀行の個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)のコストはどうなんでしょうか?

残念ながら、コストが高いのです。

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)に30年間にかかるコストを比較してみました。

比較したのはゆうちょ銀行と、最安コストで運用できるマネックス証券です。

  • 日本で一番店舗数の多い「ゆうちょ銀行
    DC外国株式インデックスファンドL(0.27000%)で運用
  • 業界一安い投資信託がある「マネックス証券
    eMAXIS Slim先進国株式インデックス( 0.11772%)で運用

下記のイデコの加入条件で比べることとします。

  • 30歳の会社員が、60歳までの30年間iDeCoで運用する。
  • 月額23,000円を拠出
  • 購入可能な一番安い外国株インデックス投資信託を購入する。

簡単なのに知られていないお金の増やし方(インデックス投資とは)

ゆうちょ銀行iDeco(イデコ) 30年間にかかるコスト約48万

  • 加入手数料 2,777円
  • 口座管理費 (ゆうちょ255円+基金連合167円)✕12ヶ月✕30年=151,920円
  • 信託報酬料(年0.27%) 325,580円
    -------------------------------
  • 30年合計コスト 480,277円

マネックス証券iDeco(イデコ) 30年間にかかるコスト約20万

  • 加入手数料 2,777円
  • 口座管理費 基金連合167円✕12ヶ月✕30年=60,120円
  • 信託報酬料(年 0.11772%) 143,856円
    -------------------------------
  • 30年合計コスト 206,753円

ゆうちょのイデコは30年で30万も損する!

ゆうちょ銀行と、マネックス証券で運用を30年続けたコスト差を計算してみました。

ゆうちょ銀行480,277円 - マネックス証券207,111円 =273,524円

30年でコストの差は、何と約30万円に!!

同じような商品で同じように30年積立て続けた結果が、30万円の差になるのです。

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)はコストで選ぼう

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)は「年金」です。

当然、個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)は、運用期間が長い!

そのため、口座管理費の月255円の差、信託報酬のわずかな差が、30万という差を生み出します

信託報酬なんて「コンマ数%」という本当に普段なら気にならないような差です。

それでも、30年になれば大きな差になる!怖いことですが、これが現実です。

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)の運用で勝つためには、低コストの証券会社で「最安の商品を選ぶ」ことが重要なのです。

あなたの大切なお金は、ゆうちょで大丈夫ですか???

個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)は運用会社が潰れるかはどうでもいいんです。

とにかく、コストが安いかで選びましょう。

最低コストで運用可能な証券会社を追求せよ!

30年、長い人では40年にもなる長期運用で勝つには「低コスト」が大前提。

iDeco(イデコ)口座で業界最安コストの投資信託を購入できて、口座管理費が無料の証券会社を選びましょう!

この条件が揃ったマネックス証券なら、老後も安心ですよ。

マネックス証券のiDeco(イデコ)が初心者に優しすぎる5つの理由

ただし、絶対に元本保証商品は選ばないでくださいね。

確定拠出年金iDeco(イデコ)の「元本保証商品」は必ず元本割れ(損)する



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