公営の団地がある公立中学や小学校はレベルが低いのか?
実際に住んでいるので、正直に言えば「レベルが低い」と断言できます。
ただし、一方で一部すごく優秀な子もいて、結局は家庭環境次第だと感じています。
(以前は「誰でも入居できる団地」に住んでいました)今は「公営団地」に住んでいるゼニー簿が、公営団地の学区の公立中学、小学校へ転校したことで感じたことを書いてみました。
公営団地のある学区は、ヤンキー率が高い
公営団地がある学区の小中学校はヤンキー率が高いです。
公営団地がある学区の子で、昨年度は数名ですがお化粧をして小学校に行く子がいました。
中学校なら校則があるので、先生が化粧して登校することを注意できますが、小学校には校則がないので先生たちもどうすることもできずに「お手上げ」といった感じでした。
彼女たちはSNSにも小学生として投稿していたので、「やばい小学生」としてまとめ記事などで紹介されていたほどです。(苦笑
住む場所は数百メートルしか離れていませんでしたが、同じ団地でも「公営団地」の学区になるとこれほど差が出るの?と思いましたね。
公営団地のある学区は、偏差値が低い
長女が通う中学校は、中学周辺の3つの小学校区の子が合わさっています。
その1つの小学校区が、「公営団地」の学区になります。
定期テストの結果を聞くと、「公営団地」に住む子は点数が極端に低い子が多いです。
10点とか、30点とか、普通です。
テストには来ても、(分からないので)何も書かずに提出して0点を取る子もいます。
そう。ビックリするぐらい成績の悪い子が多いんです。(その一方で、すごく成績がいい子がいます)
普通の学区の子なら、平均点あたりの子が一番多く、点数が低くなるにつれて少なくなり、同様に点数が高くなるに連れて少なくなりますよね。
でも、公営団地に住む子は、ビビるほど点数が低い子の割合が異常に多くて、通常の正規分布の線の山(実線)と比べると低いなだらかな山の標準分布(破線)になっている感じです。
3つの学区が合わさっているので、学校全体の標準偏差の山は通常と変わらないですが。。。
正式なデータを取ってる訳ではありませんが、長女のクラスメートの点数報告からは、公営団地の学区の偏差値は低いと言えると思います。
公営団地の教育環境は良くない
公営団地に住む人は所得制限があるので、世間的にいう生活レベルが低い位置に属しています。
実際に住んでみて、モラルがない人の割合が多いと感じています。
そうなると、子供の教育に関心がある人の割合も低いのでしょう。
当然、子供の成績は低くなります。
親の子供に対する関心度合いが高いほど、子供の教育環境もよくなるからです。
こんな親が子供の成績をあげる!親の収入や学歴の差ではなく、関わり方だった
公営住宅の学区は教育環境は良くない・・・というか、悪いと断言できます。(涙
結局は子供の成績は、家庭環境次第
こんな「劣悪」とも言える公営団地の教育環境をどうとらえるか?
通常なら、親として「子供を少しでもいい環境を」と考えるはずですから、公営団地に住むなんておすすめできません。
でも、公営団地に住む子は、ビックリするぐらい成績が悪い子が多い割に、ビックリするほど成績のいい子もいるのです。
結局は、その子次第、その家庭次第ということなんですよね。
「公営団地」という住環境が良くない地域でも、しっかりした家庭の子は成績も悪くないのですから。
家庭でしっかりと教育環境を整えて子供をフォローしていけば、防げる問題ではないか?と感じています。
実際、ゼニー簿の娘たちは成績は良いほうです。
公営団地に引っ越して、成績が落ちることもありませんでした。
それに、住環境の良い学区の子が全て点数が高いのか?と考えれば分かりますよね。
どの学区でも、必ず点数が低い子も存在するのですから。
公営団地の教育環境は、大きなデメリット
結局は家庭環境の及ぼす影響のほうが大きいので、団地の教育環境の悪さは、親の対応次第でどうにでもなる問題だとは言えます。
ただ、周りの友達に流されてしまう性格の子供の場合は、悪影響が大きいです。
そして、親自身も子供の教育環境が良くないことを前提で住む必要があるし、それなりの覚悟が必要になります。
家賃が安いのでゼニー簿は事あるごとに「団地住まい」をおすすめしています。
団地の家賃は相場よりいくら安い?月5万円の差で25年で1500万に!
でも、「家賃が安い」ことはそれなりのデメリットも伴うことを付け加えておこうと思います。
公営団地に住んで1年経って、長女友達の定期テストの結果を聞くたびにヒシヒシと感じているデメリットです。
団地に住むデメリットともいいきれませんので、紹介します。
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