「つみたてNISA」と「NISA」どっちにすればいいのか?
迷っている人へ「つみたてNISA」と「NISA」の選びには、下記のチェックシートを試してください。
あなたにあったNISAはどちらなのか簡単に分かります。
それぞれのNISAの違いとあわせて紹介します。悩んでいるなら始めよう!
どちらのNISAも非課税の投資制度です
通常は投資で得た利益には約20%の税金がかかります。
しかし、「つみたてNISA」も「NISA」のどちらのNISAも「非課税」となるお得な投資制度です。
同じ非課税の投資制度ですが、「制度のルール」が違っています。
簡単にまとめると、下の表になります。
大きな点で違うところは簡単に言うと下記の3つ
- 投資できる金額の差が3倍
- 株が買えるか、買えないか
- 非課税の期間が長いか、短いか
この3つが大きく違うということは、対象になる人が違うということです。
あなたはどちらを選べば良いのでしょうか?チェックしてみましょう。
どっちがいいの?つみたてNISAと現行NISA
つみたてNISAチェック①(商品選び編)
あなたににピッタリなのはつみたてNISAか、NISAなのかチェックしてみましょう。
下記の項目で、あなたはいくつ「はい」と答えますか?
【ゼニー簿的つみたてNISAチェック①】
- できれば元本保証の商品が安心だ
- 企業の決算報告書を読んだことがない
- 投資の勉強をしたいが、勉強する時間がない
- 投資の勉強は正直難しい。わからないことも多い。
- 「アクティブファンド」と聞いても、意味がわからない
- 何を買えば良いのか専門家のアドバイスが欲しい
- ネット証券なんて怖くて使えない
- TRFは知っているけど、ETFは知らない
- 投資信託を買うには手数料がいると思う
- 毎月お小遣いがもらえるようなお得な投資信託に興味がある
「はい」の数が
0個の人 →→→間違いなく、あなたは「現行NISA」で運用しましょう。
1~3個の人 →→→つみたてNISAチェック②にすすみましょう
4個以上の人 →→→あなたは「つみたてNISA」があっているでしょう。
つみたてNISAチェック②(適正チェック編)
つみたてNISAチェック①で、まだ判断できない人は次のチェックを受けてください。
下記の項目で、あなたはいくつ「はい」と答えますか?
【ゼニー簿的つみたてNISAチェック②】
- 毎月投資に回せるお金は3万円以下である
- 今手元にあるお金を、2年以内に倍にしたい
- 優柔不断だと言われる
- パチンコに週に1度は通っている
- つみたてNISAで大儲けしたい
「はい」の数が
0個の人 →→→「現行NISA」での運用を考えても良いですが、商品選びには注意してください。
1個の人 →→→ 「つみたてNISA」から投資を始めるのをおすすめします。
2個以上の人 →→→ あなたは「投資で失敗する可能性が高い人」です。(笑
絶対に「つみたてNISA」から始めることをおすすめします。
投資初心者にメリット大!「つみたてNISA」
「つみたてNISA」は投資初心者が失敗する原因をできるだけ少なくした投資制度になっています。
投資経験がないと、証券会社の営業マンにカモにされたり、よくわからないまま商品を選んだり・・・と失敗する可能性が高くなります。
投資経験のない初心者が、投資経験を積むのにふさわしいように「危険」をできるだけ排除した制度が、「つみたてNISA」なのです。
だからこそ、投資初心者には「つみたてNISA」をおすすめします。
簡単に言うと、5つの点で初心者に向いています。
【つみたてNISA 初心者向けのメリット】
- 条件を満たした良商品しか選べないようになっている
- 低コストで投資ができるようになっている
- ギャンブル性のある商品は買えない
- 長期運用できるようになっている
- コツコツ積み立てるので、精神的に安定した投資ができる
NISA制度は、1年毎にどちらにするのか変更が可能です。
ということは、つみたてNISAで投資経験を積んでから、「現行NISA」へ変更が可能です。
投資初心者はまず「つみたてNISA」から投資を始めてみましょう!