投資をする前には、「生活防衛資金」を準備せよ!
投資をする前には「生活防衛資金」が必要と言われる理由は何でしょうか?
また、「生活防衛資金」をいくら準備すれば準備すればいいのでしょうか?
必要な「生活防衛資金」の金額とその理由を紹介します。
投資は余裕資金で!すべてのお金をつぎ込むのはキャンブルです
インデックス投資は20~30年以上の長期投資が基本です。
短期的に見れば損をする可能性が高く、10年の間には大暴落があるかもしれません。
すべての資金を投資につぎこむと、人生で予期しないハプニング(病気、解雇、事故等)が起こってお金が必要となった時に「投資で損をしていても」引き出さなくならなくなってします。
お金を増やそうと投資しているのに、お金が減るなんて本末転倒ですよね。
生活必要になるお金までをつぎ込む行為は、投資ではなくギャンブルと同じです。
短期投資になってしまうような経済状態で投資するのはリスクが高い!
投資は、20~30年は引き出す必要のないお金(いわゆる余裕資金)で行うべきなのです。
投資の前に生活防衛資金を準備しよう!
余裕資金を確保するためには、
まず自分の生活上必要になるお金を整理してみましょう。
一般的に「近い将来人生で必要になるお金」のことを「生活防衛資金」と呼んでいます。
生活防衛資金とは?
近い将来人生で必要になるお金
・将来に必要となりそうなのイベント(結婚や子供の出産、入学等)資金
・不測の事態(解雇、病気や事故等)で働けなくなった時の資金これらをあわせて「生活防衛資金」と呼ぶ。
この生活防衛資金は、当然ですがそれぞれで必要が金額が違います。
生活防衛資金っていくら準備すればいいの???
生活防衛資金は、一般的には生活費の6ヶ月~2年分程度といわれています。
半年と2年じゃ、4倍も違うやないかい!と突っ込みたくなる気持ちよく分かります。(笑
でもこれは年齢や既婚者か、子持ちかによって違うのだと思います。
ゼニー簿の場合
ゼニー簿は40代で子供が二人いるので、生活防衛資金は2年は必要だと考えています。
もう年ですから失業すると次の仕事を見つけるまで時間がかかることは分かってますし、人間ドックでも引っかかる項目が多くなりつつある体は病気のリスクもあるでしょう。
そして、子供が二人いるので入学式や、卒業式などのイベントも頻繁にあります。
そう考えると生活防衛資金として2年分(20万☓24ヶ月=480万)ですね。
既婚者・専業主婦(夫)・子供有りの場合「生活費2年分」
配偶者が専業主婦(夫)の場合は、生活防衛資金の金額は「生活費の2年分」は必要です。
ゼニー簿と同じように2年分の生活費を準備しましょう。
ゼニー簿は毎月20万あれば生活できますが、生活費の金額は家庭によって違いますよね。
毎月50万ないと生活できない家庭もあれば、ゼニー簿のように20万以下で生活できる家庭もあります。
「生活防衛資金」の金額は、各家庭で違います。
毎月にかかる生活費を把握して、計算してみましょう。
生活防衛資金 = 毎月の生活費(円)✕24ヶ月
シングルマザー・子供有りの場合「生活費2年分」
シングルマザーも「稼ぐ人が一人」という意味では、専業主婦(夫)・子供有りの家庭と変わりません。
「生活防衛資金」は2年分の生活費を先に準備しましょう!
共働き・子供有りの場合の生活防衛資金「生活費1年分」
共働きの場合、一方にハプニングが起こっても収入が途絶えることはありません。
リスクは半分ですみます。
ただ、子供がいるということを考えれば、「生活防衛資金」は生活費の1年分は余裕を見ておいたほうが良いでしょう。
共働き・子供なしの場合「生活費2ヶ月分」
共働きで子供がいなければ、一方の収入が途絶えても、もう一人の収入源があります。
もともと余裕のないぐらい生活費が高くなっている場合は別ですが、普通なら「一人分の収入」で生活できますよね?
そういう場合は、特にリスクも見当たらないので、「生活防衛資金」は生活費2ヶ月分あれば十分だと考えます。
独身の場合「生活費半年分」
独身者なら、生活費は自分だけにかかるお金です。
経済的にしんどいなら、自分が我慢すればいいだけです。(笑
子供が通う学校の心配もありませんから、家賃が高いなら安いアパートに引っ越すこともできますし、独身者は身軽です。
どうとでもなります。
独身者の場合なら、「生活防衛資金」は生活費の半年分準備できればOKです。
もし、独身者で実家暮らしという状態なら、リスクはもっと少なくて済みます。
実家暮らしの独身者なら、「生活防衛資金」は生活費の数カ月分でも十分かもしれません。
生活防衛費を下げるためにも、生活費のスリム化を!
生活費が下がれば、当然生活防衛資金も少なくて済みますよね。
それだけ早く投資を始められるのですから、生活費を下げる努力もしましょう!
それに、生活費が下げれば、毎月投資に回せるお金も増えます。
投資に回せる資金は多ければ多いほどいい。
早くインデックス投資を始めたいなら、まず節約を。
ゼニー簿が実践している節約法も参考にして下さいね。