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株主優待に釣られるのは危険!すかいらーくを教訓に

更新日:

ゼニー簿もいくつか優待株を所有しています。

すかいらーく株(3197)の株主優待は
利回りもいいし、お店が沢山あり便利なので人気があり
ゼニー簿も「機会があれば購入を」と考えていました。

しかしながら、今回の減配発表により大きく株価を下げ
優待株の「優待券」だけに釣られて購入するのは
やめたほうがいいという教訓です。

すかいらーくの配当と株主優待について

すかいらーくは「調整後当期利益ベースで40%の連結配当性向を目標」
にすると謳っています。

また、人気の株主優待券(食事券)も利回りが高いため
すかいらーくのHPでは予想配当利回り「約6%」と掲載しています。

保有株式数別優待券贈呈金額

  • 100株~299株: 年間6,000円分
  • 300株~499株: 年間20,000円分
  • 500株~999株: 年間33,000円分
  • 1,000株~: 年間69,000円分

6%と聞くと、とても魅力的な株に思えますので
ゼニー簿も機会があれば買いたいな・・・と考えていましたし、
大半の個人株主さんもその利回りの良さに
惹かれて購入していると考えられます。

配当減配が発表され、株価は1553円→1425円へ

2018年2月14日の決算発表で売上は伸びているものの
営業利益、当駅純利益ともに前年を割りました。

当然ながら「当期利益ベースで40%の連結配当性」を
歌っているので、減配になったようです。

前期より1円の減配、予想より2円の減配です。

100株にすると減るのは前期より100円減っただけなのですが、
株価は前日終値の1,553円から1,425円に急落しました。

予想より売上が良くなかったことも影響しているようで
128円も株価が急落したわけです。
(地合いの悪さもあるとおもいます)

100株だと100円の減配で、12,800円下げたわけですね。

怖い。

「優待」につられた個人投資家が多い分、
理由があって下げ始めると「売りが売りを呼ぶ」ことになるようです。

これが、業績が悪くて優待撤廃なんてことになると
すごい下げになるんだろうな。。。と思うと怖すぎます。

優待銘柄は購入の際によく考える必要があるようです。

ゼニー簿の優待銘柄購入の基準(自分への戒め)

ゼニー簿も食事優待目当ての株をいくつか所有しています。

しかしながら、いくつか自分で購入の基準を決めていますので
紹介したいと思います。

  • 優待券がなくても、食べたいと思える美味しいレストランなのか
  • 自分以外の人も「美味しい」と思っているか
  • これから店が増える可能性があるか

優待券がなくても食べたいか

すかいらーくはこの点で躊躇して、購入に踏み切れませんでした。

「優待取り」で株主優待券で食事を何回か楽しんでいますが、
「株主優待券がなくても行くか?」と聞かれると
「はい!」とは答えられなかったからです。

やっぱりレストランですから、自身を持って「美味しい!」と
思えるところでないと株も自信をもって保有できません。

そういう意味で、多少コストを掛けても
「優待取り」を活用するのが正しいのかもいれません。

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自分以外の人も美味しいと思ってるか

ゼニー簿の舌が確かなわけではありませんから、
自分以外の人も「美味しい」と思っているか?は重要だと思います。

株の購入前には「食べログ」などの口コミを幾つか見て
美味しいと感じている人が多いと来客してくれる人も増えるはずです。

なのでレストランのエゴサーチをするようにしています。

あとは身近な人に聞いてみるのもいいかと思います。

そういう意味でブロンコビリー(3091)は
子どもたちも「また連れて行って!」と言われたので
自信をもって保有しています。

株主目線でブロンコビリー(3091)の口コミと評価

これから増える店なのか?

やはり株には「成長性」が求められると思います。

すでに「誰もが知っていて、誰もが行ったことがある」ぐらい
店舗数がある店だと、将来的に大きな成長を求めるのは
難しいと思います。(海外進出という方法もありますが)

そういう意味で、また地味に知られていないレストランで
これから増えそうな店か?は重要なポイントだと考えています。

優待株は「優待」だけに釣られると危険です

ゼニー簿自身にも言えることなのですが
個人投資家はついつい「優待」のような「おまけ」に
釣られがちです。(笑

株は本来、株自体の値上がりや配当によって
利益を得るためにリスクを犯して投資するものです。

それが優待のような食事券や商品などの「おまけ」があると
ついついそっちに目がいってしまいがちに。

「今ならポイント10倍!」と言われて
ついついポチってしまう心理と似ているのか
人間って「おまけ」に弱い。

優待株は人間のそんな心理を上手に利用して
株価を操作しているところもあるということなのです。

外食したければ本来は、
配当や売買益で食べに行けばいい。

「優待取り」を上手に利用する方法もあります。

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くれぐれも「おまけ」だけに釣られて購入するのはやめようね!
という自分への戒めも含めたオチなのですが、
ついでに言うと、決算の度に業績にアンテナを張るのは
株の初心者にとっては結構大変なことです。

個々の会社の業績を気にしなくてもいい
インデックス投資はそういう意味でも
投資初心者にはぴったりな投資法ですよ。

無理せずインデックス投資から始めてみましょう。

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