給料が増えなくても、お金が増える方法がある。
それが、節税です。
特にシングルマザーは子供がいるので、節税すると効果が大きい!
シングルマザーがやるべきカンタンな節税方法を教えます。
節税すれば、社会保障制度が利用できる
払っている税金が少ないと、この国ではいろんな社会保障が利用できます。
低所得シングルマザーが節税して得する8つのこと
節税することで、あなたが利用できる社会保障制度が増える可能性があるのです。
だから、もともと給料が低いことが多いシングルマザーこそ、節税が大事なんです。
シングルマザーがやるべき6つのラクラク節税法
シングルマザーならやるべき節税法を8つ紹介します。
「節税法1」以外は、シングルマザーでなくてもできる節税方法なので、まだやってない人はやりましょう!
どれも慣れてしまえば、簡単にできることばかりですよ。
節税法1:寡婦控除を利用する
シングルマザーは「寡婦控除」という税金の優遇措置を利用できます。
さらに、合計所得金額が500万円以下に当てはまるなら「特別の寡婦」として35万円の税控除が利用できるのです。
「寡婦控除」とは?
国税庁サイト 寡婦控除とは
夫と死別、または離婚した後で再婚していない女性で、扶養親族がいる人又は生計を一にする子がいる人の「所得控除」です。
控除額は27万円です。
「特別の寡婦(合計所得金額が500万円以下)」なら、35万円が控除されます。
サラリーマンなら、年末調整で配られる「扶養控除申告書」の書類に「寡婦」または「特別の寡婦」にチェックを入れるだけです。
たったそれだけで、35万(または27万)円の所得分も税金が安くなるのです。
所得35万円分の税金ということは、
所得税:350,000円☓5%(最低所得税率)=17,500円
住民税:350,000円☓10%=35,000円
合計 52,500円です。
シングルマザーという時点で、年間52,500円はお金が増えるんですよ。
カンタンで、お得です。
節税法2:iDeco(イデコ)に加入する
個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)に加入すれば、積立分が「小規模企業共済等掛金控除」として所得から差し引かれます。
簡単に言うと、積立した個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)の積立分は、税金が免除されるということです!
会社員の上限額の月額23,000円の個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)に入っていれば、
所得税:23,000円☓12ヶ月☓5%(最低所得税率)=13,800円
住民税:23,000円☓12ヶ月☓10%=27,600円
合計 41,400円
合計41,400円の税金が戻ってくるわけです。
1年で41,400円の収入が増えたことと一緒なんです。
イデコについての詳しいことは↓
年利15%!?老後資金はiDeco(イデコ)運用が めちゃめちゃ得な理由
節税法3:生命保険に加入する
基本的に「生命保険」や「医療保険」は不要です。
理由は→生命保険・医療保険が要らない3つの理由
ただし、目的が「節税」の場合は話が別です。
世の中の保険の多くはボッタクリ保険ばかりですが、中には「節税」にピッタリの損しない保険も存在しています。
さて、保険加入がなぜ「節税」になるのか?です。
生命保険料は「生命保険料控除」として、所得額を控除できるのです。
年間の支払保険料等 | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 支払保険料等の全額 |
20,000円超 40,000円以下 | 支払保険料等×1/2+10,000円 |
40,000円超 80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
年間に支払う保険料によって違いますが、最高で40,000円が所得から控除されるのです。
最大で40,000円分は非課税ということです。
所得税:40,000円☓5%(最低所得税率)=2,000円
住民税:40,000円☓10%=4,000円
合計 6,000円
6,000円もの税金が戻ってくるわけです。
もちろん、損しない保険に入る前提ですよ。
明治安田生命「じぶん積立」がおすすめ
明治安田生命の「じぶん積立」は、保険嫌いのゼニー簿も納得の生命保険です。
返戻率100%で、絶対に損することはない生命保険です。
まさに、節税の「生命保険料控除」を利用するのにピッタリの保険なんです。
詳しくは、税控除のための保険?保険嫌いが「じぶんの積立」に加入する理由参照
節税法4:個人年金保険に加入する
生命保険と同じように、個人年金保険も「生命保険料控除」として所得額を控除できるのです。
年間の支払保険料等 | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 支払保険料等の全額 |
20,000円超 40,000円以下 | 支払保険料等×1/2+10,000円 |
40,000円超 80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
年間に支払う保険料によって違いますが、最高で40,000円が所得から控除されるのです。
最大で40,000円分は非課税ということです。
所得税:40,000円☓5%(最低所得税率)=2,000円
住民税:40,000円☓10%=4,000円
合計 6,000円
保険と同じように、6,000円もの税金が戻ってくるわけです。
JA共済の「JA共済ライフロード」がおすすめ
JA共済の「JA共済ライフロード」も、個人年金保険ではとても優秀な商品です。
一定期間加入していれば、絶対に損しない年金保険です。(条件は人によって違います)
個人年金保険の中では「生命保険料控除」を利用するのにピッタリの保険なわけです。
詳しくは、「JA共済ライフロード加入!」個人年金保険料控除で節税します参照
節税法5:医療控除を申請する
使える人は限られる節税方法になりますが、医療費が10万円以上になれば「医療費控除」を利用できます。
(※総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額以上の医療費)
シングルマザーの場合は、「医療費助成」が適用になるので純粋に病気で医療費が10万円以上になることは(ほぼ)ないかもしれません。
ただ、中には「子供の歯科矯正」のような保険適用外の治療もあるので、そういうときには必ず利用しましょう。
歯の矯正に20万かかったとすれば、
所得税:(200,000円-100,000円)☓5%(最低所得税率)=5,000円
住民税:(200,000円-100,000円)☓10%=10,000円
合計 15,000円
15,000円の税金が戻ってきます。
節税法6:配当控除を利用する
株式投資等で配当金をもらっている場合、「配当控除」を利用できます。
ゼニー簿も、インデックス投資と併用で、配当投資をしています。
確定申告すれば天引きされていた税金が戻ってくるんです。
配当金の源泉徴収税率は、合計20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%)です。
しかし、申告すれば、「配当控除」を利用できて、しかも収入が低ければ所得税率も5%に下がります。
税金が戻ってくるわけです。
詳しいやり方は→シングルマザーでも簡単!配当控除の確定申告の書き方
節税でお金が増える
紹介した方法は、国も認めている節税方法です。
でも、国も役所も税務署も節税方法を教えてはくれません。
自分で調べて実践する人だけが、得できるんですよね。
やってみると簡単なのですが、サラリーマンをやっていると「確定申告」をしないので、みんな知らないんですよね。
ゼニー簿は節税を上手に利用して、今は配当金で生活しています。
まぁ、節税だけではなく、生活費を極限まで下げているからできるのですが・・・・。(笑
ゼニー簿のように「節約」「投資」「節税」の3つを利用すれば、資産はどんどん増えますよ。
資産7000万円のシングルマザー直伝!お金を貯める7つの方法