イオン株をいつ買ったら良いのかタイミングが分からないと悩むぐらいなら、
イオンの利用頻度で計算してみませんか?
イオン株が上がるか、下がるか、誰にも分かりません
インデックス投資は長期保有であれば市場は成長していくので、
損するリスクが少ない投資法として紹介しています。
簡単なのに知られていないお金の増やし方(インデックス投資とは)
しかし、イオン株のような個別株は
長期保有でリスクが軽減する保証はありません。
JAL、東京電力、シャープ、東芝・・・の名前をみれば分かるとおり
昔は優良とされた企業でも長く存続することのほうが難しいようです。
ですから、ゼニー簿は「優待目的」で株を購入するときは
「いくら値下がりしても、損しないのか?」を1つの目安にしています。
イオン株はオーナーズカードの利用頻度によってお得度が計算できるので、
自分なりの買い時が計算できると思いますよ。
イオンのの利用頻度から買い時を計算する
ゼニー簿が購入した時の株価は1,200円を超えたぐらいでした。
今考えると安いと感じられるのですが、
当時は「もう倍以上値上がりしてるけど、どうしようか?」でした。
そこで、優待をどれぐらい使えば元を取れるのか計算しました。
現金キャッシュバックはいくらになるか? 1年間で1万円
イオンのお店で商品を購入する際に
イオン優待カード(オーナーズカード)を出せば、
保有株数に応じてキャッシュバックがあります。
保有株数 | キャッシュバック率 |
100株 | 3% |
500株以上 | 4% |
1,000株以上 | 5% |
3,000株以上 | 7% |
500株、1000株、3000株とキャッシュバック率は上がりますが、
株の値下がりリスクを考えると100株の3%が一番お得です。
3%キャッシュバック金額を計算する
ゼニー簿は食料品のほとんどをイオンで購入し、
消費金額が1ヶ月約3万円弱になります。
30,000円☓6ヶ月☓3%=5,400円
実際に半年で約5,000円のキャッシュバックです。
1年だと約1万円が戻ってくるということです。
イオンでの購入金額が高い人は、キャッシュバック金額も上がりますね。
イオンラウンジを何回使うのか? 1年間で3,600円
イオンの優待カード(オーナーズカード)を持っていれば、
イオンラウンジという簡易の喫茶店のようなところで
お菓子と珈琲やジュースなどを無料で楽しむことが出来ます。
自分がよく行く店舗にイオンラウンジがあるのか?
行く頻度はどれぐらいか計算してみましょう。
ゼニー簿家の近くのイオンにイオンラウンジはないので、
1駅先の大きなイオンで1ヶ月に1度ほど利用しています。
我が家は出先で喫茶店に入ることもほぼないので、
子どもたちはイオンラウンジに寄ることを楽しみにしています。
1枚のカードで家族4名は入れますし、新聞も雑誌も読めるし、
飲み物が飲み放題の他、ちょっとしたお菓子もつきます。
ジュースを買うことを考えても1回1人100円ぐらいの価値はあると思います。
100円☓3人☓12ヶ月=3,600円
1年間で3,600円がお得になっていると考えられます。
イオンシネマを利用するか? 1年間で0円
イオンの優待カード(オーナーズカード)を持っていれば、
イオンシネマで大人料金が300円引きになります。
毎月「20日・30日お客さま感謝デー」、
「ハッピーモーニング・ハッピーナイト」
の時間帯は鑑賞料金1,000円になる特典も。
使えるイオンシネマが近くにあって、映画をよく見る人にはお得ですね。
1回300円割引になるなら、1年に何回使うかを計算してみましょう
残念ながら、ゼニー簿家の近くにイオンシネマはないので一度も恩恵を受けていません。
0円☓12ヶ月=0円デス。
株主配当 100株で3000円
2月末と8月末にイオン株を保有していれば、配当がもらえます。
1年で約3,000円の配当です。
自分のイオン株の価値を計算してみよう!
1年にどれぐらい優待カードでの恩恵を受けられるのか計算してみましょう!
ゼニー簿の場合は優待カードで1年で16,600円で得になります。
- キャッシュバック 10,000円
- イオンラウンジ 3,600円
- 株主配当 3,000円
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合計 16,600円
5年保有する場合 75,000円値下がりしても損しない!と考える
5年間イオンカードを持っていると、
16,600円☓5年=83,000円お得になります。
5年で83,000円値下がりしても実質損はしないということです。
現在のイオン株が1,834円なので100株で183,400円。
183,400円-83,000円=100,400円
株価が約1000円になるまでは損しないということです。
なので急激に下げたとしても、
株価が1,000円以上なら「損しない」と
考えてホールドし続けるほうがいいということです。
10年保有する場合 154,000円値下がりしても損しない!考える
10年後までイオンが存在する保証はありませんが、
10年は優待カードを使うのなら166,000円値下がりしても損しません!!
現在のイオン株が1,834円なので100株で183,400円。
183,400円-166,000円=17,400円
株価が174円になるまでは損しないんですよ!!
ゼニー簿は保有して4年ですので、あと3年保有すれば株の元が取れる計算です。
優待カードを使い倒せば、リスクは下がります
このようにイオン株の優待カードを使えば使うほど、
株の売買リスクは下がると考えることができますよね。
自分がどれぐらい優待カードを得ることによって得できるのかを計算することで、
株の値下がりにどこまで耐えられるのかが分かります。
事前にこのように計算しておけば、
急な株の値下がりにビビって売ってしまうこともないかと思います。
なので、イオン株は「優待が必要になった時が買い時」とも言えます。
指を加えて「買い時を考えている時間」が過ぎていくぐらいなら、
イオン株を早めに買って使い倒せば良いのです!
是非、参考にしてください。
※株価がどうしても気になるときは、
優待権利落ち後に購入するのも一つのタイミングですよ。