もうサラリーマンではないので、個人事業主として確定申告しました。
確定申告するにあたって、徹底的に税金のことや、低収入者の様々な控除や減免制度を調べると・・・。
フルタイムの正社員で精神的にも肉体的にも無理して働くより、パートの方がいいのではないかい?と思ったというお話です。
母子家庭で収入が低いほうが得なこと
母子家庭ではなくても、収入が低い家庭を援助する制度がいくつかあります。
当然ですが、収入が低いと取られる税金も少なくて済みます。
収入が低いほうが得なもの(支払う金額が安いor貰える金額が高い)は以下の通り
- 児童扶養手当(片親の家庭のみ)
- 学童保育の料金
- 公営団地の家賃
- 住民税
- 所得税
- 健康保険料
- 雇用保険
- 配当金
児童扶養手当は収入が高いと減額される
前職でもらっていた給料は手取りで22万ほどで、決して高くありませんでした。
それでも、児童扶養手当に関しては「収入が高い」とみなされ、減額されていました。
子供二人で満額なら月額52540円ですが、約15,000円ほど減額されていました。
金額の算定は8月時点で前年の所得で計算されるので、まだ減額されたままですが、昨年は収入が低かったので今年は満額もらえるはずです。
非課税世帯なら、学童保育は無料
ゼニー簿が住んでいるところでは学童保育は無料ではありません。
住民税が非課税世帯以外は、有料です。
去年の収入は低く、今年は非課税世帯になるので無料になります。
所得で減免される公営団地
ゼニー簿が現在住んでいるのは公営団地です。
もともと家賃は低いのですが、住民税が非課税になるぐらい収入が低ければ、更に減免されます。
今年は非課税世帯なので、家賃は更に安くなるんです。
非課税世帯で、住民税はゼロ
住民税が非課税になる所得額は住んでいる市町村で違いますが、ゼニー簿は今年は収入が低かったので非課税世帯になります。
「非課税」世帯というぐらいですから、住民税は0円です。
働いていたときは5.5万円ほど支払っていたので、5.5万は得(?)になります。
非課税で、所得税もゼロ
医療費控除、社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除(イデコ)、生命保険料控除、地震保険料控除、寄附金控除、寡婦控除、基礎控除、配当控除。
ありとあらゆる控除を利用して節税しているので、所得税はかかりません。(まぁ、収入自体が少ないんですが。笑)
低所得で、健康保険料は減免
現在は国民健康保険なので所得金額によって、保険料が決まります。
非課税世帯ですから、当然保険料も格安です。
無職のため、雇用保険はなし(笑
現在サラリーマンではなく、無職です。
当然、雇用保険はありません。
配当金の所得税は還付される!
所得が低いなら、確定申告をすれば配当金の所得税分は還付されます。
非課税世帯なら当然所得税はかかりませんので、先に特定口座で引かれていた所得税は還付されました。
配当投資を始めたのは年末近くだったので、配当金額もさほど高くありません。
それでも途中まで会社員として徴収されていた所得税と合わせて、7万ほど還付されました。
もちろん、住民税は配当金が収入によって変わる総合課税ではなく、分離しました。
無理して働くことなくない?非課税世帯も悪くない
「そろそろ、再就職を」と思っていたのですが、税金のことを理解するうちに無理してフルタイムで働くメリットがあまりない気がしてきました。
非課税でいられる所得範囲のパートタイムで働くほうが、精神的にも身体的にも楽です。
もちろん、スゴイ高収入で働けるような人なら、フルタイムでガンガン働いたほうがいいでしょう。
でも、40代なかばのシングルマザーのゼニー簿が働けるような所は、月給20万(額面)がいいところです。
それも、年間休日105日とかで休日も少ない中小企業ばかり。
そんなところで無理して働くより、気楽にパートしてるほうが得なことが多いような・・・・。
パートと正社員を比較してみました
パートと正社員(フルタイム)どっちがいいんだろう?
最近実際に応募しようかと考えている2つの会社を比較してみました。
概算なので、実際の額とは違うかもしれませんが下記のようになりました。(年金については換算してません)
(非課税でいられる)パート | 社員 | |
勤務 | 週4の9:00-17:30 | 平日8:30-17:30 月1の土曜出勤 |
休み | 土日祝+週1 | 土日祝 |
年間休日 | 165日ぐらい | 105日 |
年間給与 | 170万 | 285万 |
非課税世帯より 多くなる年額支出 | 5万円 (非課税世帯だが、国民健康保険から抜けるため) | 55万円 |
手取り総額 | 165万 | 230万 |
手取り月額 | 137,500円 | 191,600円 |
もちろん、フルタイムで働いたほうが手元に入るお金は多いですが、労働時間も長いです。
年間で60日も多く働かなくてはならない。(た、耐えられん。笑
年間65万収入を上げるために60日多く働くとすれば、休みは10,833円/日の価値というわけです。
うん。1日10,833円払っても、休みたい!(爆
無理しないゆるい生き方も、ある。
ツイッターでは年収1000万にステップアップする転職術を最近よく目にします。
皆さん、年収500万なんて普通といった感じです。
でも、残業はできない、授業参観等の学校行事にも参加したいシングルマザーには無理な話です。
残業なし、家から近い所・・・と選べる選択肢が少なすぎます。
自分のできる範囲の最良の人生戦略は何か?と考えた時、今のゼニー簿には「時間」が何よりも大切です。
だって、仕事以外に家のことも1人でこなさないといけないから。
配当等の収入も確保している今、無理してフルタイムで働いてストレスと疲労を貯めて、倒れても困ります。
だって、子供の親は私一人なんですから。
税金のことを勉強したことで、無理しないゆるい働き方、生き方もアリかな?と思い始めました。
月15万の生活費だからできる、人生戦略
それでも、「全然余裕でやっていけるんじゃない?」と思えるのは、生活費が月15万と低いからなんですよね。
親子3人で月15万で生活していける自信と実績。(←なに自慢?笑
パートの非課税世帯で得られる収入でもギリギリ生活可能です。
それに、ゼニー簿には年間120万配当金や月数万円のブログ収入万円もあります。
全部足しても年間所得は多くて250万以下と低いですが。(笑
それでも、生活費が低いので、半分は投資や貯蓄に回せます。
これって、すごくないですか??
パートで14万の収入でも、その他の収入や手当で最低でも月15万は投資に回せます。
十分じゃないでしょうか。
年収500万以上あっても、月15万を貯蓄や投資にまわせる家庭はどれぐらいあるでしょうか?
やろうと思えば余裕でできる収入ですが、収入が多い人は支出も多いですからね。
もしかしたら、ゼニー簿のほうが余裕のある生活を送ってるかもしれない。
無理しなくても15万で生活できる方法もある
月15万で生活なんて聞くと、「人生1回だけなのに、セコセコ生きていたくない」と思われるかもしれませんね。
でも、実際にそんなにセコセコ節約しなくても15万で生活できるんですよ。
毎月外食もしていますし、食費をケチったりもしていません。
ただ、株主優待を利用しているだけ。(笑
毎年海外旅行にだって出かけています。
今年はGWは10日間の台湾旅行に行く予定です。
ただ、LCCを利用して自分で手配しているだけ。(笑
2019年GW 9泊10日子連れ台湾旅行(小琉球・嘉義)計画
子供の教育にだって力を入れています。
ただお金をかけてないだけ。(笑
そして、なによりも固定費を削減しているので、無理なく節約できてるんです。
資産7000万円のシングルマザー直伝!お金を貯める7つの方法
そして、これからは合法的な「節税という節約」で更に節約していくつもりです。
パートの面接がんばります。(笑