低所得サラリーマンこそ節税せよ!住民税を下げて得する7つのこと | マネーセンス倶楽部

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低所得シングルマザーが節税して得する8つのこと

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低所得なシングルマザーこそ、節税すべきなんです!

保育料も、学童保育料も、国民健康保険料も住民税額で決められているから、子どもがいるシングルマザーは節税で得することが多い!

住民税が下げて得すること8つを紹介します。

低所得なら、社会保障が利用できる

国や地方自治体では、低所得者が生活に困らないように色々と制度を整えてくれています。

ありがたいことです。

さて、その「低所得」という基準は何で判断されることが多いか知っていますか?

それは、「住民税額」です。

住民税の金額が低い、または非課税になっているような世帯が、「低所得者」として認定してもらえるんです。

低所得者になれば、いろいろな減免制度が適用になったり、支給になる制度もたくさんあるんです。

シングルマザーなら、収入増より節税を頑張ろう!

残念なことですが、シングルマザーは子どもがいて時間的制約がつきものです。

そのため、選べる仕事も限らられるし、残業も難しく、収入は低いことが多いです。

ハッキリ言って生活は決して楽じゃありませんよね。

じゃあ、どうするのか。

収入を増やすためにダブルワーク?

いやいや、無理でしょ。

そうなると、シングルマザーは収入増に力を入れるより、節税に力を入れるほうがカンタンです。

収入が変わらなくても、節税で減免されたりして手元に残るお金が増えれば、それは「収入増」と同じ効果があるんですから。

節税で住民税を下げると、どんなお得があるかを7つ紹介しましょう!

低所得シングルマザーが節税して得する8つのこと

1.保育料が下がる

保育所の料金は住民税額で決定されています。

保育料は所得が高いと、驚くほど高いんですよ。

同じ年齢の子どもを預けていても、払っている保育料金はメチャメチャ差があるんです。

ゼニー簿も離婚前のダブルワークしていたころは、月額5万円ほどは払っていましたから。

それが、離婚後は半額以下。(苦笑

節税後は、1万円前後に。

もし、今現在の非課税世帯であるゼニー簿の子どもが保育所に通っていれば、0円です。(残念ながら、今は小学生です。苦笑)

それぐらい節税は、保育料金に大きな効果がありますよ。

2.学童保育料が減免

学童保育料金は各自治体で料金が違います。

大阪市などは無料ですしね。

でも、学童保育料が有料の自治体もたくさんあります。

ゼニー簿が住んでいる自治体は、月額1万ほどの料金がかかります。

そして、所得が低ければ減免や、免除ができるようになっています。(減免等の基準額は自治体によって違います)

ゼニー簿が住んでいるところでは、非課税世帯は学童保育料は無料、均等割世帯は半額になっています。

ゼニー簿がサラリーマンをやっていた頃は月額1万円払っていましたが、今は無料です。

月額1万円ですから、1年で12万円も手元にお金が残る様になったというわけです。

非課税世帯になるのは難しくても、均等割世帯ぐらいに住民税を下げることができれば、恩恵はすごいですよね。

3.就学援助が受けられる

これまた自治体によって内容や金額が違ってくるのですが、就学支援制度というものがあります。

低所得の家庭の(小中学校の)子供に給食費、学用品、宿泊行事などの経費を援助する制度です。

大阪市では非課税世帯だけが就学援助の対象ですが、名古屋市なら所得基準額は二人世帯で246万5千円(給与所得者の収入額376万円)以下が対象です。

給与額が376万円ですから、ある程度収入が低ければ対象になるんです。

ゼニー簿の住んでいる自治体でも、ある程度の収入があっても就学援助の対象でしたので、フルタイムで働いていた時もずっと就学援助が適用されていました。

小中学校で必要な金額すべてが補填されるわけではありませんが、給食費の毎月5000円程度が支給されるだけでも、年間6万円!

小学校のの6年間になれば36万円ですから、決してバカにできる金額ではありません。

4.国民保険料が安くなる

もし、会社の健康保険ではなく、国民健康保険に加入している場合。

住民税を下げれば、国民健康保険も安くなります。

フルタイムで仕事をしていたときは会社の保険に月15,000円ほど払っていましたが、今は国民健康保険で月額4000円ほど。

まぁ、所得がそれだけ少ないということですけどね。(笑

そして、あなたがサラリーマンで会社の健康保険に入っている場合。

保険料はさがらないかもしれませんが、サラリーマンでも節税すれば、所得税自体が下がるので年末調整でお金は戻ってきますよ。

5.高校授業料無償、奨学給付金の対象に!

「高校授業料無償化」の対象は、大阪の場合は住民税が507,000円未満となっています。

そう。全員が無償化の対象ではないということです。

まぁ、住民税が507,000円未満は年収で換算すると910万円以下ですから、かなり高所得でないと対象外にはなりませんが。

でも、住民税が非課税の世帯では、「高校授業料無償化」の他にも、奨学給付金という制度が適用になります。

高校の奨学給付金とは?

住民税が非課税の場合、申請すれば奨学給付金をもらえます。

なんと、この奨学給付金は、返済不要!

【非課税世帯・世帯全日制(第一子)】
・国立・公立高等学校等に在学する者:年額8万800円
・私立高等学校等に在学する者:年額8万9,000円

【非課税世帯・世帯全日制(第二子以降)】
・国立・公立高等学校等に在学する者:年額12万9,700円
・私立高等学校等に在学する者:年額13万8,000円

この奨学給付金も「住民税」の金額で決まるわけですから、節税することで大きな差になる家庭も出てくるのです。

6.大学無償化と給付型奨学金の対象に!

高校と同じく、大学でも低所得世帯では授業料の無償化が始まりました。

また、授業料が無料になるだけではなく、子供の生活費を補助する給付型の奨学金(返済不要型の奨学金のこと)も支給されるようになったんです。

収入が少ないシングルマザーでも、子どもを大学に通わせることができるかも!

というのも、こちらもやはり「住民税」が非課税か、非課税世帯に準ずる世帯が対象になっているんです。

やっぱり節税が大切なことが分かりますよね!!

詳しくは、大学無償化と給付型奨学金とは?母子家庭が対象になるためにどうするべきか参照のこと。

7.児童扶養手当の金額が上がる

シングルマザーなら、ひとり親家庭(母子家庭)がもらえる「児童扶養手当」が適用になります。

ただ、所得制限があり、所得(住民税の金額)によって貰える金額も決められています。

ゼニー簿の場合は子どもが二人いる母子家庭なので、満額なら毎月53,050円もらえるのですが、フルタイムのときは15,000円ほど減らされていました。

母子家庭は下手に収入が上がると、児童扶養手当が減らされて、結局手元に残るお金が少なくなる・・・という訳の分からないことになったりします。

もちろん、ガンガン稼げる高収入の人は手当を気にせず働くべきだと思いますが、無理しない範囲で働くというのもありだと思います。

だって、働いて家のことも1人でやらないといけないんですから。

利用できるものは利用しましょう!

8.公営住宅の家賃が下がる

ゼニー簿のように公営住宅(府営住宅)に住んでいる場合。

公営住宅(府営住宅)の場合は、もともと家賃は低く設定されているのですが、更に安くなる「減免措置」という制度があります。

住民税の金額が低ければ、減免申請すれば、減免されて家賃が安くなるんです。

非課税世帯までいかなくても、所得が低い場合は「減免」の対象になる場合があるので、母子家庭はダメ元でも申請するのをおすすめします。

低所得者には、本当にありがたい制度です。

シングルマザーは節税して、生活をラクにしよう!

所得が低いシングルマザーにとって、子供の教育費は頭の痛い問題です。

でも、上記で紹介した8つのうち、6つは教育費に関することです。

今は親の所得が低くても、いや低いほうが(苦笑)、子供の教育費にお金がかからない制度が揃っています。

まず、節税できることはとことんやることからはじめましょう。

ゼニー簿もやっている節税方法は、下記で紹介していますよ。↓↓

シングルマザーの資産アップ術!お金が簡単に増える節税方法



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