中学生の長女は塾に通わず、スタディサプリで勉強をすすめています。
中学生ですが、高校の数学まで「先取り学習」しています。
実際のテストと成績表の結果からスタディサプリの効果と口コミします。
また、我が家の3年以上使った経験から言える「中学生におすすめの勉強法」も紹介です。
スタディサプリのメリット
スタディサプリとは、リクルートがやっているオンライン学習です。
簡単にゼニー簿が実感しているメリットとデメリットを紹介します。
メリット:料金が安い!塾代と20万円の差に!
最大のメリットは、何と言っても「料金の安さ」です。
月額2,178円(税込)の定額制で、何教科、何時間見ても料金は一緒。
中学生になれば塾に通う子供が格段に増えますが、塾代は公立中学の平均で202,798円(年間)です。
塾代は月額にすると202,798円/12ヶ月=16,899円 約1万7千円になります。
それが、2,178円(税込)で済むのです。
月額で約1万5千円、年額で約18万の差になるんですよ!
中学は小学校と違い学校だけでも結構お金がかかるので、教育費の節約にも効果的です。
「なんや、金額の問題かいっ!」と思われるかもしれませんが、金額の安さと反比例するかのように効果もあるんです。
中学入学にかかる費用は?準備しておくべきお金は最低でも10万円を!
メリット:自分のペースで「予習」「復習」が可能
塾のように決められたペースで、みんなと同じ授業を受ける必要がないのが、金額以外で一番のメリットだと感じています。
家で動画授業を見る勉強スタイルなので、子供のペースで好きな教科の「予習」と「復習」を自分で決めて授業を受けることができるんです。
特に中学の数学の場合は、xやyなどの変数でつまずくことが多い!
分からないまま学校の授業が進んで、更に分からなくなってしまう悪循環におちいるんです。
でも、スタディサプリなら分からないところまで戻って授業を受けることだってできます。
子供によってつまずいた時期が違うんですから、子供の理解度によって授業を選んで勉強を進めるのが一番効率がいいんです。
塾だとそうはいきませんから。
メリット:授業が分かりやすい
「神授業」をうたっているスタディサプリですが、実際ウソではありません。
本当に分かりやすい質の高い授業を受けることができます。
もちろん動画授業なので質問はできないというデメリットはあります。
でも、日本でも有数の有名講師の授業なのですから、質問が必要ないほど理解しやすいでしょう。
アルバイト学生がやっている塾や個別学習より、全然いい授業が受けられますよ。
そもそもレベルが違うと感じます。
スタディサプリのデメリット
デメリット:質問ができない
授業は「動画」ですので、質問はできません。
分かりやすい授業ですが、やっぱり理解できない所はでてきます。
理解できない時は自分で解決する必要があります。
我が家ではゼニー簿が定期的に理解できているかをチェックして、「ちょっと足りないな」と感じる所は別の市販テキストを買って補強しています。
チェックに使っているのは、これ↓
公文の基礎固めシリーズです。
理解できていないところが分かったら、何度も何度も同じような問題を解かせるようにしています。
もちろん、ゼニー簿が教えることもあります。
まぁ、親がある程度時間を割いてやる必要があるので、面倒ではあります。
デメリット:授業のスケジュール管理が必要
塾は行けば、先生が決めたスケジュールで授業を進めてくれます。
しかし、アプリを使った家庭学習になると、どの授業をどれだけ見るか、1日でどれだけ進むかを決めてはくれません。
本人か親がスケジュールの管理をする必要があります。
中学生はまだ子供で自己管理が甘いですから、親が勉強の方針やスケジュールを決めるほうが良いでしょう。
そう。デメリットは「親の負担が増える」ことです。
料金が安い分、塾のように「おまかせ」はできないということです。
1年間使って分かった!小中学生で「スタディサプリ」をおすすめできるかは「親」で決まる
テストの結果からみるスタディサプリの効果
小学5年生の終わりに算数(数学)をメインに利用して、3年2ヶ月経ちました。
現在は中学3年生で、高校の数学まで進んでいます。
中学1年生の時の初めての中間テストの結果は以下のとおりです。
教科 | 中1中間テスト |
数学 | 96 |
国語 | 97 |
英語 | 97 |
理科 | 94 |
社会 | 96 |
5教科合計 | 480 |
5教科すべての成績にいい結果が出ていることが分かると思います。(自慢になったらスイマセン。笑
不得意科目にテスト勉強時間をあてられた
数学と英語は先取り学習していて、本人も自信があるというのでテスト前の勉強はしませんでした。
なので、数学と英語の分の勉強時間を不得意な社会や理科の勉強にあてることができました。
先取り勉強をしていれば、授業自体が「復習」になっているんですよね。
しっかり理解しているので、テスト前に詰め込んで勉強する必要はありませんでした。
勉強の自信が成績アップに
一番の効果は「子供の自信」です。
中学1年生が「中学3年の数学が分かってる」と事実は彼女の大きな自信になっています。
子供って単純ですから1教科でも勉強に自信が持てれば、他の教科も意欲的になってくるんです。(笑
「私はできる」と思うことで、他の勉強も積極的になるという効果が生まれます。
これは中学時代、部活動で大阪府で1番になったことで成績も上がったゼニー簿自身の経験でもあります。
ゼニー簿の場合は自信の根源は勉強ではありませんでした。
でも、1つでも自信あると、勉強も積極的になることは経験上自分がよく分かっていました。
「あたしってやればできる」って勘違い(?)するんですよね。
自信があれば何事にも積極的になれるってことなんです。
だから、子供には「数学1教科」に絞って、自信をつけさせました。
ゼニー簿の戦略どうり、その効果が出たということですね。(笑
中学生におすすめの勉強法は?
「復習」にもおすすめです。
それでもあえて、中学生には「先取り学習」いわゆる「予習」をおすすめします。
中学生には内申書が重要
高校受験には「内申書」の良し悪しが重要になっていきます。
内申点が低いとそれだけで試験さえ受けられないのが、大学受験とは違うところです。
内申書に重要なことは、以下の通りです。
- 5教科の成績以外の成績も反映される
- (大阪では)1年生からの成績が反映される
- 提出物や授業の積極性が反映される
- 学校行事や学級活動の積極性なども反映される
内申書の問題がなぜ「先取り学習」につながるのか?
内申書を良くするには下記の2つのポイントが重要になります。
- 中学1年生から5教科以外の教科もバランスよく成績を上げておく
- 学校行事、授業に積極的に参加する
受験科目以外の授業や行事、活動に積極的になっておくことが必要なのです。
何事にも積極的になるには、子供に自信をもたせることが近道!
それはゼニー簿自身の過去経験からも、娘のテストの結果からも言えることです。
先取り学習で子供に自信をつけさせろ!
たった1つでもいいのです。
先取り学習させて「自信のある教科」を作りましょう!
1学年先、2学年先でなくてもいいんです。
授業の少し先を「予習」しておけば、授業は自信をもって受けられます。
自信を持てれば、授業態度も良くなるし、積極的に手を上げる機会も増えます。
それで、1つでも自信をつければ、他の教科も積極的になってきます。
成績のいい子はこの好循環のループにハマっているから、何事にも積極的です。
先取り学習で子供に自信をもたせれば、必ず好循環のループにはまります。
子供に自信を持たせるのにスタディサプリは良い教材だと思います。