節税でおすすめの個人年金保険「ライフロード」に加入しました。
自分のライフプランに合わせて
「年払い」「払込終了年齢」の加入条件を調整するのが
一番お得だと分かりましたのでご紹介します。
個人年金保険 ライフロードとは
個人年金保険料控除が受けられる年金保険。
医師の健診が不要なため手軽。
将来の金利アップにも対応できる利率変動型で
預金よりもいい利率で老後に備えることができる保険といったところでしょうか。
ライフロードの何がいいの?
保険不要論者のゼニー簿がなぜ保険を検討しているかというと、
単に「個人年金保険料控除」枠を使いたいからです。
簡単に言うと、「節税のため」。
その中でもライフロードは
「元本が減らず、定期預金よりも良い利率で運用できる可能性がある」
ということでしょうか。
初めの5年は0.5%の利率ですが、
6年目以降1年毎に利率を見直してくれるので、
今後金利が上がることがあっても大幅に損はしません。
また、6年目以降の最低保証利率は0.75%なので、
金利が上がらなくても銀行に預けているよりはいいということです。
ゼニー簿的には年金を考えるならライフロードがおすすめ!というより、
節税を考えている人にはおすすめという商品ですので、勘違いなさらないように。
※年金を考えるなら、iDecoを活用しましょう!
年利15%!?老後のお金を貯めるなら確定拠出年金(iDeCo)がいい理由)参照
ライフロードのデメリット「返戻率」
今回何を迷っていたかというと、
以前節税のために加入した生命保険「じぶんの積立」は
いつ解約しても返戻率100%なのに対して
ライフロードの返戻率は11年目にならないと100%以上にならない
(10年間は解約すると元本を割ってしまう)ということでした。
※税控除のための保険?保険嫌いが「じぶんの積立」に加入する理由参照
10年以上働く自分が想像できなかったからです。
「節税」を目的として加入する以上、
働かなくなって税金を収めないと保険加入の意味がなくなります。
しかし、払込年数を少なくすることで返戻率100%になるまでの期間が短くなることが分かりました。
ゼニー簿の加入した保険条件
ゼニー簿は以下の条件で加入しました。
払込終了年齢:55歳
共済金払込期間:12年
支払い方法:年払い 57,000円
まず税制特約を受ける条件は以下の3つを満たす保険になります。
一般的には②の部分を深く考えずに
「60歳まで払う」と設定する人が多いようですが、
ゼニー簿は②を最低限の10年にしたいとお願いしました。
しかし、払込終了年齢は50歳から5歳刻みでの設定可能ということで、
現在43歳のため55歳までの合計12年の払込期間になりました。
そうすると50歳である8年目には返戻金が100%になるのです。
加入期間 | 年齢 | 支払累計額 | 解約返戻金(0.75%) |
1 | 43 | 57,000 | 53,000 |
2 | 44 | 114,000 | 109,000 |
3 | 45 | 171,000 | 166,000 |
4 | 46 | 228,000 | 223,000 |
5 | 47 | 285,000 | 280,000 |
6 | 48 | 342,000 | 338,000 |
7 | 49 | 399,000 | 397,000 |
8 | 50 | 456,000 | 456,000 |
9 | 51 | 513,000 | 515,000 |
10 | 52 | 570,000 | 575,000 |
11 | 53 | 627,000 | 635,000 |
12 | 54 | 684,000 | 696,000 |
50歳までのあと7年は働くと決めているので問題ありません。
結局55歳まで働くことになっても保険の払込は55歳までなので、
節税が可能です。
この条件であれば早めのリタイアを目指す40代ゼニー簿でも安心して加入できます。
即日、加入してまいりました。
加入の際に気をつけること
ライフプランと加入条件を合わせよう!
節税目的で加入する場合、いつまで支払い続けるか(いつまで働くか)?で
加入条件は大きく違い、返戻率100%になるまでの期間も違ってきます。
払込終了年齢は50歳から5歳刻みで70歳まで設定が可能です。
自分のライフプランにあった加入条件になるように相談しましょう。
年払いにしよう!
ライフロードは、月払いと年払いが選択可能です。
節税目的で加入する場合、年払いで金額を設定しましょう。
ゼニー簿は住民税を控除額いっぱいまで節税したいので、
年払い57,000円に設定しました。
月払いにすると5000円☓12ヶ月=60,000円
と3千円無駄に支払わなくてはならなくなります。
自分が控除額をいくらに設定するのが一番得なのかは、
収入によっても違ってくるので計算した上で年払いにしましょう。
クレジットカード支払いがお得
ゼニー簿が加入したJAでは残念ながら
クレジットカードの利用は対応していませんでしたが、
ライフロードは「クレジットカード支払いOK(取扱店舗のみ)」になっています。
クレジットカードで支払えばその分ポイントもつくので、
クレジットカード払いにできる店舗で加入する場合は、
ぜひクレジット払いにしましょう。
個人年金保険加入で、4,512円の節税に!
所得税の節税額 1,712円
年間の支払保険料等 | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 支払保険料等の全額 |
20,000円超 40,000円以下 | 支払保険料等×1/2+10,000円 |
40,000円超 80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
控除額:57,000円☓1/4+20000円=34,250円
節税額:34,250円☓5%=1,712円
住民税の節税額 2,800円
年間の支払保険料等 | 控除額 |
---|---|
12,000円まで | 支払保険料等の全額 |
212,000円を超え32,000円まで | 支払保険料等×1/2+6,000円 |
2,000円を超え56,000円まで | 支払保険料等×1/4+14,000円 |
56,000円を超える場合 | 一律28,000円 |
控除額:28,000円
節税額:28,000円☓10%=2,800円
節税額合計 4,512円
所得税節税額1,712円+住民税節税額2,800円=4,512円
今回個人年金保険に加入したことで、
今年から4,512円の節税が出来ることになります。
4512円/57,000円*100=7.9%
7.9%の利率で節税できるということですね。いぇい!(←喜び方が昭和
先に入った生命保険料控除(税控除のための保険?保険嫌いが「じぶんの積立」に加入する理由)と合わせると9,312円の節税です。
少額でも積み重なると結構な金額になってきます。
節税のことも考える機会になればと思います。