長女は中学までの4年間毎日お世話になり、次女も小学5年の終わりからスタディサプリを利用しています。
スタディサプリは塾と違って対面ではありませんので、失敗しないための進め方を5つ紹介します。
スタディサプリの進め方1:教科を絞る
CMやサイトでも一押しされているスタディサプリのメリットに「5教科受け放題」というのがあります。(小学生については、英語がないので4教科ですが)
もちろん本当ですし、否定する気はありません。
ただ、小学生ぐらいのこどもに全教科受けさせても意味がないというか、スタディサプリを嫌いになると思います。
スタディサプリは対面授業ではなく、ただの動画です。
学校や塾の先生のように、「子どもが退屈してきたかな?」と感じるタイミングで息抜きに面白い話をしてくれるわけではありません。
何教科も何時間も動画を見てコツコツ勉強するようなことは、小学生にはまだ無理です。
どの教科をやるべきかを親が絞ってあげましょう。
不得意な教科でもいいし、得意な教科でもいいです。
とにかく1つに絞りましょう。
我が家の場合は、「算数」1つにしています。
小学生の間はスタディサプリで自習することに慣れさせておく・・・ぐらいのスタンスで欲張らないこと!
これが小学生が失敗しないスタディサプリの進め方1つ目です。
スタディサプリの進め方2:長くても15分にする
繰り返しになりますが、スタディサプリは動画授業です。
学校や塾のように、先生と子どもはやりとりができません。
画面からの一方通行の話しかけになるので、学校の授業のように45分も集中して授業を聞くことは小学生には難しいでしょう。
テレビだって途中でCMが入るし、大人だって動画授業を30分以上集中して見るのは疲れますよね。
小学生の子どもならなおさらですから、15分ぐらいがおすすめです。
スタディサプリはチャプターごとに授業を見ることができ、1つのチャプターは7~15分ぐらいの長さになっています。
子どもが動画を見るのを嫌になってしまわないように、チャプターを1つ、多くても2つぐらいにしておきましょう。
どうしてもそれ以上の動画を見せたい場合は、休憩時間を入れる、見せる時間を変えるなど工夫しましょう。
我が家の場合は、長くても短くても1日チャプター1つと決めて進めています。
1回に長くやることより、毎日続けることのほうが重要ですよ。
スタディサプリの進め方3:大きな画面で見る
スタディサプリは動画授業なので、できるだけ大きな画面でみれるようにしてあげてください。
先生は黒板に文字を書いて、それを子どもが書き写すこともあります。
画面が小さいと文字が読みづらく、授業に集中できません。
スマホよりタブレット、タブレットよりPC、より大きな画面のほうが子どもは見やすいし、集中しやすいでしょう。
うちは子供用のノートパソコンでやっています。
スタディサプリの進め方4:テキストは購入する
スタディサプリの教科書テキストは、PDFでダウンロードできるので自分で印刷可能です。
だから、スタディサプリを始めたては、子どもが続けられるか判断できるまで印刷対応で十分です。
続けられそうだと思ったら、テキストを購入しましょう。
もちろん印刷が悪いわけじゃないのですが、親の方も印刷するのが手間ですし、あとあと見返す際にも便利です。
子どももテキストのほうが管理がしやすいので、購入しましょう。
印刷代を考えたら、テキストはすごく高いわけじゃありません。
何ヶ月かに一度割引セールなどもやっているので、タイミングが合えば安く購入することも可能です。
スタディサプリの進め方5:親が理解度を確認する
子どもが授業を見た = 子どもが理解している ではありません。
スタディサプリの場合、先生が子供の様子を見ているわけでないですし、理解度を確認するようなテストがありません。
小学生なら「ここの理解が足りないからもう一回見よう」とか「ここが分かりにくいから○○に聞いてみよう」という発想になる子は、なかなかいないんじゃないでしょうか。
見たら終わり・・・「ちょっと分からないけど動画みたからもういいや」となってしまいます。
その部分を親がフォローするようにしないと、スタディサプリでの勉強は失敗する確率が高い!
キリのいいところで親が市販のテキストを使ってテストをして、確認するようにしましょう。
我が家の場合は小学5年生の3月末から、小学6年生の算数をスタディサプリでうけさせていました。
先取りの勉強法です。
6年生の算数はしばらくすると授業で同じことを勉強してくるので、学校の授業自体が復讐で、学校のテストで理解度を確認という形でした。
中学の数学に入ってからは中学入学までに時間があくので、くもんから出ている「中学基礎かため100%」シリーズを使って確認をしていました。
どうやって確認するかはいろいろな方法があると思いますが、とにかく子どもに動画を見せて終わり!のようなことにはならないようにしましょう。
スタディサプリの料金が安いのは、このフォローの部分がないからです。
失敗しない小学生のスタディサプリの進め方は、親のフォローです。
使い方次第でスタディサプリは、小学生にもおすすめ
小学生はまだ自分で計画を立てて勉強を進めることは難しいです。
というか、中学生になっても、いや高校生でも難しいのかも。
大人だって、三日坊主になることありますよね。(笑
そこを対面で補ってくれるのが「塾」で、だから料金が高い。
お金で解決できる経済的な余裕のあるなら、塾や家庭教師のほうが正直楽ですよ!(笑
(授業の内容自体は、スタディサプリのほうが上質だとは思いますけどね。)
要はコスパを重視するなら、親が多少の量力と工夫をして進める必要があるということ。
我が家の経験をもとに、失敗しない小学生のスタディサプリの進め方を5つ紹介しましたので、是非参考にしてください。
上手に使えば子どもの自習の習慣もつくし、成績だって上がりますよ。
要は使い方次第。
我が家の長女は塾なしスタディサプリのみで、偏差値70の公立校へ無事通っています。
次女もスタディサプリを上手に使って、勉強を進めていくつもりです。
コスパ最強のスタサプは、使い方次第ですよ!
2週間の無料期間で子どもだけでなく、親の方もフォローできるのか試してみるのがおすすめです。→スタディサプリサイトへ